ハイト眞露
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | KRX: 000080 |
本社所在地 |
韓国 ソウル特別市江南区永東大路714(清潭洞) |
設立 | 1924年6月15日 |
業種 | 酒類製造業 |
代表者 | キム・インギュ(代表取締役社長) |
資本金 | 3688億4223万ウォン(2015年12月) |
売上高 | 1兆9074億8075万9547ウォン(2015年) |
従業員数 | 3,318人(2015年12月) |
主要株主 | ハイト眞露ホールディングス株式会社と特殊関係人:58.12% |
主要子会社 | ハイト眞露産業 |
外部リンク | ハイト眞露 ホームページ |
ハイト眞露 ハイト眞露飲料 眞露醸造 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 하이트진로 |
漢字: | 하이트眞露 |
発音: | ハイトゥチルロ |
日本語読み: | ハイトじんろ |
2000年式: MR式: 英語表記: |
Haiteu jinro Hait'ŭ chinro Hite Jinro |
ハイト眞露(ハイトジンロ、ジンロ、新字体:真露)は、焼酎(ソジュ)を中心とした酒類の製造・販売を幅広く手がける韓国の酒造会社、またはその主力商品の焼酎の銘柄の一つである。本社はソウル市江南区。なお「眞露」は日本語では“Jinro(ジンロ)”と呼ばれている。
概要
[編集]韓国国内においては有名なブランドで、多くの人に飲まれている。
1924年に平安南道龍岡郡で張学燁が創業した真泉醸造商会が前身で、朝鮮戦争で南へ逃れ、1953年にソウルに移転して「眞露」を発売した。
一時は酒造業以外にも進出し、眞露グループを形成するまでに至ったが、1997年のアジア金融危機の影響で不渡りをだしグループは解体される。2006年にハイトビールに買収され現在の社名に変更した。
日本においては在日韓国・朝鮮人が経営する焼肉店、韓国人経営の朝鮮料理店などで古くから飲まれていたが、2000年以降の焼酎ブームと韓流ブームが相まり輸入量が増えコンビニでも販売されるほどになった。日本法人の眞露株式会社(JINRO INC.)(2012年5月まで眞露ジャパン)は1988年に設立し、本社は東京都港区六本木に置く。
韓国では、1998年に発売された眞露のニューバージョンである「チャミスル」(참이슬)も人気である。チャミスルは「真」の朝鮮語固有語である「チャム」(참:まこと、本当)と、「露」の朝鮮語固有語である「イスル」(이슬:つゆ)から命名された。朝鮮語の漢字は本来音読のみだが、日本語で言うところの訓読や当て字のような用法でつけられた名前であり、日本語で例えれば「真露」と書いて「まことのつゆ」と読むような感覚である。竹炭で3回ろ過しており、従来あった雑味や異臭などが除去されているのが売りである。またアルコール度数も21度で、従来の眞露(25度)より低くなっている。
2022年8月16日、全国民主労働組合総連盟系の所属の労働組合員らが、ソウル市江南区にあるハイト眞露本社ビルに乱入の上、籠城する事件を起こした[1]。
キリンホールディングスおよび麒麟麦酒との関わりが深く、当社商品の日本での取り扱いは、真露が輸入と引取を行い、麒麟麦酒が流通と販売を担当する。逆に韓国でのキリン一番搾り生ビール等のキリン商品は、ハイト真露が販売を担当している。[要出典]
キャッチコピー
[編集]- ジンロ、それは楽し〜〜い、お酒
- ジンロって、気持ちいい〜〜お酒
焼酎以外の製品
[編集]焼酎以外にはウイスキーの生産も行っている。「Vip 100% Scotch Whisky」(スコッチ原酒100%)は、1986年のIWSCのブレンデッド・スコッチ・ウイスキー部門で、スコットランド以外で瓶詰めされたウイスキーとして唯一受賞した。(参照)
ミネラルウォーターの「石水」も眞露が製造・販売している。
1994年、眞露クアーズ(じんろクアーズ)を設立した。「CASS」ブランドでビール事業に新規参入し、1999年にOBビールに売却するまで、韓国3社目のビールメーカーであった。[要出典] 2016年現在、CASSブランドのビールはOBが引き続き製造・販売している。
日本でのCMキャラクター
[編集]- 左とん平(JINROのCM「王様編」「裸の王様編」の唄を担当)
- 岡崎体育(JINROのCMに出演、2016年6月 - )
- オクラホマ (北海道地区限定、JINROのCMに出演)
- 佐久間由衣 (WEB CM「恋スル!チャミスル」に出演)[2]
- 小関裕太 (WEB CM「恋スル!チャミスル」に出演)[2]
- 林カラス (WEB CM「恋スル!チャミスル」に出演)[2]
関連項目
[編集]- 鹿島酒類販売 - 茨城県鹿嶋市に本社を置く酒類の卸問屋。1979年8月に日本でJINROの発売を開始した際の総販売代理店[3][4]。千葉テレビ・テレビ埼玉で1990年代にJINROのCMが放送された際に最後にこの会社名が入っていた。
- 国分 - 大手商社だが、1990年代、北海道での発売元になったことがある。
- キム・ハヌル - 韓国の元プロゴルファー。現役時代はハイト眞露に所属した。
- サイバー独島士官学校 - 社会貢献活動としてハイト眞露が後援する。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “【独自】民労総組合員70人がハイト眞露本社ビルに乱入、シンナーを手に籠城”. 朝鮮日報オンライン (2022年8月17日). 2022年8月20日閲覧。
- ^ a b c ““韓国ドラマあるある”佐久間由衣&小関裕太が熱演 「うっかり告白」「オモニ・ブロック」など全10シーン”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2021年12月16日). 2021年12月26日閲覧。
- ^ 企業情報>眞露の歩み - 眞露株式会社(日本法人)公式サイト。2023年8月16日閲覧。
- ^ ごあいさつ - 鹿島酒類販売公式サイト。2023年8月16日