Ginger Does'em All
Ginger does'em all | |
---|---|
活動期間 | 2003年 - 現在 |
公式サイト | hatenablog.com/ |
Ginger Does'em All(ジンジャー・ダズエム・オール)は日本のDJ、ダンス・ミュージック・クリエイター。
概要
[編集]ユニット名の由来は洋モノポルノビデオのタイトルから。2007年からのライブでは、パソコンを使って短いループを次々に重ねていくDJに近いスタイルを採用しているが、2011年以降は完全にDJにシフトし、ライブはほとんど行っていない[1]。
人物
[編集]1970年代のブラックミュージック全般、特にジャズ・ファンク、ディスコ、ファンクおよびモータウンやフィラデルフィア・ソウル、ラテン音楽、アフロビート、レゲエ(ダブ)、その他スティーヴ・ライヒやマヌエル・ゲッチングらのミニマル・ミュージックな音などからの影響を受けている[2]。近年は歌謡曲やJ-POP、アイドルポップに傾倒し、日本語曲専門のDJをメインの活動としていたが2015年よりDJは休止中。
菓子と日本酒に対する思い入れが強く、SNSでは音楽よりも菓子と日本酒に関する記述の割合のほうが多い[3]。かつてはイベント出演の際、来場者に手製の菓子(マカロンなど)を振舞うこともあった[1]。
略歴
[編集]2003年にBLUNSTONE INC.より1stEP"Echo Free"をリリース。翌2004年に2ndEP"Fever in Rhythm"発売。同年タワーレコードのフリーペーパーbounceに「bounceが選ぶ、2004年の名盤・定盤」として掲載[4]。2005年には初のフルアルバムとなる"nodes reversed on"をリリース。挑戦的な内容とジャケットが話題を呼ぶ。翌2006年からはDELIC RECORDSに移籍、コンピレーション・アルバムへの参加などを経て、2007年に3rdEP"Get It"をリリース。2008年には2ndフルアルバム"Sweet Brown Addicted"を発売。2010年にはネットレーベル〈Maltine Records〉より"Scissor Girl"、"君のうんこは僕のセンチメンタル"を立て続けに発表。以降不定期ながらブラックミュージックを基調とした実験的作品を発表し続けている。環境音楽、エレクトロ系の別名義「fuaa」および、いずれにも当てはまらない曲を発表するための名義「emptylogic」でも活動中。[5]
ディスコグラフィー
[編集]EP・single
[編集]- Echo Free!(2003年1月22日)(Spotify他で配信)
- Fever in Rhythm(2004年2月19日)(Spotify他で配信)
- Get It(2007年6月6日)
- Scissor Girl(2010年2月3日)(Maltine Recordsにてダウンロード可能)
- 君のうんこは僕のセンチメンタル(2010年5月5日)(Maltine Recordsにてダウンロード可能)
- 00(2016年1月16日)(bandcampにてダウンロード可能)※「emptylogic」名義
- maturation(2016年4月16日)(bandcampにてダウンロード可能)
- 01(2016年10月1日)(bandcampにてダウンロード可能)※「emptylogic」名義
- Summer Halation(2020年6月29日)(bandcampにてダウンロード可能)
- Organ Motion(2020年11月3日)(Spotify他で配信)※「fuaa」名義
- Old Memory(2020年11月30日)(Spotify他で配信)※「fuaa」名義
- Unconscious(2021年1月28日)(Spotify他で配信)※「fuaa」名義
- Smoke (2021年8月16日) (Spotify他で配信)
- Do you remember? (2023年1月20日) (Spotify他で配信)※Betty feat.Ginger does'em all名義
- Do you remember? feat.Betty -ethno mix- (2023年1月20日) (Spotify他で配信)
- Signs (2023年5月22日) (Spotify他で配信)※Betty feat.Ginger does'em all名義
- PORTAL (2024年1月29日) (Spotify他で配信)
フルアルバム
[編集]MIX CD
[編集]- Mizell Madness(2012年5月14日)
参加作品
[編集]- remix & remnant / folk squat(2003年3月)
- Synchronicity concept one WATER(2004年12月18日)
- DELIC RECORDS presents NUMBER PIECES 2(2006年9月20日)
- Serendipity / Pecombo(2007年3月21日)- ("十六夜"にリズムアレンジメントで参加)
- SOUND HOUSE (2010年2月24日)(Maltine Recordsにてダウンロード可能)
- We Love King of Pops (2010年12月25日)(bandcampにてダウンロード可能)
- recorded girls 2nd season (2011年8月)(特設サイトよりダウンロード可能)
- Japanese Juke&Footworks Compilation(2012年4月19日)bandcampにてダウンロード可能)
- EQRIPX(2012年12月31日)
- spa wars / トーニャハーディング(2014年3月15日)
- ベスト オブ ハバねこポッセ(2014年8月6日)
- Emergence: Bombycoidae / Asuka Tanaka (2015年1月1日)(bandcampにてダウンロード可能)
- Party Girl / Underboob(2016年10月10日)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “DELIC RECORDS”. delicrecords.net. 2023年10月22日閲覧。
- ^ 「[1]RSC040315 Radio307 インタビュー」
- ^ “skintight”. skintight (2023年5月26日). 2023年10月22日閲覧。
- ^ 「bounce.com」
- ^ 本人のブログ2016-04-16
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- skintight(本人によるブログ・はてなブログに引っ越し・旧ブログ)
- Ginger Does'em All(MySpace)