左とん平
ひだり とんぺい 左 とん平 | |
---|---|
1962年 | |
本名 | 肥田木 通弘(ひだき みちひろ) |
生年月日 | 1937年5月30日 |
没年月日 | 2018年2月24日(80歳没) |
出生地 | 日本 東京都北区王子 |
死没地 | 日本 東京都 |
身長 | 163 cm |
血液型 | O型 |
職業 | 俳優・歌手・タレント |
ジャンル | ソウルミュージック |
活動期間 | 1957年 - 2017年 |
配偶者 | あり |
主な作品 | |
映画 『セックス喜劇 鼻血ブー』 『楢山節考』 『居酒屋兆治』 テレビドラマ 『時間ですよ』 『非情のライセンス』 『寺内貫太郎一家』 『ムー』 『ムー一族』 『西遊記II』 『監察医・室生亜季子シリーズ』 |
左 とん平(ひだり とんぺい、1937年〈昭和12年〉5月30日 - 2018年〈平成30年〉2月24日[1])は、日本の俳優、歌手、タレント。東京市王子区(現・東京都北区)出身。しまだプロダクション所属。世田谷高校卒業。
来歴・人物
[編集]父親は逓信省の役人で、退官後は旅館業、飲食店などを手広く経営していた。高校卒業後、進学せずにブラブラしているのを見かねた父親から、新丸子にある寿司屋の経営を任せられる[2]。
1957年、高校の同級生だった辻しげるらと劇団を結成。その後、三木鶏郎、永六輔、いずみたくらが在籍する冗談工房に入団する。当時のマネージャーは、のちに作家となる野坂昭如だった[3][信頼性要検証]。1957年にニッポン放送のバラエティ番組『トリロー・サンドイッチ』のメンバーになる。
芸名の由来は、本名の肥田木をもじって「左」を、名付け親の三木鶏郎の行きつけの居酒屋から「とん平」を取った。初めは「三木」を提案されたが、嫌な顔をしたために「左」となった[4]。
1960年頃から新宿コマ劇場の舞台に出演し、1960年代後半にはザ・ドリフターズの喜劇映画の常連となる[5]。1970年代にテレビドラマ『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』などでの演技が当たり、コメディリリーフを担う俳優として一躍人気者となった。
1973年に「ヘイ・ユー! ホワッチャー・ネーム?」(「Hey you! What's your name?」、トニー谷のギャグである「あなたのお名前何てぇの?」の英語版)というギャグが流行語となり、「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」としてレコード化もされてヒットした[6]。TBSの深夜番組『ぎんざナイトナイト』のコーナー「とん平のヘイ・ユー! インタビュー」では、銀座を歩く若い女性に「ヘイ・ユー!」と声をかけてインタビューするスタイルが話題を呼んだ。
1980年代には『楢山節考』や『居酒屋兆治』などのシリアスな映画にも立て続けに出演し、味のある名バイプレーヤーとしての地位を確立していく[7]。
森光子や淡島千景と親交があり、「お母さん」「とんとんちゃん」と呼び合う仲だった[8]。淡島のことは「淡島のママ」と呼んでいたという。
2017年6月に急性心筋梗塞で倒れ、長期入院を余儀なくされる[9]。一時は快方に向かうも[10]、翌2018年2月24日午後3時57分、心不全により東京都内の病院で死去。80歳だった[1]。葬儀・お別れの会は、長年CMキャラクターを務めたさがみ典礼が請け負った[11][12]。
音楽的再評価
[編集]1973年の楽曲『とん平のヘイ・ユウ・ブルース』をめぐって、スチャダラパーがデビューアルバム(1990年)でサンプリングしたのをきっかけに、同年代だけではなく若者にも評価が高まった。また、大槻ケンヂはファーストソロアルバム『ONLY YOU』(1995年)の中でもカバーをしている(左とん平自身も参加)。
