SAINT LAURENT/サンローラン
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(SAINT LAURENT サンローランから転送)
SAINT LAURENT/サンローラン | |
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Saint Laurent | |
監督 | ベルトラン・ボネロ |
脚本 |
トマ・ビデガン ベルトラン・ボネロ |
製作 |
エリック・アルトメイヤー ニコラス・アルトメイヤー クリストフ・ランベール |
出演者 |
ギャスパー・ウリエル ジェレミー・レニエ |
音楽 | ベルトラン・ボネロ |
撮影 | ジョゼ・デエー |
編集 | ファブリス・ルオー |
製作会社 |
Mandarin Films ヨーロッパ・コープ Orange Studio |
配給 |
ヨーロッパ・コープ ギャガ |
公開 |
2014年9月24日 2015年12月4日 |
上映時間 | 151分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
製作費 | €8,771,045[1] |
興行収入 | $3,202,241[2] |
『SAINT LAURENT/サンローラン』(Saint Laurent)は2014年のフランスの伝記映画。 監督はベルトラン・ボネロ、出演はギャスパー・ウリエルとジェレミー・レニエなど。 20世紀を代表するフランスのファッションデザイナー、イヴ・サン=ローランの壮年期の約10年間に焦点を絞って、彼の心の内面に迫った内容となっている[3]。
第40回セザール賞において最多10部門でノミネートされたものの、受賞は最優秀衣裳デザイン賞(アナイス・ロマン)のみに終わっている。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1967年、パリ。次々と革新的なコレクションを発表し、時代の寵児となったイヴ・サンローランは、公私共にパートナーのピエール・ベルジェが進める拡大路線によって過密スケジュールを余儀なくされていた。1971年、新たなインスピレーションを求めてモロッコに旅立ったイヴだったが、帰国後の新作コレクションは批判の嵐にさらされてしまう。やがてアイデアが浮かばず極度のスランプが続く中、イヴはカール・ラガーフェルドの愛人でもあるジャック・ド・バシャールとの危険な情事に溺れていく。
キャスト
[編集]- イヴ・サン=ローラン: ギャスパー・ウリエル - ファッションデザイナー。
- 1989年時: ヘルムート・バーガー
- ピエール・ベルジェ: ジェレミー・レニエ - イヴの公私に渡るパートナー。
- ルル・ドゥ・ラ・ファレーズ: レア・セドゥ - モデル。
- ベティー・カトルー: エメリーヌ・ヴァラーデ - モデル。
- タリタ: ジャスミン・トリンカ - モデル。
- ジャック・ド・バシャール: ルイ・ガレル - イヴの愛人。
- リュシエンヌ・サン=ローラン: ドミニク・サンダ - イヴの母親。
- ジャン=ピエール氏: ミシャ・レスコー
- アニー・マリー・ムニョス: アミラ・カサール
- ドゥーザー夫人: ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
- ルネ: ヴァレリー・ドンゼッリ
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「善意から作られてはいるが、もどかしいほど散漫な伝記映画『SAINT LAURENT/サンローラン』は、皮肉にもファッションアイコンの人生を描くには不向きであることを証明している。」となっており、86件の評論のうち、高く評価しているのは60%にあたる52件で、平均して10点満点中5.78点を得ている[4]。 アロシネによれば、フランスの30のメディアによる評価の平均点は5点満点中4.0点である[5]。
出典
[編集]- ^ “Saint Laurent (2014)” (フランス語). JPBox-Office. 2020年7月9日閲覧。
- ^ “Saint Laurent” (英語). Box Office Mojo. 2020年7月9日閲覧。
- ^ “サンローラン”. WOWOW. 2016年9月18日閲覧。
- ^ “Saint Laurent (2015)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年7月9日閲覧。
- ^ “Critiques Presse pour le film Saint Laurent” (フランス語). AlloCiné. 2020年7月9日閲覧。
関連項目
[編集]- イヴ・サンローラン (2010年の映画) - 2010年のドキュメンタリー映画
- イヴ・サンローラン (2014年の映画) - 2014年の伝記映画