IBM HTTP Server
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開発元 | IBM |
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最新版 |
V8.0 / 2011年4月
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対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | Webサーバ |
公式サイト | IBM HTTP Server |
IBM HTTP Server(IBM HTTPサーバー、IHS)は、IBMが提供しているWebサーバー(HTTPサーバー)。
概要
[編集]IHSは、Apacheソフトウェア財団のApache HTTP ServerをベースにIBMがカスタマイズしたHTTPサーバーで、メインフレームからx86システムまでのクロスプラットフォームで稼働する。バージョンにもよるが主な稼働環境は以下である。
IHSはWebSphere Application Server (WAS) の一部(コンポーネント)として提供されており、WASのライセンスを持っている場合は、WASの一部としてIBMがサポートしている[1]。 IHSは単独のソフトウェア製品としては販売されておらず、バージョンによっては無料でダウンロードして使用する事もできるが、その場合はIBMからのサポートを受けることはできない。
Apache HTTP ServerからのIBMによる拡張には、サポートするプラットフォームにもよるが、以下のようなものがある[2]。
- WebSphere 管理コンソールのサポート
- 複数のプラットフォームへの一貫したインストールを可能にするIBM InstallShield
- キャッシュ・アクセラレータのFast Response Cache Accelerator (FRCA)
- セキュリティに関する機能追加(Serverヘッダーの抑制や、TRACEの無効化などを行う追加のディレクティブの提供など)
- WASと連携するためのPluginモジュール
バージョン
[編集]- IBM HTTP Server V1.3.12 (2000年8月) - WebSphere Application Server V3.5に同梱。Apache 1.3ベース。
- IBM HTTP Server V1.3.19 (2001年6月) - WebSphere Application Server V4.0に同梱
- IBM HTTP Server V1.3.26(2003年1月) - WebSphere Application Server V5.0に同梱
- IBM HTTP Server V1.3.28(2004年1月) - WebSphere Application Server V5.1に同梱
- IBM HTTP Server V2.0.42(2003年1月) - WebSphere Application Server V5.0に同梱。Apache 2.0ベース。
- IBM HTTP Server V2.0.47(2004年1月) - WebSphere Application Server V5.1に同梱
- IBM HTTP Server V6.0 (2005年2月) - WebSphere Application Server V6.0に同梱。Apache 2.0.47ベース[3]。IHSのバージョン番号がWASに揃えられた。
- IBM HTTP Server V6.1 (2006年6月) - WebSphere Application Server V6.1に同梱。Apache 2.0.47ベース。
- IBM HTTP Server V7.0 (2008年10月) - WebSphere Application Server V7.0に同梱。Apache 2.2.8ベース。
- IBM HTTP Server V8.0 (2011年4月) - WebSphere Application Server V8.0に同梱。Apache 2.2.8ベース。
参照
[編集]- ^ 【FAQ】 IBM HTTP Serverのプロダクト・ライフサイクル
- ^ HTTP Server の主な相違
- ^ 【FAQ】 IBM HTTP Server(IHS)が対応するApacheのバージョン