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Ntrip

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Networked Transport of RTCM via Internet Protocol
国際標準 en:Radio Technical Commission for Maritime Services (RTCM)
開発者 ドイツ地図測地局ドイツ語版 (BKG) / ドルトムント大学コンピュータサイエンス学科
利用開始 2004年9月 (2004-09)
分野 衛星測位システム
ウェブサイト https://igs.bkg.bund.de/ntrip/about

Ntripはインターネットを介してディファレンシャルGPS(DGPS)データを配信するためのプロトコルであり、「The Networked Transport of RTCM via Internet Protocol」の頭文字をとったものである。仕様は、RTCM英語版によって公表されている[1]。Ntripは、 Hypertext Transfer Protocol HTTP / 1.1に基づく一般的なステートレス・プロトコルで、 GNSSデータストリーム用に拡張がされている[2]

Ntripは、ドイツ地図測地局 (BKG) およびドルトムント大学コンピュータサイエンス学科によって開発された。 Ntripは2004年9月に「インターネットプロトコル(Ntrip)によるRTCMのネットワーク化転送のためのRTCM推奨規格、バージョン1.0」としてリリースされた。 このプロトコルの最新のバージョンは、2021年1月12日改訂2のバージョン2.0であり、software.rtcm-ntrip.orgに、入手可能なオープンソース実装がある 。

電子基準点から得られた補正データをリアルタイムに配信する際にもNtripが利用されている。

脚注

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