LiveConnect
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LiveConnectとは、Webページ内でJavaとJavaScriptとを相互通信できるようにする、Webブラウザーの機能である。スクリプトのように、Java側から、アプレットが或るページの埋め込みスクリプトを呼び出したり、ビルトインJavaScript環境にアクセスしたりできるようにする。逆に、アプレットのように、JavaScript側から、アプレット・メソッドを呼び出したり、Javaランタイム・ライブラリーにアクセスしたりできるようにする。[1][2]
LiveConnectは、Netscape 4でのNPAPIプラグインのスクリプト機能の実装に、使用されていた。
現在、Rhinohideで、各アプレットが標準Javaバインディングを用いてwebページを操作できるようにする、アプレットへのDOMインターフェイスの実装に、使用されている。[3]
LiveConnectのOpen Java Interface依存実装は、Mozilla 2 クリーンアップ活動の一環として、2009年6月後半、Mozillaソースコードツリーから、削除された。[4]Sun Microsystemsから、再設計されたJREがリリースされたことで、必要とされなくなった。しかし、Appleが新JREをMac OS X上にまだ移植していない為、Gecko 1.9.2向けに古い実装が復元された。[5]
再設計されたJREでサポートされているJava-JavaScriptの機能は、Open Java Interface固有のアプローチが放棄されたが、依然として“LiveConnect”と呼ばれている。[6]
脚注
[編集]- ^ Flanagan, David. (2006). JavaScript: the Definitive Guide. O'Reilly, Sebastopol, California.
- ^ For technical details, see the Mozilla Developer Documentation on LiveConnect.
- ^ Rhinohide home page.
- ^ Bug 442399 – remove LiveConnect from the tree
- ^ Bug 517355 – Restore OJI, Liveconnect and the JEP on the 1.9.2 branch on OS X
- ^ http://java.sun.com/javase/6/webnotes/6u10/plugin2/liveconnect/