クラブシーンでも楽曲のファンキーなサウンドに評価が高まり、同じ1995年にシングルCD、およびアナログシングルで再発。2000年と2006年にもマキシシングルで再発されている(「東京っていい街だな」「とん平の酒びたり人生」「続・東京っていい街だな」との4曲入り)。2004年にはお笑いコンビのカンニングによってカバーされた。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]- とん平のヘイ・ユウ・ブルース c/w 東京っていい街だな(1973年11月21日、トリオレコード、3A-118) - プロデューサー:ミッキー・カーチス
- とん平の酒びたり人生 c/w 続・東京っていい街だな(1974年) - プロデューサー:ミッキー・カーチス
- ブスな女 c/w 小指のワルツ(1975年)
- 秋田から来た先生 c/w 毛虫のモモちゃん(歌:前川陽子、1977年) - 阿久悠と日本コロムビア共同による子ども向けレコード企画『ぱくぱくぽけっとレコード』の中の一作。
- 人間って何だろう? c/w ごめんね(2000年)
出演
[編集]映画
[編集]1960年代
[編集]- 天使が俺を追いかける(1961年、日活)
- 見上げてごらん夜の星を(1963年、松竹) - 山田
- 大日本ハッタリ伝(1965年、日活) - サビタの鉄
- 大日本チャンバラ伝(1965年、日活) - 三吉
- 大日本殺し屋伝(1965年、日活) - チヨコ
- 黒幕(1966年、松竹) - 由良京太
- クレージー大作戦(1966年、東宝) - ギャング
- 若社長大奮戦(1967年、松竹) - 赤垣肇
- 喜劇 大風呂敷(1967年、日活) - 安太郎
- ドリフターズですよ!盗って盗って盗りまくれ(1968年、東宝) - 林田
- 獄中の顔役(1968年、東映) - バリカン
- 不良番長(1968年、東映) - ニギリ松
- スクラップ集団(1968年、松竹) - トラック運転手
- 喜劇 大安旅行(1968年、松竹) - 戸川
- ドリフターズですよ!特訓特訓また特訓(1969年、東宝) - 東郷
- 愛のきずな(1969年、東宝) - 出前持
- 不良番長 送り狼(1969年、東映) - 紳士C
- ドリフターズですよ!全員突撃(1969年、東宝) - 山夫
- ザ・タイガース ハーイ!ロンドン(1969年、東宝) - 石川
- いい湯だな全員集合!!(1969年、松竹) - 千枚通しの鉄
- ミヨちゃんのためなら全員集合!!(1969年、松竹) - 石田
1970年代
[編集]- 日本一のヤクザ男(1970年、東宝) - 和助
- 俺は眠たかった!!(1970年、松竹・浅井企画) - 便所を借りに来る客
- 喜劇 右むけェ左!(1970年、東宝・渡辺プロ) - 山中
- 喜劇 男は愛嬌(1970年、松竹)
- ズンドコズンドコ全員集合!!(1970年、松竹) - 黒木
- 喜劇 あゝ軍歌(1970年、松竹) - 警官
- 銭ゲバ(1970年、東宝) - 俊次郎
- 誰かさんと誰かさんが全員集合!!(1970年、松竹) - 洋服屋
- 青春大全集 愛とは何か(1970年、松竹) - 警官
- ずべ公番長 夢は夜ひらく(1970年、東映) - 綱夫
- ずべ公番長 東京流れ者(1970年、東映) - 綱夫
- 喜劇 三億円大作戦(1971年、東宝) - 平助
- ずべ公番長 はまぐれ数え唄(1971年、東映) - 綱夫
- ずべ公番長 ざんげの値打もない(1971年、東映) - 綱夫
