ジャズマニア
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『ジャズマニア』は宝塚歌劇団の舞台作品。宝塚の正式タイトルが『Jazz Mania』-ジャズマニア-[1]、東京と全国ツアーが『ジャズマニア[2][3][4]』。
月組[5][6][3][4]公演。形式名は「グランド・ショー[1][2][3][4]」。24場[1][2][3][4]。
作・演出は三木章雄[1][2][3][4]。宝塚における併演作品は『ゼンダ城の虜[1]』、東京と2001年の全国ツアーは『大海賊』-復讐のカリブ海-[6][3]、2002年の全国ツアーは『サラン・愛[4]』。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[7]参考。
「スイングしなけりゃ意味ないぜ」とデューク・エリントンが言った言葉をテーマに作られた、ゴージャスでどこかブルー、しかし、セクシーでテンポは最高の、全編スイングに満ちたショー。ウキウキしてくるような底抜けの明るさがストレートに伝わる楽しさ、あるいは胸に響くスローでロマンティックなムードを感じる。
ジャズを扱った作品。
東京・全国ツアーでは紫吹淳に合わせて内容を一部変更している[2]。
公演期間と公演場所
[編集]- 2000年9月29日 - 11月6日 宝塚大劇場[5]
- 2001年8月18日 - 9月24日 東京宝塚劇場[6]
- 2001年10月27日 - 11月18日 全国ツアー[3]
- 2002年6月15日 - 7月7日 全国ツアー[4]
2001年・全国ツアーの公演日程
[編集]- 10月27日・10月28日 市川市文化会館(千葉県)[3]
- 10月31日・11月1日 アクトシティ浜松(静岡県)[3]
- 11月3日 宗像ユリックス(福岡県)[3]
- 11月4日 九州厚生年金会館(福岡県)[3]
- 11月6日 アルカスSASEBO(長崎県)[3]
- 11月7日 長崎ブリックホール[3]
- 11月9日 大分県立総合文化センター[3]
- 11月10日 延岡総合文化センター(宮崎県)[3]
- 11月11日 宮崎市民文化ホール[3]
- 11月13日・11月14日 鹿児島県文化センター[3]
- 11月16日・11月17日 熊本市民会館[3]
- 11月18日 佐賀市文化会館[3]
2002年・全国ツアーの公演日程
[編集]- 6月15日・6月16日 北海道厚生年金会館[4]
- 6月18日 青森市文化会館[4]
- 6月19日 八戸市公会堂[4]
- 6月20日 岩手県民会館[4]
- 6月22日・6月23日 秋田市文化会館[4]
- 6月25日・6月26日 イズミティ21(宮城県)[4]
- 6月28日 - 6月30日 よこすか芸術劇場[4]
- 7月2日 長野県県民文化会館[4]
- 7月3日 長野県松本文化会館[4]
- 7月5日 川口総合文化センター(埼玉県)[4]
- 7月6日・7月7日 市川市文化会館[4]
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」「全国2001[3]」「全国2002[4]」の文字がなければ全劇場共通。「全国2001」は2001年の全国ツアー、「全国2002」は2002年を示す。
- 作曲・編曲:高橋城/吉田優子/鞍富真一
- 編曲:木川田新(東京・全国2001・全国2002)
- 音楽指揮:御﨑惠(宝塚)、清川知己(東京・全国2001・全国2002)
- 振付:羽山紀代美/名倉加代子/藍エリナ/御織ゆみ乃/若央りさ
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗(宝塚・東京・全国2002)、株式会社ハートス(全国2001)
- 音響:加門清邦(宝塚)、切江勝(東京・全国2001・全国2002)
- 小道具:伊集院撤也
- 効果:木多美生
- 演出助手:川上正和/鈴木圭
- 音楽助手:木川田新(宝塚)、青木朝子(東京・全国2001・全国2002)
- 装置補:新宮有紀
- 装置助手:國包洋子(東京・全国2001年・全国2002)
- 衣装補:河底美由紀
- 小道具補:田中武彦
- 舞台進行:表原渉(宝塚)、濱野文宏(東京・全国2002)、山崎芳雄(全国2001)
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
- 演奏:宝塚歌劇オーケストラ
- 演奏コーディネート:新音楽協会(東京・全国2001・全国2002)
- 制作:小野真哉
- 特別協賛:株式会社ヴァーナル(東京・全国2001)
特別出演
[編集]※氏名の後ろの()は2000、2001年当時の所属組。
宝塚
[編集]東京
[編集]
主な配役
[編集]2000年
