inspire:tion
inspire:tion(インスパイレーション)は、日本の3人組バンド。
メンバー
[編集]- ゆうこ(ボーカル)
- 瀬木ヤコー(ギター、ボーカル、作詞作曲)
- 中越亮佑(ベース、エンジニア)
概要
[編集]1997年に高校の同級生だった瀬木と中越の2人に、中越と同じ大学に通うゆうこが加わり結成。ゆうこと中越は大阪大学、瀬木は京都大学に在籍し、関西で活動していた。当初のバンド名は「FISHMIND」。
1999年に「inspire:tion」に改名した。
2000年前後にDTMを導入し、以来、ミックスダウンまでの音作りを自ら手掛ける。一時は自らを「家内生産型音楽チーム」と読んでいた。
2003年1月にミニアルバム「Butterfly Jack」をリリース。 2003年4月、アルバム「旧世界」でポニーキャニオンからメジャーデビュー。 その後「天国と地獄」「Zion Orchestra」と続けてアルバムをリリースした。
2004年に一時活動を休止。
2008年に活動再開。自主レーベル「FABSTRUCT」より楽曲を発表した。
2015年にはmora factoryで初のハイレゾ楽曲「まちびとの唄」を無料配信。
2016年6月に配信シングル「ノスタルジア」を、11月に「tiny dance」を発表。「tiny dance」は、360度動画のPV(手塚一紀制作)を公開した。 「ノスタルジア」については作家の誉田哲也が、「tiny dance」には作家の赤坂真理が、それぞれ推薦コメントを寄せている。
同月12月に音楽と文芸のコラボレーションを掲げた主催イベント「コトノハ音楽会」を東京・下北沢で開催。小説「コンビニ人間」で第155回芥川賞を受賞した作家の村田沙耶香がトークゲストとして出演し、バンドらとの共作曲「藍色さんぽ」が披露された。
ゆうこは医師、瀬木は新聞記者、中越は映像機器エンジニアと、それぞれに職業を持ちながら音楽を続けている。
でんぱ組.incメンバーの相沢梨紗のソロ曲「空想タイムトラベループ」などの作曲者「勅使河原くぅ」は、瀬木の別名義。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Butterfly Jack (2003)ミニアルバム
- 旧世界 (2003)
- 天国と地獄 (2003)
- Zion Orchestra (2004)
- 小さな世界とシェルターボーイ(2010)
- 残像 LOOP SHOW (2011) ミニアルバム
シングル
[編集]- 孤独のオーケストラ (2010)
- まちびとの唄 (2015)
- ノスタルジア(2016)
- tiny dance (2016)