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grabss

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社grabss
grabss
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
154-0004
東京都世田谷区太子堂4-1-1
キャロットタワー 15階
設立 2012年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 6020001097672
事業内容 エンジニアリング事業・その他事業
代表者 下平誠一郎(代表取締役社長)
資本金 4億5736万円(資本準備金含む)[1]
従業員数 46名[1]
決算期 9月末
外部リンク 株式会社grabss 公式サイト (日本語)
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grabss(グラブス)は、東京都世田谷区三軒茶屋に本社を置き、Webサービスの企画・開発・運営を事業とする日本の企業。

企業概要

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2012年10月に代表取締役会長兼社長の下平誠一郎が創業。「grab a success」(成功をつかみとれ)が社名の由来。TIGET、THISIS、BIZMEEなど自社開発サービスを運営している。

主力サービスであるTIGETは、2013年11月にサービスを開始し、ライブアイドルやインディーズバンドからメジャーアーティストが導入している電子チケット販売プラットフォーム。

2022年12月にはチケットの流通総額(GMV)が累計160億円を超え[2]、2023年4月にはチケット申込枚数が累計800万枚を突破した[3]

主要サービス

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TIGET

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電子チケット販売プラットフォーム。従来紙が主流だったチケットをWebアプリケーションにより電子チケット化した。

その他にも、ライブ配信サービス「TIGET LIVE」や顔認証システム「FaceOpen」をはじめ、抽選販売、リセールなどの機能がある。サービス開始は2013年11月。

BIZMEE

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法人向け Web 会議システム BIZMEE(ビズミー)。議事録機能、画面共有機能、ホワイトボード機能を有する。

WebRTC 技術を採用し、サーバを経由しないP2P通信を実装。サービス開始は2014年9月。

沿革

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  • 2012年
    • 10月 - 横浜市緑区に資本金200万円で株式会社grabss(グラブス)を設立
    • 12月 - クラウドファンディング型芸人支援サイト『芸人ラボ』をリリース
  • 2013年
    • 01月 - 本社を横浜市青葉区しらとり台に移転
    • 05月 - 受託開発事業を開始、資本金を500万円に増資
    • 08月 - 東京都と共同で若者の消費者被害を防止する新たな消費者教育を開始
    • 11月 - 電子チケット販売サービス『TIGET』をリリース
  • 2014年
    • 09月 - WebRTC 無料Web会議サービス『BIZMEE』をリリース
    • 09月 - ファッションサンプルECサイト『SAMPLE BANK』をリリース
  • 2015年06月 - 本社を世田谷区駒沢に移転
  • 2016年02月 - タレント向け衣装販売サービス『WARDROBES』をリリース
  • 2017年06月 - 福岡オフィスを福岡市博多区博多駅東に開設
  • 2018年
    • 09月 - アーティストプラットフォーム『TIGET plus』をリリース
    • 12月 - インフルエンサーをプロデューサーとして迎えたアパレルブランド『UGOstyle』をリリース
  • 2019年
    • 03月 - 本社オフィスを増床、バイオメトリクス認証による情報表示システムの特許出願[4]、顔認識 AI(人工知能)Web システムを搭載したバイオメトリクス認証システム 「FaceOpen」を提供開始[5]
    • 07月 - 電子チケット販売サービス『TIGET』の動員数が延べ150万人、流通額が40億円を突破
    • 08月 - TIGET、チケット業界初 バンドルカード運営のカンムと業務提携
    • 10月 - 本社オフィスを増床
  • 2020年
    • 01月 - grabssデザインラボを台東区浅草に開設
    • 06月 - 第三者割当増資を実施、TIGET LIVE、複数映像結合・伝送技術を保有するGnzoと業務提携
    • 09月 - 福岡オフィスを福岡市博多区博多駅中央街に移転
    • 10月 - TIGET渋谷オフィスを渋谷区恵比寿西に開設、本社オフィスを増床
    • 12月 - 取締役会および監査役を設置
  • 2021年
    • 02月 - 第三者割当増資を実施[6]
    • 04月 - 監査役会を設置
    • 05月 - 本社を世田谷区三軒茶屋に移転
    • 08月 - 新しいインターネット電話サービス『THISIS』をリリース[7]
    • 10月 - 各種興行主催のK-PROと資本業務提携 及び 第三者割当増資引受(子会社化)[8]
  • 2022年
    • 11月 - THISIS、WEB電話システム、WEB電話用サーバ装置およびWEB電話用プログラムに関する特許を出願[9]
    • 12月 - TIGETの取扱いチケット流通総額 (GMV) が累計160億円を突破[10]
  • 2023年
    • 03月 - TIGET、タイ進出に向けてタイ国のバンコク週報と業務提携[11]
    • 04月 - 第三者割当増資を実施し、総額3億円の資金調達を完了[12]
    • 10月 - インターネット無料通話サービス「THISIS」事業を新設会社に事業譲渡
  • 2024年
    • 05月 - TIGET、初の海外展開としてタイでのサービス提供を開始完了[13]
    • 11月 - 本社を世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー 15階に移転

