RUN伴
表示
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2015年10月) |
RUN伴(ランとも)は、認知症の啓発イベント。あらかじめ設定したゴールまで当事者や家族、支援者、一般市民がタスキリレーをして走るもの。NPO法人認知症フレンドシップクラブが主催し、2011年に北海道内の函館から札幌まで約300キロをリレーしたのが初回[1]。2015年には、北見市から大牟田市までの約3000キロを結んだ[2]。正式名称は、RUN TOMO-RROW(ラントモロー)。
概要
[編集]2011年に函館−札幌間300キロを171人(うち認知症当事者20人)で初めてタスキをつなぐ。翌2012年は札幌から東京まで1200キロを743人(うち認知症当事者70人)が参加[3]。
2013年では、旭川から大阪まで1700キロを1472人(うち認知症当事者146人)、2014年は帯広から広島まで2500キロを4619人(うち認知症当事者227人)[4][5]、2015年は北見市から大牟田市まで3000キロを約8000人でつないだ[6]。
テーマカラーのオレンジ色の大会Tシャツを着用して走る[7]。
また、地域単位で開催されるRUN伴+(ランともプラス)はおだわら(小田原市)[8]を皮切りに、旭川市、札幌市、恵那市[9]、八王子市、ぐんま(群馬)等の地域で行われており、小学生や市民の参加を呼び掛け、まちづくりへの参加きっかけとなっている。このネットワークからはじまった認知症の人たちのソフトボール大会、全日本認知症ソフトボール大会(Dementiaシリーズ、通称Dシリーズ)が2014年から行われるようになった[10]。
脚注
[編集]- ^ “たすきつなぎ認知症を啓発 18日、今年もRUN伴”. 苫小牧民報. (2015年7月7日) 2015年10月23日閲覧。
- ^ “認知症 “伴走”へ一歩 北海道-福岡「RUN伴」 地域の理解目指す”. 西日本新聞. (2015年11月5日) 2015年11月9日閲覧。
- ^ “認知症理解訴え広島へ たすきつなぐ「RUN伴」”. 十勝毎日新聞社ニュース (十勝毎日新聞社). (2014年4月16日) 2016年2月8日閲覧。
- ^ “認知症患者支援を…2500キロリレー 「ランとも」函館で道内ゴール”. 北海道新聞. (2014年7月28日). オリジナルの2014年8月4日時点におけるアーカイブ。 2015年10月23日閲覧。
- ^ “認知症理解へ2500キロリレー完走…広島”. 読売新聞. (2014年10月28日) 2015年10月23日閲覧。
- ^ “RUN伴 大牟田でゴール 認知症患者ら参加”. 読売新聞. (2015年11月2日) 2015年11月9日閲覧。
- ^ “御坊からもラン伴スタート”. 日高新報. (2015年10月4日) 2015年10月23日閲覧。
- ^ “RUN伴+おだわら「認知症」、ランでPR 10日-12日市内で初開催”. タウンニュース小田原版 (タウンニュース社). (2014年11月8日) 2015年10月23日閲覧。
- ^ “恵那RUN伴+(PLUS)2015を開催” 2015年10月22日閲覧。
- ^ “「プレーしたことは忘れても」 認知症の人のソフトボール大会 競技楽しみ自信回復、静岡で3月開催”. 共同通信. (2015年2月24日) 2015年10月23日閲覧。