MSC ベリッシマ
表示
MSC ベリッシマ | |
---|---|
基本情報 | |
経歴 | |
進水 | 2018年6月14日[1] |
竣工 | 2019年2月27日[2] |
要目 | |
総トン数 | 171,598 トン[2] |
全長 | 315.83 m[3] |
幅 | 43.0 m[2] |
喫水 | 8.75 m[2] |
主機関 | ディーゼル・エレクトリック[2] |
出力 | 79,944馬力(58,800kW)[4] |
航海速力 | 21.8ノット[3] |
旅客定員 | 4,418名(最大 5,686名)[4] |
乗組員 | 1,595名[4] |
MSC ベリッシマ(MSC Bellissima)は、MSCクルーズが運航しているクルーズ客船[2]。
概要
[編集]MSC メラヴィリア級の2番船として、2019年2月27日にフランスのアトランティーク造船所で竣工、引き渡された[2]。 船価は8億5千万ドル[5]。
3月2日にサウサンプトンで行われた命名式にて、女優ソフィア・ローレンによって命名され[2]、3月4日よりジェノヴァへのクルーズでデビューした[2]。
船内にLEDスクリーンの天井を持つ長さ96mのプロムナード「ガレリア・ベリッシマ」等を備えるほか[6]、「ZOE(ゾーエ)」と称するバーチャル・パーソナル・クルーズ・アシスタント(音声対応人工知能装置)を初めて導入した[2]。
日本への寄港は当初2020年の予定だったがコロナ禍で延期となり、2023年4月26日に横浜に寄港したのが初であった[7]。 本船は17万総トン超で、日本に寄港した客船としては2019年のスペクトラム・オブ・ザ・シーズ(169,379総トン)を抜いて最大となった[3]。
2024年7月10日には済州島で開催された「2024アジア・クルーズ・フォーラム・チェジュ」にて2024年の「アジア・ベスト・クルーズ・シップ」に選ばれた[8]。
同型船
[編集]- 1番船 「MSC メラヴィリア(Viking Sea)」
- 2017年5月31日竣工[9]。
この他、拡大型のメラヴィリア・プラス・クラスが3隻、2019年、2021年、2023年に建造された[10][11]。
参考文献
[編集]- 海人社『世界の艦船』2017年11月号 No.868
- 海人社『世界の艦船』2018年9月号 No.884
- 海人社『世界の艦船』2019年5月号 No.899
- 海人社『世界の艦船』2019年7月号 No.903
- 海人社『世界の艦船』2023年7月号 No.997
- 海人社『世界の艦船』2023年9月号 No.1001
- 海人社『世界の艦船』2024年10月号 No.1027
- 海事プレス社『クルーズ客船データブック 2022・2023』CRUISE 2022年5月臨時増刊
脚注
[編集]- ^ 『世界の艦船』2018年9月号、p.127
- ^ a b c d e f g h i j 『世界の艦船』2019年5月号、p.121
- ^ a b c 『世界の艦船』2023年7月号、p.122
- ^ a b c 『クルーズ客船データブック 2022・2023』、p.267
- ^ 『世界の艦船』2019年7月号、p.167
- ^ 『世界の艦船』2023年7月号、p.124
- ^ 『世界の艦船』2023年7月号、p.121
- ^ 『世界の艦船』2024年10月号、p.168
- ^ 『世界の艦船』2017年11月号、p.120
- ^ 『クルーズ客船データブック 2022・2023』、p.271、286
- ^ 『世界の艦船』2023年9月号、p.123