事業内容

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  • Webサービスの企画・開発・運営
  • Webシステム・ソフトウェアの受託開発

脚注

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出典

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  1. ^ a b grabss、2024年10月現在の情報”. 株式会社grabss. 2024年11月28日閲覧。
  2. ^ "TIGET、GMV累計160億円を突破!年成長は2.4倍に" (Press release). 株式会社grabss. 15 December 2022. 2023年6月8日閲覧
  3. ^ "TIGET、チケット申込累計800万枚を突破!コロナ禍以前から2倍に" (Press release). 株式会社grabss. 14 April 2023. 2023年6月8日閲覧
  4. ^ "grabss、grabss、grabss、バイオメトリクス認証による情報表示システムの特許出願" (Press release). 株式会社grabss. 13 March 2019. 2023年6月8日閲覧
  5. ^ "grabss、grabss、特許出願中の情報表示システムを活用した顔認証システム「FaceOpen」を提供開始" (Press release). 株式会社grabss. 27 March 2019. 2023年6月8日閲覧
  6. ^ "grabss、株式会社grabss 総額2.3億円の資金調達を完了" (Press release). 株式会社grabss. 16 February 2021. 2023年6月8日閲覧
  7. ^ "grabss、新しいインターネット電話サービス「THISIS」9月末まで無料提供~URLがあなたの電話番号。スマホにもうひとつの電話番号を~" (Press release). 株式会社grabss. 2 August 2021. 2023年6月8日閲覧
  8. ^ "grabss、各種興行主催のK-PROとの資本業務提携及び第三者割当増資引受(子会社化)に関するお知らせ" (Press release). 株式会社grabss. 4 October 2021. 2023年6月8日閲覧
  9. ^ "新しいインターネット通話サービス ボーダーレスフォン「THISIS」 新システムの稼働と特許出願のお知らせ" (Press release). 株式会社grabss. 1 November 2022. 2023年6月8日閲覧
  10. ^ "TIGET、GMV累計160億円を突破!年成長は2.4倍に" (Press release). 株式会社grabss. 15 December 2022. 2023年6月8日閲覧
  11. ^ "grabss、TIGETプラットフォームのタイ進出へ向けてBangkok Shuho社と業務提携" (Press release). 株式会社grabss. 31 March 2023. 2023年6月8日閲覧
  12. ^ "grabss、TIGET運営のgrabss、総額3億円の資金調達を完了" (Press release). 株式会社grabss. 18 April 2023. 2023年6月8日閲覧
  13. ^ イベントプラットフォーム「TIGET」、5月7日よりタイでのサービス提供を開始 | grabss Inc.”. 株式会社grabss(グラブス) (2024年5月7日). 2024年7月27日閲覧。

外部リンク

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