- セックス喜劇 鼻血ブー(1971年、東映) - 主演・早田勇
- ツンツン節だよ全員集合!!(1971年、松竹) - 熊井豹太
- 女番長ブルース 牝蜂の逆襲(1971年、東映) - 松永
- ポルノの帝王(1971年、東映) - 税関の職員
- 起きて転んでまた起きて(1971年、東宝) - 洋平
- 狼やくざ 殺しは俺がやる(1972年、東映) - バーテン
- 喜劇 誘惑旅行(1972年、松竹) - 車中の紳士
- 喜劇 ここから始まる物語(1973年、松竹・渡辺プロ) - 野球選手
- 喜劇 男の泣きどころ(1973年、松竹) - チョンボ
- チョットだけョ全員集合!!(1973年、松竹) - 小原庄一
- 喜劇 黄綬褒章(1973年、東宝) - 川松弘
- 恋は放課後(1973年、松竹) - 兄貴分
- しあわせの一番星(1974年、松竹) - 橋田圭太
- 吾輩は猫である(1975年、東宝) - 多々良三平
- 愉快な極道(1976年、東映) - 亀井政吉
- 喜劇 百点満点(1976年、東宝) - 岡山
- トラック野郎・男一匹桃次郎(1977年、東映) - 花山電吉(花電車)
- ピーマン80(1979年、東宝) - 上司
1980年代
[編集]- 動乱(1980年、東映) - 朴烈全
- ふしぎな國・日本(1983年、松竹) - 銀次
- 楢山節考(1983年、東映) - 利助
- 居酒屋兆治(1983年、東宝) - 神谷久太郎
- アニメちゃん(1984年) - 大金
- 櫂(1985年、東映) - 庄
- 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言(1985年、ATG) - 大内
- 植村直己物語(1986年、毎日放送・電通) - 野崎誠治
- 吉原炎上(1987年、東映) - 由松
- 孔雀王(1988年、東宝東和) - 佐藤
- はぐれ刑事純情派(1989年、東映) - 運送店事務員
1990年代
[編集]- 仔鹿物語(1991年) - 駐在さん
- ペンタの空(1991年、東宝) - 中平宗一
- さよならニッポン! GOOD-BYE JAPAN(1995年、シネカノン)
- GONIN2(1996年、松竹) - 野崎
- 良寛(1997年、日本ヘラルド映画)
- 新サラリーマン専科(1997年、松竹) - 寺内公平
- 大安に仏滅!?(1998年、東映) - 岡本英二
- 安藤組外伝 群狼の系譜(1998年、日本スカイウェイ) - 田所
- 安藤組外伝 群狼の系譜2(1998年、日本スカイウェイ) - 田所
- 平成金融道 裁き人(1999年、東映ビデオ)
2000年代
[編集]- 週刊バビロン(2000年、東映) - 米田
- 今昔伝奇 剣地獄 CHANG・BALLA(2002年、グルーヴコーポレーション) - 家老
- 劇場版 ナニワ金融道 灰原勝負! 起死回生のおとしまえ!!(2005年、アートポート) - チュー
- 晴れたらポップなボクの生活(2006年、スローラーナー) - 軍司
2010年代
[編集]テレビドラマ
[編集]1960年代
[編集]- 009!!大あばれ、とんま天狗(1965年 - 1966年、よみうりテレビ) - マンジロー
- オットいただき(1966年、NET) - 半五郎
- 忍者ハットリくん 第1話「ハットリくん来たる」(1966年、NET) - トラックの運転手
- コメットさん(1967年、TBS)
- 窓からコンチワ(1967年、TBS) - 珍
- S・Hは恋のイニシァル(1968年、TBS)
- 意地悪ばあさん 第58話「ああ大芸術家の巻」(1968年、よみうりテレビ)
