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1.FCマクデブルク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1.FCマクデブルク
原語表記 Erster Fußballclub Magdeburg e. V.
愛称 FCM, Club
クラブカラー 青と白
創設年 1904年
所属リーグ ドイツ・ブンデスリーガ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン マクデブルク
ホームスタジアム
MDCCアレーナ
収容人数 30,098
代表者 ドイツの旗 フォルカー・レーボルト
監督 ドイツの旗 クリスティアン・ティッツ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

1. FCマクデブルクドイツ語: 1. FC Magdeburg e. V.)は、ドイツの北東部、ザクセン=アンハルト州の都市マクデブルクを本拠地とするサッカークラブである。

概要

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クラブは1896年6月15日にSVヴィクトリア96マクデブルク(SV Victoria 96 Magdeburg)として創設。第二次世界大戦前のGauliga Mitteでは幾度も決勝進出を果たすなど全盛期にあった。戦後、マクデブルクがソビエト連邦の占領下に入るとクラブは解散を命じられ、選手達は幾つかの小さなクラブ(マクデブルガーSC、プロシア1899、クリケット・ヴィクトリア・マクデブルク、SGシュデンブルク)を作ってそこでプレーを続けた。

ドイツ民主共和国が建国されると、かつてのスポーツクラブは企業のスポーツ組織(BSG)に置き換えられ、特定の産業と結びつきの強い名前が与えられる様になった。マクデブルクも1951年に数クラブが合併してBSGシュタール・マクデブルク(BSG Stahl Magdebourg)と改称、翌1952年にBSGモトール・ミッテ・マクデブルク(BSG Motor Mitte Magdeburg)となった。そして1965年にサッカー東ドイツ代表の選手強化の為の特別強化クラブの指定を受けると、サッカー部門は複合型スポーツクラブから独立し、1.FCマクデブルクとなり、これ以降国内の有望選手が集まる様になった。

1970年代に入ると国内ではディナモ・ドレスデンと勢力を二分し、3度のリーグ優勝(1971年、1974年、1975年)を果たすなど黄金時代を迎えた。また1969年から1974年の間に9人の東ドイツ代表選手を輩出し、そのうち4人は1974年のFIFAワールドカップ・西ドイツ大会代表メンバーとなった。1973-74シーズンはクラブ史上で最良の季節となった。リーグ戦では2度目の優勝を果たし、UEFAカップウィナーズカップでは決勝戦に進出。1974年5月8日にオランダロッテルダムで行われた決勝戦はイタリアのACミランを2-0で下し初優勝を成し遂げた。この記録は欧州サッカー連盟主催の国際大会で優勝した唯一の東ドイツのクラブとなった。

1991年にドイツ再統一後は3部リーグへの参入となった。これ以降はトップリーグでの活躍の場を失ったが、2000-01シーズンのDFBポカールでは1.FCケルンバイエルン・ミュンヘンカールスルーエといった強豪を下しベスト8進出と旋風を起こした。しかし2002年には財政的な問題から4部リーグへの降格を余儀なくされた。

2006年にレギオナルリーガ(当時の3部リーグ)昇格を果たし、2006-07シーズンのレギオナルリーガ北部ではブンデスリーガ2部への昇格に迫りながら3位でシーズンを終えるなど復活の気配を見せた。2008-09シーズンからはリーグ再編により、レギオナルリーガ北東部(4部リーグ)に所属していた。2014-2015シーズンにブンデスリーガ3部昇格を果たす。 2017-18シーズンにはブンデスリーガ3部で優勝し、初めて2部へ昇格した。

タイトル

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国内タイトル

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1972,1974,1975
1964, 1965, 1969, 1973, 1978, 1979, 1983
  • ザクセン=アンハルト州カップ:9回
1993, 1998, 2000, 2001, 2003, 2006, 2007,2009,2013,2014,2017,2018,2022
2017-18, 2021-22

