M1化学兵器地雷
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M1化学兵器地雷(M1かがくへいきじらい M1 chemical mine)は、アメリカ合衆国が1939年に開発した化学兵器[1][2]。アメリカ軍初の化学兵器地雷である[1]。1ガロンのガソリン缶を転用し、9.9ポンド (4.5 kg)のマスタード剤(H/HD-gas)を充填している[1][2]。地雷は取っ手が付いた直方体の金属缶であり、外側に銅線の針金が付けられている[3]。信管は無く、針金を用いて、缶の外側に点火用の導爆線や電気雷管を固定する[3]。地雷は、カモフラージュを考慮しつつ4インチ (10 cm)ほどの深さに敷設され、人員操作により遠隔有線起爆される[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c JEFFERY K. SMART, M.A.. “HISTORY OF CHEMICAL AND BIOLOGICAL WARFARE: AN AMERICAN PERSPECTIVE” (PDF). p. 31. 2019年7月15日閲覧。
- ^ a b Jeffery K. Smart. “A Century of Innovation THE ARMY'S CHEMICAL AND BIOLOGICAL DEFENSE PROGRAM” (PDF). p. 16. 2019年7月15日閲覧。
- ^ a b c Combat Engineer: MOS 12B Skill Levels 1 and 2, Soldier's Manual. (1977). p. 2-343 - 2-345