Pleiades (スーパーコンピュータ)
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Pleiades(プレイアデス、プレアデス)は、SGIが開発し、NASAのエイムズ研究センターに設置された、スーパーコンピュータである。
概要
[編集]Pleiadesは、ペタスケール(ペタFLOPS級)のスーパーコンピュータで、SGIにより製造され、アメリカカリフォルニア州のマウンテンビューにあるNASAのエイムズ研究センターに、Columbiaの後継として設置された。主な目的はNASAの次世代宇宙船の開発支援で、突発的な故障のシミュレーションなどに使用されている。
2009年11月のTOP500ランキングで、ピーク時性能が 540 テラフロップス以上として世界6位の高速コンピュータとされたが、その時点ではまだ構築中であった。拡張後には、2009年には1000テラフロップス (1ペタフロップス)、2012年には 10ペタフロップスの達成が予定されている[1]。
Pleiadesは、Columbiaと同様にSGI Altixベースであり、110のキャビネットの中に、56,320 個のXeonベースのプロセッサコア、74.7TBのメモリを格納する。オペレーティングシステムはSUSE Linuxベースである[2]。
参照
[編集]- ^ "NASA collaborates with Intel and SGI on forthcoming petaflops super computers", Heise Online, 9 May 2008.
- ^ PLEIADES SUPERCOMPUTER - NASA