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SORA! -フライトアテンダント物語-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
漫画:SORA! -フライトアテンダント物語-
原作・原案など 矢島正雄(原作)
作画 引野真二
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2005年18号 - 2007年9号
巻数 全5巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

SORA!-フライトアテンダント物語-』(そら フライトアテンダントものがたり)は、原作・矢島正雄、漫画・引野真二による漫画小学館の漫画雑誌『ビッグコミック』2005年18号(9月25日号)から2007年9号(5月10日号)まで連載された。単行本は全5巻が小学館ビッグコミックスから刊行されている。

概要

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架空の新規参入・格安航空会社であるスカイドリーム航空で働くフライトアテンダント(客室乗務員)、星野天海の仕事振りや乗客・同僚の人間ドラマを中心に描いた作品である。作品の舞台を前作の空港から航空会社へ移しているが、本作で繰り広げられるドラマの方向性や作風は前作『ビッグウイング』を踏襲している。

主な登場人物

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星野天海(ほしの そら)
スカイドリーム航空のフライトアテンダント(客室乗務員)。高卒で最大手の航空会社に就職するも、ある事情で今の航空会社に移籍した。性格は明るく、仕事もできるが、感動して涙することが多いことから別名「泣き虫SORA」と呼ばれている。普段は先輩や一部後輩、常連客などから「SORAちゃん」と呼ばれることが多い。母親は、見知らぬ土地で天海を産んだ後、病院で亡くなっている。
星野大地(ほしの だいち)
星野天海の父親で民俗学者。日本各地を旅して、あらゆる地域の産業や農業、人々の暮らしなどを研究し、講演などを行っている。一か所に2年以上留まることはない。
西田(にしだ)
スカイドリーム航空の社長。社員同士、互いの顔が分かる範囲が理想的な会社の規模と考えている。天海の仕事振りに一定の評価をしている。
前田ゆき(まえだ ゆき)
天海の後輩フライトアテンダント。
紺野まり(こんの まり)
スカイドリーム航空のチーフアテンダント。乗務歴30年を超える超ベテランで、航空業界で伝説のゴッド・マザーと呼ばれている。
藤江京子(ふじえ きょうこ)
青森でりんご農園を営んでいる。天海を小学生の頃1年間世話していたことから、天海は「青森のお母さん」と呼んでいる。
キャプテン(氏名不明)
天海らがよく訪れるレストラン&スナック「コックピット」のマスター。元機長で総飛行時間1万8000時間のベテランで名パイロットとして知られていた。
ドナルド
スカイドリーム航空の外国人機長。天海のことを「一番信頼できるフライトアテンダント」と評している。

補足

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  • 天海が勤務するスカイドリーム航空は、スカイマークをモデルとしており、同社が取材協力をしていることがクレジットされている。羽田空港第1旅客ターミナルを使用して沖縄那覇への深夜便運行や、羽田から青森への路線が登場するなど、かつてのスカイマークが取り組んできた事柄を舞台としている話も多い。
  • 羽田空港での描写では、時おり前作『ビッグウイング』主人公の吉川久美子に似たグランドアテンダント(案内係)が登場するコマがある。

関連項目

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