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隼人が来る

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
隼人が来る
ジャンル 時代劇
企画 白川文造
垣内健二
渡辺洋一
脚本 結束信二ほか
監督 田中徳三ほか
出演者 高橋英樹
左とん平
ナレーター 納谷悟朗
音楽 山下毅雄
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
時代設定 享保年間
製作
プロデューサー 佐藤雅夫
杉本直幸
今井行雄
制作 フジテレビ
東映
放送
放送チャンネルフジネットワーク
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1972年10月5日 - 1973年3月29日
放送時間木曜20:00 - 20:55
放送枠フジテレビ木曜夜8時枠時代劇
放送分55分
回数25回
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隼人が来る』(はやとがくる)は、フジテレビ系列にて1972年10月5日から1973年3月29日まで毎週木曜夜8時からの1時間枠で放映された高橋英樹主演の連続テレビ時代劇。全25回。

概要

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享保年間、8代将軍・徳川吉宗より「諸国見廻役」の任を受けた花吹雪抜刀流の使い手である旗本・秋月隼人(高橋英樹)が浪人姿に身をやつし、河童の喜八(左とん平)を相棒に、諸国を隠密のうちに巡りながら諸藩の内に巣食う悪を懲らしめる。

キャスト

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スタッフ

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  • 企画:白川文造、垣内健二、渡辺洋一
  • プロデューサー:佐藤雅夫、杉本直幸、今井行雄
  • 脚本:結束信二宮川一郎飛鳥ひろし高岩肇野上龍雄山田隆之掛札昌裕松山威茶木克彰松村正温蘇武路夫野波静雄高橋稔
  • 監督:田中徳三工藤栄一松尾正武原田隆司荒井美三雄斎藤武市
  • 音楽:山下毅雄
  • ナレーター:納谷悟朗
  • 撮影:わし尾元也、国定玖仁男、古谷伸、増田敏雄、木村誠司
  • 照明:鈴木静雄、若木得二、北口光三郎、井上孝二、上田輝夫、林春海、増田悦章
  • 録音:橋本省治、堀場一朗、中山茂二、渡部芳丈、野津裕男、田中峯生、東城絹児郎
  • 美術:雨森義允、竹川輝夫、園田一佳、寺島孝男、富田治郎
  • 助監督:河村満和、萩原将司、上田春夫、尾田耕太郎、髙倉祐二
  • 記録:森村幸子、辻敬子、黒川京子、長岡君枝
  • 編集:玉木濬夫市田勇、鳥居勉
  • 企画助手:今川行雄
  • 衣裳:森護、山崎武、松本俊和、佐々木常久、上野徳三郎
  • 美粧結髪:東和美粧
  • 装置:稲田源兵衛、和泉隆幸、三浦公久、前川宗太郎、曽根美装
  • 装飾:野路昇、渡辺源三、清水悦夫、西田忠男、草川景
  • 擬斗:土井淳之祐(東映剣会
  • 邦楽監修:中本敏生
  • 演技事務:西秋節生、森村英次、伊駒実麿、川高敏夫
  • 進行主任:伊藤彰将、真沢洋士、俵坂孝宏、大岸誠、丸本晃
  • 現像:東洋現像所
  • 制作:フジテレビ東映

放映リスト(サブタイトルリスト)

