OpenCandy
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OpenCandyとはサンディエゴの企業で、Microsoft Windowsライブラリで構成され、Windows installerで組み込める広告ソフトウェアを手がけている。OpenCandyのライブラリをバンドルしているアプリケーションをインストールすると、任意で推奨する追加のソフトウェア(ユーザーのシステムや地理的位置に基づく)のインストールを同時に行うことになる[1][2]。
このソフトウェアの始まりはCEOのダリアス・トンプソンがDivXのインストレーションを開発したことにさかのぼり、DivXをインストールするとYahoo! Toolbarの任意でのインストールを求められるものだった。2008年最初の9ヶ月間で2億5千万回のダウンロード数にのぼりDivXはYahooや他のソフトウェア開発者から1570万ドルを得た[2]。
かつてDivXでビジネス開発ディレクターだったチェスター・エヌジーはチーフビジネスオフィサーを、同じくDivXのエンジニアリングディレクターだったマーク・チェが最高技術責任者を務めている[2]。
OpenCandyはプライバシー問題で批判を受けており[3]、過去のバージョンでは「ユーザーを特定する情報をユーザーの同意なしに送信している可能性がある」としてMicrosoft Security Essentialsにアドウェア認定された[4]。OpenCandyはこれに対し、別の企業がソフトウェア利用許諾契約で正式に警告すること無くOpenCandyを使用しているためだと主張している[5]。
脚注
[編集]- ^ Needleman, Rafe (11 November 2008), OpenCandy brings ad market to software installs. What?, CNET news 2009年8月18日閲覧。
- ^ a b c Marshall, Matt (10 November 2008), OpenCandy inserts recommendations when you install software 2009年8月18日閲覧。
- ^ Needleman, Rafe (11 November 2008), OpenCandy brings ad market to software installs. What?, CNET news 2011年8月6日閲覧。. Particularly see the user comments
- ^ Win32/OpenCandy, Microsoft Corporation, (Feb 16, 2011) 2011年2月23日閲覧。
- ^ “The Story Behind the OpenCandy and Microsoft Adware Debacle”. 2011年6月2日閲覧。