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ハイブリッド・セオリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Hybrid Theoryから転送)
『ハイブリッド・セオリー』
リンキン・パークスタジオ・アルバム
リリース
録音 2000年3月6月カリフォルニア州ハリウッド北部のNRG Recordingsにて
ジャンル ニュー・メタル
ラップメタル
オルタナティヴ・メタル
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース ドン・ギルモア
リンキン・パーク アルバム 年表
ハイブリッド・セオリーEP
1999年
ハイブリッド・セオリー
2000年
リアニメーション
2002年
ミュージックビデオ
「Papercut」 - YouTube
「One Step Closer」 - YouTube
「Points Of Authority」 - YouTube
「Crawling」 - YouTube
「In The End」 - YouTube
「Cure For The Itch」 - YouTube
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『ハイブリッド・セオリー』(Hybrid Theory)は、リンキン・パークの1枚目のアルバム。2000年10月24日ワーナー・ブラザース・レコードよりリリースされた。

概要

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  • 日本盤はワーナーミュージック・ジャパンより2001年2月7日にリリースされた。日本盤にはボーナストラックとして「My December」と「High Voltage」が収録されている。
  • ビルボード・アルバムチャート (Billboard 200) 初登場16位、最高位2位。『ハイブリッド・セオリー』は瞬く間に成功を収めた。発売から1週目で、アメリカだけで5万枚を売り上げ、5週間後にはゴールドディスクに認定された。本作はビルボード200に105週連続でランクインし、2001年で最も売れたアルバムとなった。さらに、英国、スウェーデン、ニュージーランド、オーストラリア、フィンランド、スイスのトップ10内にもランクインし、グラミー賞3部門にノミネートされ、1部門で受賞した。アメリカでは2001年にもっとも売れたアルバムに認定されており、2002年にも5位のセールスを記録している[1]
  • プロデューサーはドン・ギルモア。
  • ベース担当のフェニックスは当時バンドを離れていたため、大半のベース・トラックはギターリストのブラッド・デルソンによってレコーディングされた。また、ベーシストのイアン・ホーンベック(「Papercut」など3曲を担当)やスコット・コーツィオル(「One Step Closer」を担当)が臨時で収録に参加している。
  • アルバム名の「ハイブリッド・セオリー」は、かつてリンキン・パークが名乗っていたバンド名である。
  • 現在までに3,000万枚以上のセールスを記録している[2]

20周年記念盤

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  • 『ハイブリッド・セオリー:20周年記念盤』を2020年10月9日にリリースすると発表された。同時に未発表のデモ曲「She Couldn't」も発表。
  • オリジナル収録曲をはじめ、リミックスアルバム『リアニメーション』、『Hybrid Theory EP』、そしてシングル曲の各種B面、デモ曲、ライブ録音、リミックスを収録[3]
  • さらに、ファンクラブ限定のレア音源や未発表曲、未公開ライブ映像やヨーロッパでのフルライブ映像を収めたDVD、未公開資料を集めたイラスト付きブック等をセットにしたスーパー・デラックス版もリリース[4]
  • リリース初週に17,000枚を売り上げ、ビルボード11位に再浮上。全米売上はトータルで1080万枚となっている[5]

収録曲

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  1. Papercut (3:05)
    アルバムからの3rdシングルで、2001年6月8日にリリース。イギリスでは最高14位を記録。
    ミュージックビデオの監督はジョー・ハーン、Nathan "Karma" Cox。
  2. One Step Closer (2:36)
    2001年2月13日米国)にデビューシングルとしてリリース。全米最高75位、イギリス最高24位、オーストラリア最高4位。
    ミュージックビデオの撮影はロサンゼルス市内にある、閉鎖された地下鉄のトンネルで撮影された。監督はグレゴリー・ダーク
    ちなみに元々の曲名は「Plaster」だった。
  3. With You (3:23)
    ダスト・ブラザーズがビートを提供している。
  4. Points of Authority (3:20)
  5. Crawling (3:29)
    アルバムからの2ndシングルで、2001年5月1日にリリース。全米最高79位、イギリス最高16位、オーストラリア最高33位。
    2002年グラミー賞ベスト・ハード・ロック・パフォーマンス部門を受賞した。
    ミュージックビデオの監督はBrothers Strause。
  6. Runaway (3:04)
  7. By Myself (3:10)
  8. In the End (3:36)
    アルバムからの4thシングルで、2001年11月20日にリリース。全米最高2位、イギリス最高8位、オーストラリア最高4位、ニュージーランド最高10位。
    ミュージックビデオにはCGIアニメーションが多く用いられた。2002 MTV Video Music AwardsのBest Rock Videoを受賞。監督はジョー・ハーン、Nathan "Karma" Cox。
    この曲の歌詞は、元々はリード・ボーカルのチェスター・ベニントンが創作したであった。
  9. A Place for My Head (3:05)
  10. Forgotten (3:14)
  11. Cure for the Itch (2:37)
  12. Pushing Me Away (3:12)

ボーナス・トラック(日本盤)

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  1. My December (4:22)
  2. High Voltage (3:47)

脚注

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  1. ^ https://nme-jp.com/blogs/8160/
  2. ^ https://headlinermagazine.net/headliners/chester-bennington-1976-2017.html
  3. ^ [1] Hybrid Theory 20th Anniversary / ハイブリッド・セオリー 20周年記念盤
  4. ^ [2] Hybrid Theory: 20th Anniversary Edition Super Deluxe Box Set / ハイブリッド・セオリー:20周年記念盤 スーパー・デラックス版ボックス・セット【輸入盤】
  5. ^ https://www.billboard.com/articles/business/chart-beat/9468985/linkin-park-hybrid-theory-album-sales-chart-john-lennon