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シュリーヴィジャヤ王国(シュリーヴィジャヤおうこく、Kerajaan Sriwijaya/Srivijaya)はインドネシアやマレー半島、フィリピンに大きな影響を与えたスマトラ島のマレー系海上交易国家。中国語では室利仏逝、三仏斉という。王国の起源ははっきりしないが、7世紀にはマラッカ海峡を支配して東西貿易で重要な位置をしめるようになった。
シュリーヴィジャヤ王国は現在のパレンバンを拠点とする沿岸貿易の中心であった。この海上帝国はスマトラ島からマレー半島に跨る連合国家で、中国やインドとも通商をおこなった。旅行者の記録ではスマトラ沿岸部では金貨が流通していたが、内陸部には及んでいなかったとしている……続きを読む