RNAリガーゼ
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RNAリガーゼ(RNA ligase)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
従って、この酵素の基質は、ATPと(リボヌクレオチド)nと(リボヌクレオチド)mの3つ、生成物はAMPと二リン酸と(リボヌクレオチド)n+mの3つである。
この酵素はリガーゼ、特にリン酸エステル結合を形成するものに分類される。系統名は、ポリ(リボヌクレオチド):ポリ(リボヌクレオチド) リガーゼ (ADP形成)(poly(ribonucleotide):poly(ribonucleotide) ligase (AMP-forming))である。ポリリボヌクレオチドシンターゼ(polyribonucleotide synthase)、ポリリボヌクレオチドリガーゼ(polyribonucleotide ligase)等とも呼ばれる。
構造
[編集]2007年末時点で、2つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1VDX、2C5Uである。
出典
[編集]- Silber R, Malathi VG, Hurwitz J (1972). “Purification and properties of bacteriophage T4-induced RNA ligase”. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 69 (10): 3009–13. doi:10.1073/pnas.69.10.3009. PMC 389696. PMID 4342972 .