- 五番目の刑事 第1話「真昼のアスファルト」(1969年、NET) - ドンガメ
- 右門捕物帖(1969年 - 1970年、日本テレビ) - 伝六
1970年代
[編集]- 時間ですよ(1970年、1971年 - 1972年、1973年、TBS) - 浅太郎
- 隼人が来る(1972年、フジテレビ) - 河童の喜八
- 木枯し紋次郎 第12話「木枯しの音に消えた」(1972年、フジテレビ)
- シークレット部隊 第8話「二人の妻を持つ男」(1972年、TBS)
- 忍法かげろう斬り 第14話「ぎやまん地獄の美女」(1972年、関西テレビ) - 仙吉
- 眠狂四郎 第14話「円月 初春に舞う」(1973年、関西テレビ)
- 長谷川伸シリーズ 第14話「江戸の花和尚」(1973年、NET) - 赤猫の三次
- 非情のライセンス(NET / テレビ朝日)
- 第1シリーズ(1973年 - 1974年) - 竜巻太郎
- 第2シリーズ(1974年 - 1976年) - 右田刑事
- 若さま侍捕物手帖 第16話「江戸は恋風つむじ風」(1973年、関西テレビ) - 芳太郎
- ご存知遠山の金さん 第40話「江戸一番の男伊達」(1974年、NET) - 助六
- 寺内貫太郎一家(1974年、TBS) - 榊原為光(タメさん)
- 時間ですよ 昭和元年(1974年 - 1975年、TBS) - 浅太郎
- 寺内貫太郎一家2(1975年、TBS) - 榊原為光(タメさん)
- ばあちゃんの星(1975年、TBS)
- 花吹雪はしご一家(1975年 - 1976年、TBS) - 金一
- あかんたれ(1976年、東海テレビ)
- 気まぐれ天使 第17話「げに恐ろしきは……」(1977年、日本テレビ) - 整体師
- ムー(1977年、TBS) - 野口五郎
- 同心部屋御用帳 江戸の旋風(第3シリーズ)6話「牢入り志願」(1977年、フジテレビ)
- 特捜最前線 第9話「絶唱! 愛と転落の女」(1977年、テレビ朝日)
- 野望(1977年 - 1978年、テレビ朝日) - 黒井
- 伝七捕物帳 第160話「大江戸裏町出世双六」(1977年、日本テレビ) - 政五郎
- 新五捕物帳 第19話「あさき夢みし 江戸の春」(1978年、日本テレビ) - 平助
- 人間の証明 第2話(1978年、毎日放送) - タクシー運転手
- 江戸の渦潮(1978年、フジテレビ) - 金六
- ムー一族(1978年 - 1979年、TBS) - 野口五郎
- おはなちゃん繁昌記(1978年 - 1979年、テレビ朝日) - 三代目一心太助
- 熱愛一家・LOVE(1979年、TBS) - 信夫中
- 江戸の激斗(1979年、フジテレビ) - 堺金吾
- 雲霧仁左衛門 第4話「七化けお千代づくし」・第5話「松屋襲撃」(1979年、関西テレビ) - 山猫の三次
- 江戸の牙 第1話「炎上! 赤馬を斬れ」(1979年、テレビ朝日) - 八百屋
- 手錠をかけろ! 第1話「ペンフレンド狙撃事件 -函館-」(1979年、フジテレビ)
- 西遊記II(1979年 - 1980年、日本テレビ) - 猪八戒
1980年代
[編集]- 長七郎天下ご免!(1980年、テレビ朝日)第18話「大江戸一の与太役人」 - 糸魚川豆蔵
- 新・江戸の旋風 第15話「夫婦団子」(1980年、フジテレビ) - 八五郎
- 非情のライセンス(第3シリーズ/1980年/ テレビ朝日) - 浦川刑事
- 噂の刑事トミーとマツ 第36話「トミマツのダンシングオールナイト」(1980年、TBS) - 園山孫七
- なぜか初恋・南風(1980年、TBS) - 六郎
- 桃太郎侍 第247話「渡世の意地通します」(1981年、日本テレビ)
