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L-フコースイソメラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
L-フコースイソメラーゼ
識別子
EC番号 5.3.1.25
CAS登録番号 60063-83-4
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示
L-フコースイソメラーゼ、N末端ドメイン
l-fucose isomerase from escherichia coli
識別子
略号 Fucose_iso_N1
Pfam PF07881
InterPro IPR012888
SCOP 1fui
SUPERFAMILY 1fui
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
テンプレートを表示
L-フコースイソメラーゼ、中央ドメイン
l-fucose isomerase from escherichia coli
識別子
略号 Fucose_iso_N2
Pfam PF07882
InterPro IPR012889
SCOP 1fui
SUPERFAMILY 1fui
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
テンプレートを表示
L-フコースイソメラーゼ、C末端ドメイン
l-fucose isomerase from escherichia coli
識別子
略号 Fucose_iso_C
Pfam PF02952
Pfam clan CL0393
InterPro IPR015888
SCOP 1fui
SUPERFAMILY 1fui
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
テンプレートを表示

L-フコースイソメラーゼ(L-fucose isomerase、EC 5.3.1.25)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

L-フコースL-フクロース

従って、この酵素の基質はL-フコース、生成物はL-フクロースである。

この酵素は、異性化酵素、特にアルドースケトースを相互転換する分子内酸化還元酵素に分類される。系統名は、L-フコース アルドース-ケトース-イソメラーゼ(L-fucose aldose-ketose-isomerase)である。この酵素は、フルクトース及びマンノースの代謝に関与している。

この酵素は六量体で、既知のケトールイソメラーゼの中では最も大きな構造を持ち、他のどのケトールイソメラーゼとも配列や構造の類似性がない。構造はX線結晶構造解析によって2.5Åの解像度で決定されている[1]。六量体のそれぞれのサブユニットはくさび型で、3つのタンパク質ドメインから構成されている。ドメイン1と2はいずれも中央の平行βシートが周囲をαヘリックスに囲まれた構造である。活性中心は、分子の軸に沿った1対のサブユニットの間にある。

出典

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  1. ^ Seemann JE, Schulz GE (October 1997). “Structure and mechanism of L-fucose isomerase from Escherichia coli”. J. Mol. Biol. 273 (1): 256–68. doi:10.1006/jmbi.1997.1280. PMID 9367760. 

関連文献

[編集]