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RNBクイズショー「ザ・INAZO」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザ・INAZOライブ!
ジャンル クイズ番組
放送方式 生放送
放送期間 2002年10月7日 - 2016年3月25日
放送時間 毎週月曜日 - 金曜日 12:00-13:55
放送回数 約3000回
放送局 南海放送
パーソナリティ

小林真三(月)
藤田晴彦(火)
枡形浩人(水)
江刺伯洋(木)

モストデンジャラス(金)
公式サイト 公式サイト
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ザ・INAZOライブ!』(ザ・イナゾーライブ!)は、南海放送の聴取者参加型ラジオクイズ番組。2002年10月7日から2016年3月25日まで13年半放送された。

2015年3月27日まで『RNBクイズショー「ザ・INAZO」』というタイトルで放送時間が月曜 - 金曜 12:00 - 12:59だった。過去には夜帯に『夜INAZO』や特番の『ザ・キッズINAZO』、『梅まつりINAZO』なども放送していた。

番組開始の経緯は当時ラジオ制作部長でディレクターだった田中和彦[1]の発案で藤田晴彦と江刺伯洋[2]の2人のために起用してスタートした。

後番組は2016年3月まで13時から放送していた『TIPS』が、放送枠を拡大して12時からの放送になった。

『INAZO』終了後の2016年4月からは南海放送テレビ・ラジオ同時放送で土曜昼11時55分から江刺伯洋が司会の『究クエ!』という『INAZO』の要素を受け継いだ視聴者参加型三択クイズ番組を放送している[3]

クイズマスター(パーソナリティ)

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パーソナリティーが直接クイズ番組を出題することもあり、パーソナリティーを「クイズマスター」と呼称する。

2009年4月2日まで
2009年4月6日から(担当曜日のみ変更)
  • 月・火曜 藤田晴彦
  • 水・木曜 江刺伯洋
2013年4月5日から
  • 金曜   はい岡田
2014年4月2日から
  • 月・火曜 藤田晴彦
  • 水曜   小林美菜[4]
  • 木・金曜 江刺伯洋
2015年3月30日から

タイムテーブル

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12時台にクイズ、1時台にコーナーという構成、クイズを挟んで箱番組を内包している。 12時台

  • 12:00  オープニングトーク
  • 12:10頃 クイズ1問目
  • 12:20頃 ムーブサウンドクルージング
  • 12:30頃 クイズ2問目
  • 12:40頃 子どもの詩~小さなひとみ~
  • 12:45頃 クイズ3問目
  • 12:55頃 愛媛新聞ニュース

1時台

  • 日替わりコーナー
  • メール読み、曲など
  • 13:30頃 男のダブルクリックのコーナー[5]

ルール

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  • エントリー
    • Vポータルと呼ばれる、NTTコミュニケーションズが提供するボイスポータルサービスにアクセスし、必要事項を電話で登録する。受付電話番号(0570-0033-03)はVポータル共通の番号なので、電話がつながったら、音声ガイドに従って「なんかいほうそう」と発声しないと、登録メニューへたどり着くことができない。番組内でも時折詳しい説明がある。
      • なお、現在、南海放送がVポータルで提供している情報サービスは、この番組のエントリー受付のみである。
      • 南海放送ホームページなどには明記されていないが、Vポータルのメンテナンス時を除けば毎日いつでも登録可能である。
  • 本番
    • 事前に番組スタッフより電話で参加のオファーがあり、その後生本番となる。
    • 3択クイズが出題される。3問連続正解で賞金5,000円を手にできる。途中1問でも間違えたらその時点で終了。