- 振り袖御免 江戸芙蓉堂医館(1981年、フジテレビ / 東宝) - 音松
- 俺はご先祖さま(1981年 - 1982年、日本テレビ) - 田村勇造
- 大江戸捜査網 第514話「女隠密 春香の恋」(1981年、テレビ東京) - 蝶吉
- 同心暁蘭之介 第28話「俺は生き証人」(1982年、フジテレビ)
- はらぺこ同志(1982年、TBS) - 若林安男
- 女7人あつまれば(1982年 - 1983年、TBS) - 渡辺兵助
- 沖田総司 華麗なる暗殺者(1982年、フジテレビ) - 茂八
- 太陽にほえろ!(日本テレビ)
- 第541話「からくり」(1983年) - 根岸五郎
- 第705話「一億五千万円」(1986年) - 風間健一
- 激愛・三月までの…(1984年、TBS) - 香坂淳三
- シンデレラの財布(1984年、TBS) - 落合一
- 暴れ九庵 第1話「死んでも生きる!」(1984年、関西テレビ / 東宝) - 喜作
- 大岡越前 第8部 第12話「情は人の為ならず」(1984年10月8日、TBS / C.A.L) - 佐八
- 水戸黄門 第15部 第18話「無念晴らした槍の仇討ち -福山-」(1985年5月27日、TBS / C.A.L) - 佐五平
- のン姉ちゃん・200W(1985年、日本テレビ) ‐ 小山仁海
- 迷宮課刑事おみやさん 第3話「15年前愛妻を殺されてゲイに変身した夫が今日…!」(1985年8月16日、朝日放送) - ママ
- 超少女! はるひワンダー愛(1986年、フジテレビ)
- 中部日本放送創立35周年記念番組 元禄サラリーマン考〜朝日文左衛門の日記(1986年3月9日、CBC) - 若尾政右衛門
- 銭形平次(1987年、日本テレビ) - 三輪の万七
- オレの妹急上昇(1987年 - 1988年、フジテレビ) - 桜河内岩之介
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- 日本テレビ開局35周年特別企画 「花園の迷宮」(1988年3月、東映) - 金次
- 女弁護士・高林鮎子5(1989年) - 鳥塚刑事部長
- 監察医・室生亜季子7 - 37(1989年 - 2007年) - 浜田五郎
- 容疑者(2005年2月22日、東映) - 斉賀刑事
- CAT'S EYE キャッツ・アイ ミッドナイトは恋のアバンチュール(1988年、日本テレビ) - 美術館館長
- 月曜・女のサスペンス「笛吹けば人が死ぬ」(1989年4月、テレビ東京)
- 長七郎江戸日記 第2シリーズ 第54話「瓦版かっぱ騒動」(1989年、日本テレビ / ユニオン映画) - 与次郎
- さよなら李香蘭(1989年、フジテレビ) - 警らの警官
- はぐれ刑事純情派 第2シリーズ 第4話「狙われた幼女」(1989年、テレビ朝日) - 西村亨
1990年代
[編集]- お江戸捕物日記 照姫七変化(1990年、フジテレビ) - 繁三
- 裸の大将 第41話「遠い国ニッポン」(1990年、関西テレビ / 東阪企画)
- 風流太平記 「密命」(1990年、日本テレビ / ユニオン映画) - 虎造
- 鬼平犯科帳 第2シリーズ 第3話「白い粉」(1990年、フジテレビ / 松竹) - 勘助
- 月曜・女のサスペンス / 文豪シリーズ「香港-東京・復讐の誓い」(1990年、テレビ東京) - 柴田警部
- ああ相続(1991年、TBS)
- 実録犯罪史シリーズ 金(キム)の戦争(1991年、フジテレビ)
- 忠臣蔵 風の巻・雲の巻(1991年12月13日、フジテレビ) - 文吉
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 大岡越前 第12部 - 第15部(1991 - 1999年、TBS / C.A.L) - 丁の目の半次