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話数 サブタイトル 放送日 脚本 監督 ゲスト出演者
1 殴り込み獅子ヶ原 1972年
10月5日
結束信二 田中徳三 大信田礼子(夏代)、沢井桂子(千尋)、戸浦六宏(安田孫兵衛)、吉田義夫(与太夫)、小池修一(次郎丸)、高並功浜伸二大木晤郎宇崎尚韶久田雅臣森源太郎大月正太郎藤原勝片桐竜二那須伸太朗小田真士村田玉郎大城泰池田謙治山田良樹坂東京三郎ひろみどり犬塚弘(親兵衛)、大木実(堀口大学)
2 花吹雪抜刀流 10月12日 野上龍雄 大原麗子(キヨ)、南原宏治(犬神天鬼)、賀川雪絵(犬神美鬼)、田島義文(大沼修理)、大前均(犬神天忍)、阿波地大輔橋本房枝東映子三枝啓子疋田泰盛藤川弘畑中伶一稲垣陽子鳴海剣吾林三恵星野美恵子宮城幸生土橋勇波多野博有島淳平佐藤允(犬神天吾)、山形勲(作爺)
3 白頭巾参上 10月19日 宮川一郎 工藤栄一 内田良平(阿部丹波)、南利明(定七)、郷鍈治(斎藤弥十郎)、高品格(俵屋伊兵衛)、小田部通麿(中川善之助)、有馬昌彦唐沢民賢五十嵐義弘、有島淳平、山田良樹、峰蘭太郎稲村理恵富永佳代子浜美枝(お新)
4 上州の暴れん坊 10月26日 飛鳥ひろし 永野裕紀子(お光)、名和宏(望月帯刀)、天本英世(梶村主水)、北村英三(又蔵)、美川陽一郎(戸田屋清左衛門)、島田元文(高杉哲之介)、玉川長太(金太)、入江慎也平沢彰八尋洋友金敏雄小峰一男泉好太郎前川良三山下義明河津清三郎(上州屋銀兵衛)、山本麟一(観音寺大五郎)、桜木健一(弥之吉)
5 鈴が鳴る時 人が死ぬ 11月2日 山田隆之
・高岩肇
丘みつ子(おのぶ)、金田龍之介(安川の総五郎)、天津敏(岡崎刑部)、深江章喜(佐倉貞秋)、小栗一也(徳右衛門)、関根永二郎、宮城幸生、山田良樹、松本泰郎平河正雄遠山金次郎桜町弘子(お勇)、近藤正臣(伊之吉)
6 黄金の沼 11月9日 宮川一郎 原田隆司 有川由紀(お小夜)、久里千春(お蓮)、渡辺文雄(金兵衛)、田口計(山岡重兵衛)、林彰太郎(立川)、長谷川弘広瀬義宣谷口完、畑中伶一、川谷拓三、宇崎尚韶、池田謙治、有田剛、山下義明、多々良純(源吉)、水原弘(浅野新八郎)
7 謎のお浜御殿 11月23日 掛札昌裕 松原智恵子(おその)、入川保則(前田右京)、野々村潔(藤木源庵)、原田あけみ(清姫)、田中浩(二階堂一角)、関根永二郎(細川忠輝)、小島恵子岡田千代宮前ゆかり笹木俊志、久田雅臣、森源太郎、江原真二郎(本田紀伊守)、大友柳太朗(前田土佐守)
8 帰って来た無法者 11月30日 宮川一郎 工藤栄一 八木孝子(お加代)、佐藤京一(不動坊の竜造)、伊吹聡太朗(軍十郎)、江波多寛児(新三)、太刀川寛(松吉)、鈴木康弘中村錦司任田順好宮本曠二朗久田尚美宮島誠、前川良三、泉好太郎、奈辺悟北村和夫(鬼殺しの源蔵)、辰巳柳太郎(善左衛門)
9 びっくり捕物初手柄 12月7日 松山威・
茶木克彰
田中徳三 悠木千帆(おとよ)、佐藤蛾次郎(安)、宮口二朗(小室主馬)、那智映美熊谷武、宮城幸生、小田真士、白井孝史、片桐竜二、小池朝雄(蛇の鬼藤太)、睦五郎(館林軍太夫)、財津一郎(団九郎)
10 姫君の脱出 12月14日 高岩肇 岡田可愛(鶴姫)、大辻しろ(俵竜之介)、安部徹(殿村勘解由)、葵三津子、大木晤郎、千葉敏郎浜田雄史武田正信丘夏子大河内宏太郎矢奈木邦二朗岩尾正隆司京子榊浩子、有島淳平、小峰一男、佐々木剛(戸田新一郎)
11 嵐を呼ぶ密書 12月21日 松山威・
茶木克彰
松尾正武 鳥居恵子(お絹)、白木万理(お蘭)、山岡徹也(藤坂刑部)、五十嵐義弘、伊達三郎東光生秋山勝俊森章二堀正夫、浜伸二、森源太郎、古閑達則出水憲司、池田謙治、畑中伶一、春藤真澄矢野幸男江原政一竹井雅文渡辺憲悟前川利江子高橋富子
12 人斬り子守唄 12月28日 宮川一郎 土田早苗(つる)、藤岡重慶(観音の重兵衛)、岩田直二(菊次郎)、小田部通麿(横川庄左衛門)、藤尾純新屋英子加地健太郎城義光鷲津直道野村鬼笑坂本香宮村武子長谷川明男(流れ星の宇之)、嵐寛寿郎(和尚)
