HTTP 451
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HTTP 451、またはエラーメッセージ Unavailable For Legal Reasons(「法的理由により取得不能」の意)は、HTTPプロトコルのエラー・ステータスコードの一つ。これは、政府に検閲されたウェブページのような、違法なリソースをユーザが要求したときに表示される[1]。その451という数字は、書籍が違法化された世界を描く1953年のディストピア小説『華氏451度』にちなんでいる[2]。HTTP 451 は HTTP 403(閲覧禁止)の、より狭義な変形といえる[3]。
HTTP 451 が表示される具体例として、安全保障上危険とみなされるウェブページ、著作権侵害、プライバシー侵害、不敬罪、そのほか法や裁判所命令への違反となるウェブページが挙げられる。
このステータスコードは2015年12月18日に IESG で承認された[4]。
脚注
[編集]- ^ “政府の検閲で消されたページを示す「451エラー」がスタート”. GIGAZINE (株式会社OSA). (2015年12月22日) 2022年2月19日閲覧。
- ^ Flood, Alison (2012年6月22日). “Call for Ray Bradbury to be honoured with internet error message”. The Guardian 2015年12月20日閲覧。
- ^ Ducklin, Paul (2013年8月19日). “HTTP error code 451: "Unavailable For Legal Reasons"”. Naked Security. Sophos. 2015年12月20日閲覧。
- ^ “Why 451?” (2015年12月18日). 2015年12月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 451 Unavailable For Legal Reasons - HTTP | MDN
- The Guardian: Call for Ray Bradbury to be honoured with internet error message
- BoingBoing: Error Code 451: an HTTP error for censorship
- Forbes: Yes, We Should Have the 451 HTTP Status Code
- 451unavailable.org
- Naked Security: HTTP error code 451: "Unavailable for legal reasons"
- RFC 7725: An HTTP Status Code to Report Legal Obstacles