Nemo (ファイルマネージャ)
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Nemo 4.0.6のスクリーンショット | |
開発元 | Linux Mint |
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初版 | 2012年9月 |
最新版 |
4.0.6[1]
/ 2018年12月15日 |
リポジトリ | |
対応OS | Unix系 |
プラットフォーム | Cinnamon |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ファイルマネージャ |
ライセンス | GNU Lesser General Public License |
公式サイト |
github |
Nemoは、Cinnamonデスクトップで起動するLinux Mintオペレーティングシステムの公式ファイルマネージャである。Nemoはその起源であるNautilusファイルマネージャ(現在は「ファイル」に改名)から削除された機能のいくつかを再導入している。
歴史
[編集]Nemoバージョン1.0.0は2012年7月にCinnamonユーザインタフェースのバージョン1.6と共にリリースされ[2][信頼性要検証]、2012年11月にバージョン1.1.2となった[3]。NemoはLinux Mintの開発者達が「Nautilus 3.6は災害 (catastrophe) だ」とみなした[4][5][6]後に、GNOMEファイルマネージャであるNautilus v3.4のフォークとして始まった[7][8][9][信頼性要検証]。開発者のGwendal Le Bihanは、ジュール・ヴェルヌの有名なキャラクターであるノーチラス号 (Nautilus) の船長であるネモ船長にちなんで、このプロジェクト名を「Nemo」とした[6]。
機能
[編集]Nemo v1.0.0は開発者が述べたように以下に示す機能を搭載している[6]:
- Nautilus 3.4の全ての機能とNautilus 3.6でなくなった全ての機能(全てのデスクトップアイコン、コンパクトビューなど)
- 端末内でのオープン(Nemo自体の機能の一部)
- ルートによるオープン(これもNemo自体の機能の一部)
- ファイル操作進捗情報(ファイルのコピーや移動中に、パーセンテージとウインドウタイトル上やさらにウインドウリストにも操作についての情報を見られる)
- 独自のGTKブックマーク管理
- フル操作オプション(戻る、進む、アップ、更新)
- パスエントリとパンくずリストウイジット間の切り替え可能
- その他多くの設定オプション
関連項目
[編集]- ファイル - GNOMEファイルマネージャ
- Konqueror - KDEウェブブラウザ・ファイルマネージャ
- Thunar - Xfceファイルマネージャ
- Dolphin - KDEファイルマネージャ
- PCMan -LXDEファイルマネージャ
- ROX-Filer - ROX-Desktopファイルマネージャで、通常はJWM、FVWM、IceWMのいずれかと共に用いる
- ファイルマネージャの比較
脚注
[編集]- ^ https://github.com/linuxmint/nemo/releases
- ^ NEMO: THE LINUX MINT TEAM FORKS NAUTILUS、Web UPD8、2012年8月
- ^ “Cinnamon 1.6.7, Nemo 1.1.2” (November 14, 2012). 2015年11月30日閲覧。
- ^ Linux Mint Explain Nautilus Fork, Call New Version a "Catastrophe"、OMG Ubuntu、2012年9月
- ^ Linux Mint founder calls Nautilus 3.6 "a catastrophe", H Online, Sep 2012
- ^ a b c “Introducing Nemo” (September 4, 2012). 2015年11月30日閲覧。
- ^ Linux Mint developers work on GNOME file manager fork, Zdnet, Aug 2012
- ^ NEMO FILE MANAGER FOR UBUNTU OR LINUX MINT VIA PPA, Technology Linux & Windows, Dec 2012
- ^ Linux Mint Team Forks Nautilus, Brings Out Nemo、Muktware、2012年
外部リンク
[編集]- nemo - GitHub - 公式リポジトリ
- Introducing Nemo (2012)