13 酔いどれ二刀流 1973年
1月4日
松村正温 田中徳三 珠めぐみ(雪江)、坂口徹(宇津木伊織)、須藤健(榊原丹後守)、楠本健二沖ときお山本修平藤沢徹夫、疋田泰盛、稲村理恵、大城泰、和田昌也坂本美智子川奈良子下野耕司西内隆治長門勇(磯田軍兵衛)
14 あばれ若君 1月11日 飛鳥ひろし 篠ヒロコ(綾)、川合伸旺(大村大学)、見明凡太郎(俵屋宗左ヱ門)、三角八郎、北村英三、谷口完、中村錦司、大月正太郎、阿波地大輔、唐沢民賢、榊浩子、島田秀雄、土橋勇、矢部義章志乃原良子、遠山金次郎、村田玉郎、志茂山高也、坂東京三郎、森次浩司(大村純信)
15 追われ者の掟 1月18日 宮川一郎 工藤栄一 光川環世(おゆき)、神田隆(溝口貞光)、江守徹(日疋裕太郎)、林彰太郎、三島史郎永田光男加賀爪芳和松村康世寺島雄作北町史朗土屋靖雄、前川良三、森源太郎、司京子、森谷譲天知茂(小川宗順)
16 過去のない男 1月25日 蘇武路夫 赤座美代子(お市)、和崎俊哉(仙吉)、金井大(白子屋徳兵衛)、北原義郎(尾方兵庫)、村上不二夫(鬼辰)、岩尾正隆(岡部)、入江慎也、古閑達則、畑中伶一、世羅豊、熊谷武
17 子連れ街道 2月1日 宮川一郎・
野波静雄
荒井美三雄 上屋健一(小山鍈太郎)、富田仲次郎(梅津頼母)、夏目俊二(綿貫兵衛)、海老江寛(黒沢靫負)、波多野博、池田一臣三島猛池山心、森源太郎、平河正雄、大月正太郎、壬生新太郎、島田秀雄、森秀人、西内隆司、山田雅秀松田賢一浜木綿子(おゆう)
18 謎の御用金 2月8日 宮川一郎 島田順司(城所数馬)、荒牧啓子(お光)、関山耕司(牢名主)、沼田曜一(文次)、守田学哉山村弘三伴勇太郎中西宣夫大橋壮多多賀勝、出水憲司、蓑和田良太、疋田泰盛、小田真士、加藤匡志、那須伸太朗、山城新伍(源蔵)
19 逃げ出した花嫁 2月15日 宮川一郎・
野波静雄
松尾正武 吉沢京子(綾姫)、柴田侊彦(光太郎)、外山高士(城代勘解由)、春日俊二、大木晤郎、山本一郎古川ロック市川男女之助八代郷子、滝譲二、林三恵、宮城幸生、木谷邦臣、淡路康、江原政一、有島淳平、千代田進一、前川利江子、内藤康夫、芦屋雁之助(善造)
20 落日の決斗 2月22日 高橋稔 斎藤武市 中山麻里(あかね)、堀越光恵(おしの)、加賀邦男(二階堂玄蕃)、有川正治(一色半兵衛)、小山源喜(甚五兵衛)、志摩靖彦、宇崎尚韶、宮川龍児、浜田雄史、比嘉辰也三上真一郎(郷原猪十郎)
21 黒い罠 3月1日 高岩肇 武原英子(お美代)、原健策(弥兵衛)、寺島達夫(清次)、中田博久高木均神戸瓢介川浪公次郎、小田真士、美川玲子、壬生新太郎、遠山金次郎、前川良三、松本泰郎、川谷拓三、村居京之輔、村田玉郎、泉好太郎、遠藤辰雄(泉州屋徳蔵)、玉川良一(うわばみの甚六)
22 愛と憎しみと 3月8日 野上龍雄 田中徳三 加賀まりこ(おせい)、伊藤孝雄(大倉玄八郎)、陶隆(長井兵庫)、長島隆一(宇兵衛)、岩田直二、丸平峰子女屋実和子市川裕二、宮城幸生、笹木俊志、山下義明、森源太郎、熊谷武、和田昌也、池田謙治、波多野博
23 誇り高き剣 3月15日 高岩肇 紅景子(千世)、三島ゆり子(おるい)、成瀬正孝五味竜太郎、中村錦司、高並功、堀正夫、富永佳代子、山田良樹、有島淳平、疋田泰盛、前川良三、大城泰、大河内宏太郎、藤本秀夫穂積かや葉山良二(田村主膳)、中村竹弥(戸倉伊織)
24 里隠れの忍者 3月22日 飛鳥ひろし 松尾正武 中村英子(弥生)、須賀不二男(山村図書)、潮健児(兵頭角介)、楠本健二(田辺帯刀)、鈴木康弘(越前屋銀兵衛)、広瀬義宣、野村鬼笑、新田章小柳圭子福本清三、志茂山高也、土橋勇、橋本房枝、渡瀬恒彦(井上九郎太)
25 野望の城 3月29日 宮川一郎 夏八木勲(伊佐山十三郎)、北林早苗(おりん)、内田朝雄(遠藤丹波)、勝部演之(桜木武典)、西山恵子(おみつ)、小田部通麿(牧野主膳)、成瀬昌彦松田利夫、浜伸二、服部哲治大矢正利、市川裕二、矢部義章、友金敏雄