[編集]- ジャズマニア男S、エリオット・ネス、ザ・シンガー、ザ・マン、ストレンジャー、スター男S、パレード男S - 真琴つばさ[1]
- ジャズマニア女S、ホワイトシンガー女、ザ・ウーマン、ラヴァー、スター女S、パレード女S - 檀れい[1]
- ジャズマニア男A、ハーレムガイS、ブラックシンガー男、ホワイトシンガー男、GIジョー、スター男・歌手、パレート男・歌手 - 香寿たつき[1]
- ジャズマニア男B、ギャングS、ボス、ストーミー・ダンサー、ブラックシンガー男、ジゴロS、スター男A、パレード男・歌手 - 初風緑[1]
- ジャズマニア男B、ギャング、ブラックダンサー男A、ストーミー・ダンサー、GIビリー、歌う紳士、パレード男・歌手トリオ - 汐美真帆[1]
- ジャズマニア男B、ギャング、ホワイトジェントルマンS、ストーミー・ダンサー、GIビリー、歌う紳士、パレード男・歌手トリオ - 大空祐飛[1]
- ジャズマニア男B、アド、ガイ、ギャング、ブラックボーイ、ストーミー・ダンサー、ジゴロ、ロケットボーイ、パレード男・歌手トリオ - 霧矢大夢[1]
- ジャズマニア男B、リブ、ガイ、ギャング・ホワイトボーイ、ストーミー・ダンサー、GIトニー、パレード男・歌手 - 大和悠河[1]
2001年
[編集]- 東京[2]
- ジャズマニア男S、GIジョー、ザ・シンガー、ザ・マン、ザ・ゲスト、スター男S、パレード男S - 紫吹淳
- ジャズマニア女S、恋人、ホワイトシンガー女、ザ・ウーマン、スター女S、パレード女S - 映美くらら
- ジャズマニア男A、ダウンタウンスター、ブラックシンガー男、パーティーマスター、スター男歌手、パレード男・歌手 - 初風緑
- ジャズマニア男B、スイングスター、ストーミー・ダンサーA、ブラックシンガー男、エリオット・ネス、スター男A、パレード男・歌手 - 湖月わたる
- ジャズマニア男B、B&Wシンガー、ブラックシンガー男、アルカポネ、スター男A、パレード男・歌手 - 伊織直加
- ジャズマニアの男B、ダウンタウンガイ、GI・A、ストーミー・ダンサー、ギャング、ジャズシンガー、パレード男・歌手 - 大和悠河
- ジャズマニア男B、ダウンタウンガイ、ブラックダンサー男A、ギャング、パーティの男、歌う紳士、パレード男・トリオ - 汐美真帆
- ジャズマニア男B、GI・A、ホワイトジェントルマンS、ギャング、歌う紳士、パレード男・トリオ - 大空祐飛
- ジャズマニア男B、ダウンタウンガイ、ストーミー・ダンサー、ギャング、パーティの男、ロケットボーイ、パレード男・トリオ - 霧矢大夢
- 全国ツアーの変更点[3]
- ジャズマニア男A、スイングスター、ストーミー・ダンサー、ブラックボーイA、エリオット・ネス、スター男A、パレード男・歌手 - 大和悠河
- ジャズマニア男B、ダウンタウンスター、GI・A、ブラックシンガー男、ストーミー・ダンサー、ブラックボーイA、アルカポネ、パーティマスター、スター男・歌手、パレード男・歌手 - 霧矢大夢
2002年
[編集]- ジャズマニア男S、GIジョー、ザ・シンガー、ザ・マン、ザ・ゲスト、ギャンブラーS、ザ・ガイ、パレード男S - 紫吹淳[4]
- ジャズマニア女S、恋人、ホワイトシンガー女、ザ・ウーマン、マスターズクイーン、ザ・ドール、パレード女S - 映美くらら[4]
- ジャズマニア男A、スイングスター、B&Wシンガー、ストーミー・ダンサー、ブラックボーイA、ジャズシンガーS、ギャンブラーA、パレード男の歌手 - 大和悠河[4]
- ジャズマニア男B、ダウンタウンスター、ブラックシンガー、ストーミー・ダンサー、ブラックボーイA、ジャズシンガー、パーティマスター、歌う紳士、パレートの歌手 - 汐美真帆[4]
- ジャズマニア男B、ピアニスト、GI、ホワイトシンガー男、ストーミー・ダンサー、ホワイトボーイA、ジャズシンガー、歌う紳士、パレートの歌手 - 大空祐飛[4]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 90年史 2004, p. 115.
- ^ a b c d e f g h i j 90年史 2004, p. 133.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 90年史 2004, p. 137.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 90年史 2004, p. 151.
- ^ a b 90年史 2004, p. 114.
- ^ a b c 90年史 2004, p. 132.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 181.
参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。