Horos
開発元 | Horos Project |
---|---|
最新版 |
3.3.5
/ 2018年12月7日 |
リポジトリ |
github |
対応OS | macOS |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | 医用画像管理ソフトウェア |
ライセンス | GNU LGPLv3 |
公式サイト |
www |
Horos(ホロス)は、macOS 上で動作する DICOM ビューアである。
開発の経緯
[編集]macOS で動作するオープンソースの DICOM ビューアとしては OsiriX が有名であったが、普及するにつれ制限が加わり、商用版との機能格差が顕著になってきた。例えば、OsiriX はソースが公開され、64ビットでコンパイル可能であったが、同包して提供されているライブラリは32ビットでコンパイル済みのものであり、実質的な性能は32ビットに制限されていた。
このため、OsiriX ライクな DICOM ビューアの登場が望まれていた。
2013年、OsiriX 5.8 のソースコードをベースにして HOROSPROJECT.ORG[1]が中心となり、Horos が開発された。
名前の由来
[編集]エジプト神話に登場する Osiris 神の息子 Horus から。
Osiris の肉体は、彼の死後、引き裂かれ世界各地に散らばったが、息子 Horus はその破片を探し再構築することで Osiris の復活を願った。Horos という名は、この伝説に由来する。
コンパイル
[編集]Xcode に加えて CMake と pkg-config を準備することでビルド可能。
日本語環境
[編集]Horos 3.1 から「ja-JP.lproj」と云う日本語リソースが組み込まれていますがこの日本語リソースでは 2DViwer が動作しない問題がある。
Horos の環境設定で Global・Languages の「日本語(日本)」のチェックを外して再起動すれば(英語表記になるが) 2DViwer は動作する。
現在、「ja-JP.lproj」を廃棄して日本語リソース「ja.lproj」を新しく作成して組み込む作業が進んでいる。
脚注
[編集]- ^ “Horos Project – Free DICOM Medical Image Viewer” (英語). horosproject.org. 2018年5月7日閲覧。