LUGM-145 (機雷)
表示
LUGM-145は、イラクで生産され、イラク軍が運用した機雷[1]。係維機雷であり、湾岸戦争やイラク戦争ではペルシャ湾に敷設された。
概要
[編集]ロシアが1908年に開発したM-08機雷のコピーである[2]。缶体と係維器からなるが、缶体は卵型であり、上方へ向け3本の触発信管を有しており[1]、炸薬量は最大200㎏[1]。
湾岸戦争中に敷設された機雷は、1991年2月18日、クウェート沖において、イオー・ジマ級強襲揚陸艦のトリポリ (LPH-10)を損傷させている[2]。
戦争後の掃海作業(湾岸の夜明け作戦)により回収されたものが、呉市のてつのくじら館[3]において展示されており、イラク戦争で回収されたものがオーストラリア戦争記念館[1][4]で展示されている。