NHK穂別テレビ中継局
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NHK穂別テレビ中継局(エヌエイチケイほべつテレビちゅうけいきょく)は、北海道むかわ町穂別にあったアナログテレビジョン放送中継局。
概要
[編集]NHK室蘭放送局単独の中継局であるが、山陰による難視聴解消のため、区域内に13ヶ所の共同受信施設が設置され、ほとんどの世帯をカバーしていた。そのため、穂別中継局受信用アンテナの設置世帯は皆無であった[要出典]。2007年から2009年にかけて、これらの共同受信施設が農林水産省の支援(元気な地域づくり事業)によって統合・改修され、光ファイバを利用したFTTH方式となり、地上デジタルテレビ放送が受信できるようになった[1]。そのため、デジタルテレビ中継局の設置は計画されず、2011年7月24日の停波をもって運用を終えた。
地上アナログテレビジョン放送
[編集]チャンネル | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | NHK 室蘭総合 |
映像100mW/ 音声25mW |
映像650mW/ 音声160mW |
垂直偏波 | 胆振・日高・ 寿都郡黒松内町 |
不明 | 1970年 3月30日[2] |
11 | NHK 室蘭教育 |
映像660mW/ 音声165mW |
全国 |
- 出力は100mWであるが、VHFの100mWであるため、ミニサテライト局とはみなされない。
脚注
[編集]- ^ むかわ町の共同受信施設の地デジ化(「e-Land北海道 No.38」(2008年)、北海道総合通信局)
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'70』日本放送出版協会、1970年、309頁。