- 土曜ワイド劇場 (テレビ朝日)
- 女弁護士 朝吹里矢子12(1991年) - 鍋島平吉
- 温泉若おかみの殺人推理2(1995年) - 目黒刑事
- 復讐法廷(1997年) - 塚本吾一
- 月曜ドラマスペシャル(TBS)
- おやじのヒゲシリーズ(1990年 - 1996年) - 熊田常吉
- 忠治旅日記 (1992年) - 辰吉
- 精神外科医シリーズ(1992年 - 1993年)
- かあさんはドンシリーズ(1992年 - 1993年)
- 松本清張特別企画・聞かなかった場所(1997年) - 木戸明治
- 浅見光彦シリーズ9 天河伝説殺人事件(1997年) - 瀬田刑事
- はぐれ刑事純情派(テレビ朝日)
- 第4シリーズ 第1話SP「帰ってきた娘の婚約者 安浦刑事の旧友が殺人!?」(1991年)
- 第5シリーズ 第18話「盗聴器を仕掛けた女 ガテンギャルの犯罪」(1992年) ‐ 吉岡一博
- 第6シリーズ 第1話「ハワイ女3人卒業旅行 東京〜ホノルル・産婦人科女医の犯罪!?」(1993年) ‐ 龍太郎・ニコル(刑事)
- 第7シリーズ 第19話「親切泥棒?若い女房を持つ男」(1994年) ‐ 宮田亀吉
- 第9シリーズ 第25話「冤罪!? 多重人格者の妻! 辞表を出した安浦刑事」(1996年)
- 1999年スペシャル「安浦刑事、九州天草へ飛ぶ!6000万円横領事件に引き裂かれた夫婦愛!? 美しい島の花嫁…」(1999年) ‐ 砂岡四郎
- プレイガール92 / 黒真珠殺人事件(1992年、テレビ東京)
- 運命峠(1993年、フジテレビ)
- サスペンス・魔 / 迷い道(1993年、関西テレビ)
- 江戸を斬るVIII(1994年、TBS) - 半の目の丁助
- 銭形平次 第4シリーズ 第8話「百鬼夜行」(1994年、フジテレビ) - 乙造
- 炎の奉行 大岡越前守(1997年、テレビ東京) - 三郎兵衛
2000年代
[編集]- はぐれ刑事純情派(テレビ朝日)
- 第13シリーズ 第2話「未練のラーメン!? 別れた妻へのプロポーズ!」(2000年) ‐ 杉田正三
- 第15シリーズ 第8話「1円玉強盗!? 宅配便で送られた妻!」(2002年) ‐ 蒲田清一
- 2005年スペシャル「東京-九州唐津、玄界灘に消えた男と女デパ地下グルメ完全犯罪を暴け!」(2005年) - 大野辰平
- 2007年スペシャル「20周年記念スペシャル 帰ってきた安浦刑事 命をかけた大捜査 さらば刑事たち」(2007年) - 松尾庄吉
- 剣客商売 第3シリーズ 第2話「鬼熊酒屋」(2001年、フジテレビ / 松竹) - 与吉
- 土曜ワイド劇場 (テレビ朝日)
- おばはん刑事!流石姫子6(2001年) - 草間伸幸
- 事件10(2003年) - 工藤辰雄
- 終着駅シリーズ 壁の目(2003年) - 向山刑事
- 時代劇ロマン / 柳橋慕情(2000年、NHK総合) - 重吉
- 女と愛とミステリー 「保険調査員・蒲田吟子3」(2002年、テレビ東京) - 柏木寛司
- 金曜時代劇 / ゆうれい、貸します〜お染・恋の七変化〜(2003年、NHK総合) - 平作
- こちら本池上署(2004年、TBS) - 安田寅吉
- 女と男と物語III 第10話「ぷろぽーず」(2005年、朝日放送) - 和田芳雄
- ナショナル劇場50周年記念特別企画「大岡越前」2時間スペシャル(2006年3月20日) - 丁の目の半次
- 新・桃太郎侍(2006年、テレビ朝日) - 伊之助
- 逃亡者 おりん(2006年 - 2007年、テレビ東京) - 宇吉
- 水戸黄門(TBS)
