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SCパーダーボルン07

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SCパダーボーン07から転送)
SCパーダーボルン07
原語表記 Sport-Club Paderborn 07 e.V.
クラブカラー 青と黒
創設年 1907年
所属リーグ ドイツ・ブンデスリーガ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン パーダーボルン
ホームスタジアム ベンテラー・アレーナ英語版
収容人数 15,000[1]
代表者 ドイツの旗 ヴィルフリート・フィンケ
監督 ポーランドの旗 ルーカス・クヴァスニオク
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

シュポルト・クルプ・パーダーボルン07エー・ファウSport-Club Paderborn 07 e.V.)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州パーダーボルンを本拠地とするサッカークラブである。

クラブの歴史

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前身となる2つのクラブは1907年に「アルミニア・ノイハウス[2]」(ブンデスリーガ公式サイトでは「SV07ノイハウス」としている[3])、1908年に「FCプロイセン・パーダーボルン」として創設された[3]。その後、他のクラブとの幾度かの合併や名称変更を経て1985年にアルミニアの後身「TuSシュロス・ノイハウス」とプロイセンの後身「1.FCパーダーボルン」が合併し「TuSパーダーボルン・ノイハウス」と改称[2][3]1997年に「SCパーダーボルン07」と改称した[2][3]レギオナルリーガ(3部)からオーバーリーガ(4部)に一時は降格したものの1年で復帰、2004年から2005年にかけてのシリーズで北部レギオナルリーガ2位となり、ブンデスリーガ2部へ昇格を果たした。

2004年にはレギオナルリーガ(実質3部)のチームでありながら、DFBポカールにてハンブルガーSVMSVデュースブルクを相次いで撃破し、8強にまで残った。しかし、ハンブルクとの試合において、審判がクロアチア系マフィアの賭博と関係して不正な審判を行ったことが判明した。(ただし、パーダーボルンの勝利は認められた。)この試合の主審を務めたロベルト・ホイツァーにはサッカー界からの永久追放と、29ヶ月の禁固刑が言い渡された[4]

2007-08シーズンを17位で終え、新設される3. リーガへの降格となった。2008-09シーズンは3位となり、2部との入れ替え戦でVfLオスナブリュックと対戦。ホーム・アウェイともに勝って1年で2部復帰を決めた。

2013-14シーズンは開幕から9試合を終えた時点で勝ち点9を獲得するに留まり、年間予算も600万ユーロ(約8億4000万円)と低水準だったことから1部昇格は困難なものと考えられていたが[5]、シーズン前半を9位で折り返すとウインターブレイク明けのシーズン後期は17試合で12勝を挙げるなど好調を維持し[5]、2位でクラブ史上初のブンデスリーガ1部への昇格を決めた[3][6]

2014-15シーズンは開幕から4試合を終えた時点で、首位に立ち、シーズン前半を10位で折り返す健闘を見せたが、ウインターブレイク明けのシーズン後期は17試合で3勝2分けに留まるなど失速し、1年での2部降格となった。

2015-16シーズンでは2部最下位と低迷し3部に降格し、更に2016-17シーズンには3部で18位となり本来ならばレギオナルリーガ(4部)に降格となるが、TSV1860ミュンヘンがレギオナルリーガへ降格処分を受けたため、3部に残留することになった[7]

