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生田原テレビ中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

生田原テレビ中継局(いくたはらてれびちゅうけいきょく)は、北海道紋別郡遠軽町生田原に設置された地上アナログテレビ放送中継局と、地デジ化に伴って開設されたギャップフィラー中継施設の総称である。

概要

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アナログテレビ放送時代にはNHK北見放送局の中継局のみが設置されていたが、民放各局をも視聴できる共同受信施設や有線共聴施設が開設され、地デジ化にもこれらの施設によって対応する見込みとなったため[1]、2009年11月16日をもって廃止された。その後、遠軽町の辺地共聴施設整備事業によりギャップフィラーによる地上デジタルテレビ中継施設が設置され[2]、2010年3月に生田原中継施設が[3][4]、2011年2月14日に社名淵中継施設が運用を開始した[5][6]

生田原・社名淵両中継施設とも、NHKや民放各社が設置した中継局ではなく共同受信施設であるため、北海道総合通信局のウェブサイトにある北海道内地上デジタル放送局の開局状況[7]、NHK北見放送局や民放各社のホームページには掲載されていない。

なお、2012年12月に開かれた平成24年第6回遠軽町議会において、一般会計補正予算としてテレビ視聴環境整備事業費が追加され、TVhの視聴が可能になるよう遠軽町内のテレビ中継局・共同受信施設・有線共聴施設の整備が行われることが決まった(2013年秋以降の開局を予定)[8]

地上アナログテレビ放送施設

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チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
開局日
9 NHK
北見総合
映像100mW/
音声25mW
映像300mW/
音声74mW
垂直偏波 オホーツク圏 - -
11 NHK
北見教育
映像300mW/
音声76mW
全国
  • 所在地: 北海道紋別郡遠軽町生田原(イナリ山)
  • 全国より1年8ヶ月早い2009年11月16日に廃止された。

ギャップフィラーによる共聴施設(地上デジタルテレビ放送)

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生田原中継施設(難視聴共同受信施設)

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リモコン
キーID
放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
開局日
1 HBC
北海道放送
32 50mW 260mW 垂直偏波 北海道 - 2010年
3月中旬
2 NHK
北見教育
23 全国
3 NHK
北見総合
30 オホーツク圏
5 STV
札幌テレビ放送
29 北海道
6 HTB
北海道テレビ放送
31
7 TVh
テレビ北海道
25 2013年度内
8 UHB
北海道文化放送
33 2010年
3月中旬

社名淵中継施設(難視聴共同受信施設)

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リモコン
キーID
放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
開局日
1 HBC
北海道放送
32 19mW 61mW 垂直偏波 北海道 - 2011年
2月14日
2 NHK
北見教育
23 全国
3 NHK
北見総合
30 オホーツク圏
5 STV
札幌テレビ放送
29 北海道
6 HTB
北海道テレビ放送
31
7 TVh
テレビ北海道
25 2013年度内
8 UHB
北海道文化放送
33 2011年
2月14日

脚注・出典

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関連項目

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