国際タイトル

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1973-1974

過去の成績

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シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
2006-07 レギオナルリーガ 36 16 12 8 52 41 60 3位 1回戦敗退
2007-08 レギオナルリーガ 36 14 11 11 39 37 53 11位 1回戦敗退
2008-09 レギオナルリーガ 34 17 8 9 50 36 59 4位
2009-10 レギオナルリーガ 34 14 9 11 57 38 51 6位 1回戦敗退
2010-11 レギオナルリーガ 34 11 8 15 37 46 41 12位
2011-12 レギオナルリーガ 34 5 14 15 23 43 29 18位
2012-13 レギオナルリーガ 30 12 9 9 42 41 45 6位
2013-14 レギオナルリーガ 30 18 4 8 71 39 58 2位 1回戦敗退
2014-15 レギオナルリーガ 28 19 3 6 61 22 60 1位 2回戦敗退
2015-16 ブンデスリーガ3部 38 14 14 10 49 37 56 4位
2016-17 ブンデスリーガ3部 38 16 13 9 53 36 61 4位 1回戦敗退
2017-18 ブンデスリーガ3部 38 27 4 7 70 32 85 1位 2回戦敗退
2018-19 ブンデスリーガ2部 34 6 13 15 35 53 31 17位 1回戦敗退
2019-20 ブンデスリーガ3部 38 10 17 11 49 42 47 14位 1回戦敗退
2020-21 ブンデスリーガ3部 38 14 9 15 42 45 51 11位 1回戦敗退
2021-22 ブンデスリーガ3部 36 24 6 6 83 39 78 1位 1回戦敗退
2022-23 ブンデスリーガ2部 34 12 7 15 48 55 43 11位 1回戦敗退

欧州の成績

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現所属選手

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2023年11月27日現在[1]
2023-24シーズン ブンデス2部 開幕戦(SVヴェーエン戦)フォーメーション (4-3-3)

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ドイツ ドミニク・ライマン英語版 ()
2 DF イタリア クリスティアーノ・ピッチーニ
3 DF ボスニア・ヘルツェゴビナ アンディ・ホティ英語版 ()
4 DF ルクセンブルク エルディン・ゾゴヴィッチ英語版
5 DF ドイツ ジェイミー・ローレンス英語版 ()
6 MF ドイツ ダニエル・エルファドリ英語版 ()
7 DF ドイツ ヘルベルト・ボックホルン英語版 ()
8 MF ドイツ アフメット・アルスラン英語版 ()
9 FW オランダ ルク・カスタイニョス ()
10 FW ドイツ ジェイソン・セカ英語版 ()
11 FW モロッコ モハメド・エル・ハンクリ ()
12 DF シリア ベラル・ハルブーニ英語版 ()
13 MF ドイツ コナー・クレンピッキー英語版
No. Pos. 選手名
15 DF ドイツ ダニエル・ハーバードイツ語版 ()
16 MF ジンバブエ ヨナ・ファビッシュ英語版 ()
17 FW ドイツ アレクサンダー・ノレンベルガー英語版
19 DF ドイツ レオン・ベルベル英語版 ()
20 FW イングランド ザビエル・アマエチ英語版 ()
23 FW トルコ バリス・アティック英語版 ()
24 DF フランス ジャン・ユゴネ英語版
25 MF アイルランド シラス・グナカ英語版 ()
26 FW ドイツ ジャン・ルカ・シューラー英語版
27 DF ドイツ マルコム・カクタルア英語版 ()
29 MF ドイツ アマラ・コンデ英語版 ()
30 GK ドイツ ノア・クルト英語版
34 DF ドイツ タレク・シャヘド英語版
37 FW 日本 伊藤達哉
42 GK ドイツ ユリアン・ポラースベック

監督

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ローン移籍

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名

歴代監督

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歴代所属選手

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脚注

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  1. ^ Kader” (ドイツ語). 1.fc-magdeburg.de. 2023年11月28日閲覧。

外部リンク

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