2017-18シーズンは大健闘の末2位に立ち、ブンデスリーガ2部へ昇格を決めた。

2018-19シーズンは2部リーグでも大健闘し2位に立ち、5年ぶりのブンデスリーガ1部の昇格を決めた。

タイトル

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国内タイトル

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なし

国際タイトル

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なし

過去の成績

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シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
1985-86 オーバーリーガ・ヴェストファーレン 2位
1986-87 6位
1987-88 8位
1988-89 9位
1989-90 2位
1990-91 8位
1991-92 5位
1992-93 5位
1993-94 1位
1994-95 レギオナルリーガ西部/南西部 34 12 11 11 61 53 35 9位
1995-96 36 17 11 8 68 47 62 5位
1996-97 34 11 10 13 40 46 43 10位
1997-98 34 12 12 10 61 37 48 9位
1998-99 32 15 8 9 51 39 53 7位
1999-00 36 13 9 14 47 47 48 13位
2000-01 オーバーリーガ・ヴェストファーレン 36 27 5 4 85 29 86 1位
2001-02 レギオナルリーガ北部 34 11 7 16 51 60 40 14位
2002-03 34 13 8 13 58 49 47 8位
2003-04 34 17 11 6 56 40 62 3位
2004-05 36 20 10 6 63 40 70 2位
2005-06 ブンデスリーガ2部 34 13 7 14 46 40 46 9位 1回戦敗退
2006-07 34 11 9 14 32 41 42 11位 2回戦敗退
2007-08 34 6 13 15 33 54 31 17位 2回戦敗退
2008-09 ブンデスリーガ3部 38 20 8 10 68 38 68 3位 1回戦敗退
2009-10 ブンデスリーガ2部 34 14 9 11 49 49 51 5位 1回戦敗退
2010-11 34 10 9 15 32 47 39 12位 1回戦敗退
2011-12 34 17 10 7 51 42 61 5位 2回戦敗退
2012-13 34 11 9 14 45 45 4 12位 1回戦敗退
2013-14 34 18 8 8 63 48 62 2位 2回戦敗退
2014-15 ブンデスリーガ1部 34 7 10 17 31 65 31 18位 1回戦敗退
2015-16 ブンデスリーガ2部 34 6 10 18 28 55 28 18位 2回戦敗退
2016-17 ブンデスリーガ3部 38 12 8 18 38 57 44 18位 1回戦敗退
2017-18 38 25 8 5 90 33 83 2位 準々決勝敗退
2018-19 ブンデスリーガ2部 34 16 9 9 76 50 57 2位 準々決勝敗退
2019-20 ブンデスリーガ1部 34 4 8 22 37 74 20 18位 2回戦敗退
2020-21 ブンデスリーガ2部 34 12 11 11 53 45 47 9位 ベスト16
2021-22 34 13 12 9 56 44 51 7位 1回戦敗退
2022-23 34 16 7 11 68 44 55 6位 ベスト16
2023-24 34 15 7 12 54 54 52 7位 ベスト16
2024-25
出典[8]

現所属メンバー

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2024-25シーズン ブンデスリーガ2部 開幕戦(ヘルタ戦)フォーメーション(3-4-3)
2024年9月14日現在[9]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ドイツ ペレ・ブフィンクドイツ語版
4 DF ドイツ カルビン・ブラケルマン英語版
5 MF アメリカ合衆国 サンティアゴ・カスタニェダ英語版 ()
7 FW ドイツ フィリップ・ビルビヤ英語版
8 MF ドイツ ダヴィド・キンソンビ英語版 ()
9 MF ドイツ ミカ・バウア英語版
10 FW オランダ コーエン・コンストンス英語版
11 FW ドイツ スヴェン・ミシェル英語版
12 GK ドイツ フロリアン・プルス
16 DF 北マケドニア ヴィサル・ムスリウ
17 DF ドイツ ラウリン・カーダドイツ語版
18 MF ドイツ ミヒャエル・マーティンドイツ語版
19 MF ドイツ ルカ・ヘルマン英語版
20 DF ドイツ フェリックス・ゲッツェ
22 MF ドイツ マット・ハンセンドイツ語版
No. Pos. 選手名
23 MF ドイツ ラファエル・オーベルマイアー英語版 ()
25 DF ドイツ チャルク・シェラー英語版
26 MF ドイツ セバスティアン・クラース英語版
27 MF ドイツ カイ・ケルフィシュ英語版
29 FW ドイツ イリヤース・アンサドイツ語版
30 GK ドイツ マルクス・シューベルト
32 MF ドイツ アーロン・ゼンター英語版
33 DF ドイツ マルセル・ホフマイアー英語版
35 GK ドイツ アルネ・シュルツ
36 FW ドイツ フェリックス・プラッテ
39 FW ドイツ アドリアーノ・グリマルディ英語版 ()
40 MF ドイツ ニクラス・ナジドイツ語版
43 DF ドイツ マルティン・エンス
45 MF ドイツ トーマス・プレドル
46 MF ドイツ ルイス・エンゲルス

括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

監督

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ルーカス・クバスニオク英語版

ローン移籍選手

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名

歴代監督

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歴代所属選手

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脚注

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  1. ^ http://www.scp07.de/28-Arena/448-Daten--Fakten.html
  2. ^ a b c Sport-Club”. SC Paderborn 07. 2014年8月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e パーダーボルンのクラブデータ”. ブンデスリーガ公式ウェブサイト. 2014年8月2日閲覧。
  4. ^ サッカー界の10大スキャンダル 4. ロベルト・ホイツァー GOAL.com
  5. ^ a b ドイツに衝撃を与えたパーダーボルンの昇格”. UEFA.com (2014年5月12日). 2014年8月30日閲覧。
  6. ^ SC Paderborn steigt erstmals in die Bundesliga auf”. ZEIT ONLINE (2014年5月11日). 2014年8月2日閲覧。
  7. ^ TEILNEHMERFELD DER 3. LIGA FÜR SAISON 2017/2018 KOMPLETTドイツサッカー連盟 2017年6月9日
  8. ^ SC Paderborn 07”. Fussballdaten. 2014年8月30日閲覧。
  9. ^ Mannschaft - Profis - Teams - SC Paderborn 07”. www.scp07.de. 2024年9月15日閲覧。

外部リンク

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