LCAW
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A200 LCAW | |
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種類 | 小型対潜魚雷 |
原開発国 | イタリア |
運用史 | |
配備期間 | 1992年 - 現在 |
開発史 | |
開発者 | ホワイトヘッド(it) |
開発期間 | 1987年 - 1992年 |
諸元 | |
重量 |
A200: 11.3 kg A202: 16 kg |
全長 |
A200: 883.4 mm A200/A: 914.4 mm A202: 1,223 mm |
直径 | 123 mm |
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射程 | 2,000m以上 |
弾頭 | PBX爆薬 |
炸薬量 |
A200: 2.5 kg A202: 5 kg |
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深度 | 15 - 300m |
誘導方式 | 音響ホーミング |
LCAW(英語: Low Cost Anti-submarine Weapon)は、イタリアのホワイトヘッド(it)社が開発した超小型対潜魚雷[1]。浅海域において、短魚雷(LWT)と爆雷の中間的な兵器として、半潜水艇などの目標と交戦するための誘導兵器として開発された。
艦船から運用する場合は、圧縮空気式投射機を用いて、舷側から投下して用いられるほか、ロケットモーターを用いてRAMなどの発射機から投射するよう改良することも可能である。航空用のA200/AはAサイズのソノブイ投射機から投下できるよう設計されており、ソノブイと同様の回転式エアブレーキを備えているため、全長は914.4mmとなっている。1992年には、ノルウェー海軍の発注により、同国のコングスベルグ社とドイツのディール社との共同開発によって、より大型で長射程のA200/Nが開発された。またフロッグマンが肩撃ち式の発射機から用いるためのA202「メドゥーサ」も開発されたが、こちらはより大型の弾頭を備えており、1996年よりイタリア海軍が調達している[1]。