KOKUA
種類 | 株式会社 |
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略称 | KOKUA、コクア |
本社所在地 |
日本 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23番17号 |
設立 | 2020年9月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 9011001135908 |
事業内容 | 防災サービスの企画・開発・販売・卸売、社会問題に関する教育・研修サービス |
代表者 | 代表取締役(共同代表) 泉勇作/疋田裕二 |
外部リンク | https://kokua-social.jp/ |
株式会社KOKUA(コクア、英: KOKUA, Inc.)は、防災関連サービスを提供する日本の企業。2020年に創業し、東京都渋谷区に所在。
防災グッズだけを集めたカタログギフト「LIFEGIFT」などのサービスを運営している。「LIFEGIFT」は2021年度のグッドデザイン賞に選定された[1]。
概要
[編集]2020年に泉 勇作(いずみ ゆうさく、1992年生まれ、兵庫県神戸市出身)と疋田 裕二(ひきだ ゆうじ、1992年生まれ、大阪府出身)が設立した企業である。泉は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を当時住んでいた東灘区で被災し、自宅が半壊[2]。
また、泉と疋田の両者が、大学入学の直前の時期である2011年3月11日に東日本大震災が発生し、それをきっかけに、両者は被災地におけるボランティア活動を開始した。以後、様々な被災地で災害救援のボランティア活動を実施した[2][3][4]。
2019年に、任意団体「KOKUA」として田中美咲_(起業家)が代表理事を務める一般社団法人 防災ガールの主催するアクセラレーションプログラムに参加[5]。以降、東北大学災害科学国際研究所の主催する「bosai startups in japan」にて、日本の防災のスタートアップを代表するチームの1つとして選出[6]や、WBF国内実行委員会及びWBF国際実行委員会が主催する「世界防災フォーラム/防災ダボス会議 @仙台2019[7] 」にて、民間主体の取組事例の1つとしてフォーラム及びミニプレゼーションへの登壇などを経て[6]、2020年9月に法人化。「培った経験を災害から命を守るビジネスに生かせないか」という思いが起業に繋がった。[8]
2020年12月より日本初の防災グッズだけを集めたカタログギフト「LIFEGIFT」の一般発売を開始[9]。以降、「LIFEGIFT」は東急ハンズでも取り扱いを開始し[10]、2021年度グッドデザイン賞に選定された。[1] [11]
2023年3月にはインターネット上で幾つかの質問に答えるだけで一人ひとりに最適な防災グッズを提案し、販売するパーソナル防災サービス「pasobo」の提供を開始[12]。
学生時代に東日本大震災を体験した平成生まれのメンバーで構成されている[3]。
主なサービス
[編集]沿革
[編集]- 2019年4月 - 任意団体「KOKUA」として、田中美咲_(起業家)が代表理事を務める一般社団法人 防災ガールの主催するアクセラレーションプログラムの参加団体に選出される[5]
- 2019年9月 - 任意団体「KOKUA」として、東北大学災害科学国際研究所の主催する「bosai startups in japan」にて、日本の防災のスタートアップを代表する6チームのうちの1チームに選出される[6]
- 2019年11月 - 任意団体「KOKUA」として、WBF国内実行委員会及びWBF国際実行委員会が主催する世界防災フォーラム/防災ダボス会議 @仙台2019[7] にて、民間主体の取組事例の1つとしてフォーラム及びミニプレゼーションに登壇[6]
- 2019年12月 - 任意団体「KOKUA」として、一般社団法人 防災ガールの主催するシークレットミートアップのピッチ団体に選出される[13]
- 2020年7月 - クラウドファンディグサービスREADYFORにて、カタログギフト「LIFEGIFT」の先行予約販売を開始。目標金額の 1,500,000円を大きく上回り、支援者283名から3,577,500円を調達。[14][15]
- 2020年9月 - 「株式会社KOKUA」設立。
- 2020年12月 - 防災グッズだけを集めた、いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」の一般販売を開始。[9]
- 2021年2月 - ヤフー_(企業)が主催する「#おくる防災」企画に参画。[16]
- 2021年3月 - 全国の東急ハンズ42店舗でいのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」の販売を開始[17]
- 2021年10月 - いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」が「防災グッズ大賞2021」アイデア賞を受賞[18]
- 2021年10月 - いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」が2021年度グッドデザイン賞を受賞。「私の選んだ一品 社会のピント」に選出。[1]
