Point to Point Tunneling Protocol
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Point to Point Tunneling Protocol(ポイント・ツー・ポイント・トンネリング・プロトコル、略称:PPTP)とは、ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP)を拡張したトンネリング・プロトコルである。TCPポート番号1723とGREを利用して通信する。
PPTP自体は認証や暗号化の機能を有していないが、MS-CHAPによる認証とMicrosoft Point-to-Point Encryption (MPPE)による暗号化を組み合わたものが、Windowsなどのマイクロソフト製オペレーティングシステムにWindows 95 OSR2から標準搭載され、VPNのために利用されている。なお、MPPEではRC4が採用されていることなどの理由により、この方式の安全性は低いと考えられている[1]。
2024年、マイクロソフトは、将来のWindows ServerでPPTP/P2TPを削除することを発表した[2]。SSTPとIKEv2への移行が推奨されている。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 齊藤貴之 (2017年1月11日). “アップルのPPTP終了が製品/サービスに影響”. 日経クロステック(xTECH). 2023年4月24日閲覧。
- ^ “PPTP/L2TPプロトコルは非推奨に ~将来バージョンのWindows Serverで削除へ”. 窓の杜 2024年10月11日閲覧。