Lectron
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概要
[編集]1960年代初頭からドイツのエガー社から販売されていたあらかじめ電子部品や配線が組み込まれたブロックを並べることで電子回路を組んで実験が行える電子玩具[1]。1967年にエガー社が倒産後は1972年までLectron GmbHで生産した。北アメリカ以外の市場はブラウン社が担当してアメリカ国内の販売はレイセオンの子会社が担当した。1967年にブラウン社はエガー社の製品をLectron GmbHから購入してドイツデザインの機能美を印象付ける数々の名品を残したプロダクトデザイナーDieter Rams(ディーター・ラムス)と彼のチームによって改めてデザインされた[1]。通常は紙箱だったが、教育機関向けには木箱に入れられて販売された[1]。個々のブロックは磁石が内蔵されたボード上に吸着した[1]。当時はDE 1228081とアメリカ合衆国特許第 3,447,249号で保護されていた。現在もドイツ語のマニュアルのみの仕様だが生産は継続される。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Sanchez, Jose. "Polyomino: Reconsidering Serial Repetition in Comibatorics." Proceedings of the 34th Annual Conference of the Association for Computer Aided Design in Architecture (ACADIA). 2014.
- Sanchez, Jose. "Polyomino. The Missing Topology Mechanic." ALIVE. Advancements in adaptive architecture 8 (2014): 125-128.
- Wakkary, Ron, et al. "Tutorial authorship and hybrid designers: The joy (and frustration) of DIY tutorials." Proceedings of the 33rd Annual ACM Conference on Human Factors in Computing Systems. ACM, 2015.
関連項目
[編集]- 電子ブロック
- マイキット
- 電子工作の歴史
- ブレッドボード
- GMC-4 - FX-マイコンR-165のマイコンユニットを単体で動くワンボードマイコンにしたもの。大人の科学マガジン Vol24の付録。
- KOOV