Microsoft HealthVault
開発元 | マイクロソフト |
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最新評価版 | |
種別 | メディカル データベース |
公式サイト | http://healthvault.com |
Microsoft HealthVault(マイクロソフト ヘルスヴォルト)はマイクロソフトの健康・身体情報を保持・管理するプラットフォームである[1][2][3][4]。
概要
[編集]2007年10月に始まり、www.healthvault.com からアクセスでき、一般ユーザー向け と ヘルスケアの専門家向けの入り口がそれぞれ用意されている。
Vaultには「貴重品保管室」や「金庫」などの意味がある。
なお現在はサービスを終了している。
コンポーネント
[編集]Live Search Health (HealthVaultの検索コンポーネント) は健康に関連した情報に特化した検索サービスである[5][6]。
HealthVault record は個人の健康情報を保存する。 HealthVaultのアカウントを通じて記録にアクセスすることができる。権限が与えられている場合に限り、自分以外の複数の特定者の記録にもアクセスすることができる。 これにより、例えば母親が子供の記録を管理したり、息子が父親の記録にアクセスし、健康問題の手助けをしたりすることもできる。 ログインするためにはWindows Live IDか限定条件付きのOpenIDが必要である。
権限
[編集]ユーザーは、HealthVault siteまたはHealthVaultプラットフォームにつながるアプリケーション(後者の方がより一般的である)を通じてHealthVault recordにアクセスすることができる。HealthVaultアプリケーションの初回起動時、アプリケーションがどのデータにアクセスできるようにするか決めることができ、それらのデータはアプリケーションから使える唯一のデータになる。データの一部、もしくは全部を他の特定の者、例えば医師・配偶者・親などと共有することもできる。
機器
[編集]HealthVault Connection Centerにより、(脈拍計や血圧計などの)医療機器から個人のHealthVault recordに健康データを転送することが可能になる。医療機器を転送可能状態にするドライバも提供されている[5][7]。
拡張性
[編集]HealthVault は Continuity of Care Document や Continuity of Care Recordといった業界標準を含む多くの変換フォーマットをサポートしている。それにより、多くの診療録を統合[8]することが可能である。
関連項目
[編集]- Google Health - Googleが展開する同様のサービス
脚注
[編集]- ^ “Microsoft Launches 'HealthVault' Records-Storage Site”. PCMAG.com. 2008年2月4日閲覧。
- ^ “Microsoft launches medical records site”. globeandmail.com. 2008年2月4日閲覧。
- ^ “The vault is open”. economist.com. 2008年2月6日閲覧。
- ^ Microsoft Launches Health Records Site
- ^ a b “Dr. Microsoft is now ready to see you”. 2007年10月8日閲覧。
- ^ “HealthVault Search”. 2007年10月8日閲覧。
- ^ “HealthVault Connection Center”. 2007年10月8日閲覧。
- ^ “PHR integration”. 2009年2月9日閲覧。