- 2021年12月 - 備蓄食品だけを集めた、いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT Food」の一般販売を開始。[19]
- 2023年3月 - パーソナル防災サービス「pasobo」の提供を開始。[12]
脚注
[編集]- ^ a b c カタログギフト [LIFEGIFT] - グッドデザイン賞(2021年受賞対象一覧)2022年3月23日閲覧。
- ^ a b <月刊 SDGs 2021年10月号>築40年の「教室」から未来つなぐ - 東京新聞 (2021年10月30日) 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “「防災×ギフト」で人気「LIFEGIFT」 3.11を経験した若者が起こす「防災イノベーション」”. ダイヤモンド・リテイルメディア . 2022年3月24日閲覧。
- ^ “防災カタログギフト事業化に挑むスタートアップ代表が、問題意識をかたちにするために大切にしていること”. U-NOTE. 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “日本初・防災特化型アクセラレータープログラムがついに始動!日本の防災の未来を変える6団体が決定しました。”. 一般社団法人防災ガール. 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b c d “国際ルールインテリジェンスに関する調査(世界BOSAIフォーラムにおける地産地防のフレームの国際標準化提案に向けた調査)調査報告書”. 東北大学災害科学国際研究所. 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “第2回世界防災フォーラム”. 世界防災フォーラム. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「備え」の想い、あなたに届け 広がる防災ギフト”. 日本経済新聞社. 2024年4月5日閲覧。
- ^ a b “あなたのプレゼントが、大切な人の命を救うかもしれない。この冬、知ってほしいギフトがある”. BuzzFeed Japan. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “【防災用品担当バイヤー対談】第2回 今どき防災グッズはインテリア映え”. 防災ニッポン(読売新聞). 2022年3月24日閲覧。
- ^ “グッドデザイン賞に2つの新しい防災、『贈る』と『溶け込む』”. ニュースイッチ(日刊工業新聞) . 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “KOKUA、一人ひとりに最適な防災グッズ提案・販売”. 日本経済新聞社. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “次世代の防災を担う6団体が登壇。日本初・防災特化型アクセラレータープログラムのシークレットミートアップを開催”. 一般社団法人防災ガール. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「まさか自分が被災するなんて」そんな一言から始まった、防災グッズを贈るカタログギフト。込められた思い”. BuzzFeed Japan. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「 防災をギフトで広めたい」カタログギフトで防災を身近に”. READYFOR, Inc. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “エールマーケット、大切な人に防災食や防災用品を“おくる”ことを提案する、「#おくる防災」企画を開始”. ヤフー株式会社. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “全国の東急ハンズ42店舗で「LIFEGIFT」の販売を開始”. 株式会社KOKUA. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「防災グッズ大賞2021〜第3回防災グッズ展」10月13日から東京ビッグサイトで開催!”. 一般社団法人災害防止研究所. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “備蓄食をギフトで贈りあう。防災対策の機会を創出するカタログギフト誕生”. TABI LABO. 2022年3月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 株式会社KOKUA (@life_gift_kokua) - X(旧Twitter)
- “新興企業が防災分野参入 現場反映し商品開発”. デーリー東北. (2021-06-30 ) 2022年3月24日閲覧。<
- “スタートアップが防災参入”. 神戸新聞 . 2022年3月24日閲覧。[リンク切れ]
- “防災や減災で新興企業が存在感 新製品やサービス開発「小回り利く」”. 京都新聞 . 2022年3月24日閲覧。[リンク切れ]