Pump.io
作者 | Evan Prodromou |
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開発元 | E14N |
最新版 | |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | JavaScript / Node.js |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | Web application framework,ミニブログ |
ライセンス | Apache License, Version 2.0[3] |
公式サイト | pump.io |
Pump.io("ポンプアイオー"と発音)[4]とは「本当に人々がソーシャルネットワークに期待していることのほとんどができる」と称する[1]汎用Activity Streamsエンジンであり、連合型ソーシャルネットワークプロトコルの実装の一つである。StatusNetの後を追ってEvan Prodromouによって開発が始められ[5]、2013年には最大のStatusNetサービスであったidenti.caのバックエンドを置き換えるに至った[6]。Twitterに似た機能の提供を志向するStatusNetに対し、Pump.ioはより汎用的なSNSとしての機能を提供し、他のウェブサービスとの相互連携に注力する作りになっている[7]。
技術
[編集]先行しているStatusNetに対しより軽量かつ効率的であることを目指して設計されており、 Node.jsで動作する。データ転送や操作にはシンプルなRESTの受信APIであるActivity Streamsを用いている。
Pump.ioの動作環境は以下のようなものである:
- node.js
- npm
- データベース(通常はMongoDBやRedisのようなNoSQL データベースなどを使用するが、データバンクと呼ばれる抽象化レイヤーを用いて他の方法を用いることもできる。 )
- GraphicsMagick "gm"コマンド
Pump.ioはRaspberry PiやBeagleBone Blackのような低性能のハードウェアでも快適に動作する。Web UIの他にもクライアントAPIを用意している。
連合
[編集]分散型SNSの一つであるPump.ioにおいては、ユーザーは所属するサーバーだけでなく他のサーバーのユーザーとフォローを交わすことができる。
制限および課題
[編集]2017年現在でもPump.ioではグループ[8]、ハッシュタグ[9] や人気投稿のリストページ[10]などのStatusNet(現GNUSocial)の幾つかの機能が未実装のままである。
標準化
[編集]2014年に立ち上げられた[11]W3C Federated Social Web Working Groupは、OStatusプロトコルの後継としてpump.ioのプロトコルを基にActivityPubプロトコルの策定を開始した[12]。2017年8月 現在[update]、勧告候補の状態である。
脚注
[編集]- ^ a b pump.io
- ^ “Releases · pump-io/pump.io”. Github. 5 August 2017閲覧。
- ^ “website”. 2014年3月22日閲覧。 “Licensed under the Apache License, Version 2.0 (the "License")...”
- ^ “E14N Post”. 21 March 2014閲覧。
- ^ Behrenshausen, Bryan. “pump.io: the decentralized social network that's really fun”. opensource.com. 21 March 2014閲覧。
- ^ Nathan Willis (March 27, 2013). “StatusNet, Identi.ca, and transitioning to pump.io”. LWN.net. 2014年3月20日閲覧。
- ^ Christopher Allan Webber (October 24, 2013). “Pump API progress video”. mediagoblin.org. 2014年3月22日閲覧。
- ^ “Groups”. 2014年3月20日閲覧。
- ^ “Automatically link hash tags”. 2014年3月20日閲覧。
- ^ “'Popular'”. 2014年3月20日閲覧。
- ^ https://www.cnet.com/news/w3c-tries-building-social-networking-into-the-web/
- ^ https://zenhack.net/2016/05/29/sandstorm-and-the-social-web.html