- 刺客請負人 第2シリーズ 第4話「吉原悲恋」(2008年、テレビ東京)
- ゴンゾウ 伝説の刑事 第5話「幻の拳銃」(2008年、テレビ朝日) - 津田栄一郎
- 愛の劇場40周年記念番組 / ラブレター(2008年11月 - 2009年2月、TBS) - 兼松英治
- 渡る世間は鬼ばかり 第9シリーズ 第39話(2009年1月15日、TBS) - 熊田常吉
- サムスンスペシャル / 伝えたい!僕らの夢 聴導犬が教えてくれたチカラ〜あすなろ学校の物語〜(2009年7月20日、TBS) - 名倉老人(特別出演)
2010年代
[編集]- 月曜ゴールデン / おんな風来マジシャン・マリコの殺人事件簿(2010年2月8日、TBS) - デビッド花岡
- 新春ワイド時代劇 / 戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち(2011年1月2日、テレビ東京) - 井上九郎右衛門
- 鬼平外伝 夜兎の角右衛門(2011年1月3日、スカパー!・時代劇専門チャンネル) - 藤蔵
- 浅見光彦シリーズ40 棄霊島(2011年5月6日-7日、フジテレビ) - 後口能成
- 水曜ミステリー9 (テレビ東京)
- 「鑑識特捜班・九条礼子〜骨を知る女〜」(2012年2月22日) - 佐伯治
- 「さすらい署長 風間昭平」(第9作・第10作・第12作・第13作)(2012年3月7日 - 2017年5月3日) - 阪本一平
- スペシャルドラマ / 必殺仕事人2013(2013年2月17日、朝日放送) - 辰巳屋又右衛門
- 大岡越前 第2話「叱られた将軍様」(2013年4月6日、NHK BSプレミアム) - 彦兵ヱ
- Dr.DMAT(2014年、TBS) - 八雲雷蔵
- 金曜プレステージ / 剣客商売〜鬼熊酒屋〜(2014年8月8日、フジテレビ) - 亀助
- 金曜プレミアム / 鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸(2015年12月18日、フジテレビ) - 卯三郎
- 子連れ信兵衛(NHK BSプレミアム) - 重助
- 子連れ信兵衛(2015年)
- 子連れ信兵衛2(2016年)
- 連続ドラマW / メガバンク最終決戦(2016年2月 - 3月、WOWOW) - 浜口
- “くたばれ”坊っちゃん(2016年6月22日、NHK BSプレミアム) - 野だいこ
- おかしな刑事15(2017年) ‐ 松島忠之
- 松本清張 没後25年特別企画 「誤差」(2017年) ‐ 古賀敏文 ※遺作
バラエティ番組
[編集]テレビ人形劇
[編集]- ひょっこりひょうたん島(NHK総合) - ボスケット王 / グッバイ・ジョウ
- 飛べ!孫悟空(TBS)
オリジナルビデオ
[編集]- フローズンナイト〜凍てつく真夏の夜〜 世にも不思議なオムニバス(1989年、ポニーキャニオン)
- 闇ゴルファー2 黄金のパター(1995年、徳間ジャパンコミュニケーションズ)
ラジオ
[編集]舞台
[編集]- 喜劇 売らいでか!(1968年 - 2014年、全国公演) - 山内杉雄
- 東海林太郎物語・歌こそ我が命(1983年、新橋演舞場)
- 夢千代日記(1987年、芸術座)
- 人生は、ガタゴト列車に乗って……(1989年、芸術座)
- 虹を渡るぺてん師(1989年、東京宝塚劇場)
- 佐渡島他吉の生涯(1990年、東京宝塚劇場) - 橘玉堂
- TOP HAT(1992年、博品館劇場)
- 珍説 大忠臣蔵(1993年、明治座)
- 花のお江戸のかぐや姫 我楽苦多一座奮戦記(1994年、明治座)
- 銭形平次 夕立のあとに(1995年、明治座)
