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NGC 4395

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NGC 4395
GALAXによって撮影されたNGC 4395の紫外線画像
GALAXによって撮影されたNGC 4395の紫外線画像
見かけの等級 (mv) 10.6[1]
視直径 13′.2 × 11′.0[1]
分類 SA(s)m[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  12h 25m 48.9s[1]
赤緯 (Dec, δ) +33° 32′ 48″[1]
赤方偏移 319 ± 1 km/s[1]
他のカタログでの名称
NGC 4399-4401[2], UGC 7542[1], PGC 40596[1]
Template (ノート 解説) ■Project
ハッブル宇宙望遠鏡による画像

NGC 4395は、直径約8分の銀河ハローを持つ低表面輝度渦巻銀河である。北西から南東にかけて、いくつかの幅広い明るい領域が走っている。そのうち、最も南東にあるものが最も明るい。3つのパッチは、それぞれのNGCを持っており、東から西に向かって、4401、4400、4399が割り当てられている[2]

NGC 4395の核は活性であり、この銀河はセイファート銀河に分類される。質量が正確に決定されている最小の超大質量ブラックホールの1つを含むことで知られている[3]。中央のブラックホールの質量は「たった」30万太陽質量であるため[4]、いわゆる「中間質量ブラックホール」とも呼ばれている。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for. 2006年11月4日閲覧。
  2. ^ a b Kepple, George Robert; Glen W. Sanner (1998). The Night Sky Observer's Guide, Volume 2. Willmann-Bell, Inc.. p. 48. ISBN 0-943396-60-3 
  3. ^ Merritt, David (2013). Dynamics and Evolution of Galactic Nuclei. Princeton, NJ: Princeton University Press. ISBN 9781400846122. http://openlibrary.org/works/OL16802359W/Dynamics_and_Evolution_of_Galactic_Nuclei 
  4. ^ Peterson, Bradley; et al. (2005). “Multiwavelength Monitoring of the Dwarf Seyfert 1 Galaxy NGC 4395. I. A Reverberation-based Measurement of the Black Hole Mass”. The Astrophysical Journal 632: 799-808. arXiv:astro-ph/0506665. Bibcode2005ApJ...632..799P. doi:10.1086/444494. https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2005ApJ...632..799P/abstract.