放送局

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特記の無い限り全て放送時間は 木曜 20:00 - 20:55、同時ネット。

備考

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  • 第10話「姫君の脱出」は、市川雷蔵主演の大映映画・眠狂四郎シリーズ第10作『眠狂四郎 女地獄』(1968年)をほぼリメイクしたものとなっている。映画では伊藤雄之助の演じた役どころを大辻しろ、同じく田村高廣の役を佐々木剛、高田美和の役を岡田可愛、『女地獄』で悪役を演じた安部徹も出演、この回の脚本と監督も『女地獄』と同じ高岩肇と田中徳三のコンビが手がけた。

ネット配信

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脚注

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  1. ^ 北海道新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  2. ^ 河北新報』1973年7月3日 - 8月28日付朝刊テレビ欄。
  3. ^ a b c 『河北新報』1972年10月5日 - 1973年2月22日付朝刊テレビ欄。
  4. ^ 福島民報』1972年11月7日1973年5月8日付朝刊テレビ欄。
  5. ^ 新潟日報』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  6. ^ a b c 『北國新聞』1972年10月5日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 信濃毎日新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  8. ^ 静岡新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  9. ^ 中日新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  10. ^ 京都新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  11. ^ 山陰中央新報』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  12. ^ a b 山陽新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  13. ^ a b 愛媛新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  14. ^ a b c 熊本日日新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  15. ^ 大分合同新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  16. ^ a b 宮崎日日新聞』1973年3月各日朝刊テレビ欄
  17. ^ 沖縄タイムス』1973年3月各日朝刊テレビ欄
フジテレビ系列 木曜20時枠
前番組 番組名 次番組
テレビグランドスペシャル
(第2期)
※20:00 - 21:26
隼人が来る
【当番組より時代劇枠