- いまが女ざかり(1997年、芸術座) - 潮田耕三
- 弥次喜多忠臣蔵道中記(1999年、新宿コマ劇場)
- 泣き笑いの天使たち(2001年、新宿コマ劇場) - 桜竜次郎
- 口八丁手八丁(2003年、帝国劇場)
- 喜劇 極楽町一丁目 嫁姑地獄篇(2004年、芸術座)
- 喝采〜愛のボレロ〜(2004年、帝国劇場) - 佐伯五郎
- 弧愁の岸(2004年、御園座) - 伊集院十蔵
- 黒革の手帖(2006年・2009年、明治座) - 橋田常雄
- 星屑の町〜新宿歌舞伎町篇〜(2008年、新宿コマ劇場) - 柴拓次
- ミュージカル 天切り松〜人情闇がたり〜(2008年、アトリエフォンテーヌ) - 主演・村田松蔵
- 三丁目の夕日(2008年、明治座) - 柴口錬太郎(シバレン)
- Mr.レディ Mr.マダム(2009年、シアターアプル) - 主演・ジョルジュ
- 棟方志功物語(2011年、明治座)
- 歳末明治座 る・フェア 年末だよ!みんな集合!!(2013年12月21日 - 24日、明治座) - 藤原秀衡
CM
[編集]- 味の素「マヨネーズ」(1974年)
- ゼネラル「ミンミン」(エアコン、1976年)
- ゼネラル「レッド63」(カラーテレビ)
- サンヨー食品「サッポロ一番」「みちのくラーメン」(1994年)
- ヤマダイ「ニュータッチ」
- 象印マホービン「エアーポット・押すだけ」 - 栗原小巻と共演
- アルファクラブ「さがみ典礼」( - 2017年)
- セレマ
- 眞露「王様編」「裸の王様編」(1998年) - 唄
脚注
[編集]- ^ a b “左とん平さん死去 80歳「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などで名脇役”. スポニチアネックス. (2018年2月25日4時30分) 2018年2月25日閲覧。
- ^ “2013年2月20日放送 13:20 - 13:55 テレビ朝日 徹子の部屋”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2013年2月20日). 2021年12月18日閲覧。
- ^ 『ごごラジ!』(NHKラジオ)※2016年8月24日 左とん平ゲストの回の発言より。「野坂さんからは色々と教わり師匠だと思っている」
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年3月15日号「芸名由来記」56頁
- ^ “追悼 2018 写真特集”. 時事通信. 2024年6月30日閲覧。
- ^ 「『俺をスリコギにしちゃう』男 左とん平」『サンデー毎日』1974年2月17日号、126-128頁。
- ^ “浜木綿子 とん平さん悲報にショック「舞台の夫を失った思い」”. スポーツニッポン (2018年2月26日). 2024年6月30日閲覧。
- ^ 2013年2月20日放送の「徹子の部屋」にゲスト出演した際に語っている“今週の徹子の部屋”. テレビ朝日. 2019年5月7日閲覧。
- ^ “左とん平、昨年6月に急性心筋梗塞で倒れ長期入院中”. NEWSポストセブン. (2018年1月17日) 2018年2月25日閲覧。
- ^ “左とん平さん、死去 闘病9か月復帰叶わず”. スポーツ報知 (2018年2月26日). 2024年6月30日閲覧。
- ^ “昭和の喜劇スター、左とん平さん 葬儀は「さがみ典礼」で”. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “左とん平さんお別れの会。「俺が死んだら葬式はとことん盛大にやってくれ」で、遺影は190インチモニター!”. 2020年7月20日閲覧。