番組の特徴

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  • オープニングで「今日も現金5000円を巡る人間模様をお届けします」というセリフでCM入りして番組が始まる。
  • 問題はニュースや季節の話題をテーマにしたものほか多岐のジャンルにわたり、全体的に難しい。
  • シンキングタイムは比較的長め。制限時間は明確に決まっていないが、番組構成上、一定の枠があり、クイズマスターと回答者が、出題に関連したり関連しないトークをしながら、クイズマスターが徐々に回答へと導いていく。
    • 生放送のため、残り放送時間が短い時には回答を急がせることもある。
    • 連続正解中の途中(1,2問正解の状態)で放送時間終了となったときは、翌放送日に続けて参加できる。火曜日と水曜日に時間切れになった場合、翌参加時にクイズマスターが変わる。
    • 出題後、映画「ターミネーター」で使用されたBGMが流され、シンキングタイムに入る。正解・不正解の効果音が流れるまでずっと流れている。緊張感をあおると同時に、無音による放送事故防止も兼ねていると思われる。
  • 適当なころあいで、クイズマスターが回答の番号を確認後、「○番の○○でファイナルINAZO?」と聞いてくるので、参加者が「ファイナルINAZO」とコールすると回答が確定する。
  • 回答が確定すると、「正解は如何に」(小林)、「答えはマークが知っている」(藤田)、「判定の音を聞いてみましょう」(江刺)、「エックスロック!」(モストデンジャラスMr.X)の振りのあと、BGMのボリュームがあがり、緊張感をピークにさせたところで、(放送事故にならない程度の)多少の無音時間(溜め)をはさみ、正解・不正解に応じた効果音が流される。
    • 「マーク」については公式に説明されていないが、参加受付番号、正解・不正解判定のナレーションなどを担当する、外国人調で話すナレーターのことを指している。ちなみに、正解時には「You get it!」や「5センエン、ゲットです」など、不正解の時には「うーん、ざんねんね」などのナレーションが、効果音とともに流れる。
  • クイズの間と間には音楽が流される(リクエストも可能)。
  • トーク番組的要素も持っており、リスナーからのお便りも読まれる。
    • 回答者への応援メールが送られてきて、紹介されることもある。
  • タイトルは、賞金の5000円札の肖像「新渡戸稲造」(番組開始当時)に由来する。
  • 番組中にかかる曲は、Ella Fitzgerald「Come Rain Or Come Shine」(ジャズのスタンダードナンバー)

特番

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中継生放送の特別番組が放送されることがある。ショッピングセンターなどのオープン記念や、周年記念など、企業・店舗とのタイアップ企画として実施されることもある。 2011年4月30日13:00~15:00は「ザ・キッズINAZO イン グリーンヒルズ湯の山」が放送された。[6] また、毎年2月の最終日曜日(2014年・2015年は土曜日)のお昼に「ザ・INAZO in 七折梅まつり」という七折梅園から生中継される2時間の特別番組も放送している。 この時はルールが変わる。基本的に、1問正解で5千円ゲットとなったり、賞金額が変わる、現金ではなく同等額の商品券類(書店タイアップ企画としての場合に、会場書店から提供される図書カードなど)をゲットする形式とする、参加者2名以上の同時参加が行われることがある、などである。参加申込方法も特別ルールとなり、特番ごとに事前に本放送や他の南海放送ラジオ番組、ラジオコマーシャルなどで告知されるが、当日放送時間前に会場に集まった人から抽選というパターンが多い。パーソナリティーもレギュラーのクイズマスター(江刺であることが多い)に同局女性アナウンサーが加わりクイズマスター2人体制となることが多い。 また、2011年8月7日には『中四国ライブネット』の枠内で「中四国拡大版」として中四国8局ネットで放送された(担当は江刺)。この時は現金ではなく愛媛県の特産品がプレゼントされた。

メールテーマ

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前述のようにトーク番組の要素も持っており、フリーテーマ(いわゆる「ふつおた」)はもちろん、クイズマスターが最近の出来事で気になったことをもとにメールテーマを決めて募集することもある。

  • 木曜日は「かまんよ」(「いいですよ」を意味する方言)のコーナーがある。リスナーから懺悔などのメールを募集、紹介する。「こんなんでかまんのでしょうか?」などの問いかけに対して「かまんよ♡」という優しい口調で話す女性アナウンサーのナレーションが入るが、内容(特に道徳から外れたり、法に触れるような場合)によっては「かまんわけないやろ!」(「いいわけがないだろう!」の方言)などに変わることがある。

書籍

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2006年9月、過去に出題された問題を集めた本が出版された。

  • 「RNBクイズショー ザ・INAZO本」イナゾー問題制作委員会著 愛媛新聞メディアセンター発行 ISBN 978-4-86087-052-2

脚注

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  1. ^ 2016年現在は南海放送代表取締役社長。
  2. ^ 当時の江差伯洋はアナウンス部所属ではなくラジオ制作部所属。
  3. ^ 『究クエ!』は正解すると現金1万円がもらえる。
  4. ^ 番組初の女性クイズマスター。小林真三の実娘
  5. ^ INAZOライブ!共通コーナー各曜日のプレゼンターが好きなモノを語る5分間
  6. ^ 12歳以下限定でクイズ1問正解で5000円分の図書券がもらえるという特別ルール。

外部リンク

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