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SPACE NTK

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社SPACE NTK
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
305-0031
茨城県つくば市吾妻2-5-1
つくばスタートアップパーク内
設立 2017年12月4日
業種 サービス業
法人番号 4011601022246 ウィキデータを編集
事業内容 宇宙空間における葬儀・散骨・埋葬・法要 その他冠婚葬祭関連式典の請負、仲介斡旋 及び、そのノウハウの販売値
代表者 葛西智子(代表取締役)
資本金 100万円
外部リンク 公式ウェブサイト
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株式会社SPACE NTK(スペース・エヌ・ティー・ケー)は茨城県つくば市に本社を置く日本の葬祭業者。宇宙葬を手掛けている他、生前葬も行っている。 2022年にMAGOKORO号の打ち上げを行い、初めて宇宙葬を行った日本企業となった[1][注 1]。SPACE NTKは宇宙葬のことを宇宙SOH(宇宙想)と呼称している。

概要

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SPACE NTKは葬儀業界に30年間従事している葛西智子によって2017年に設立された[2]。葛西が子供の頃、親から人は亡くなると星になると言われたものの、曾祖母が地面のお墓に入ったことに違和感を感じたことが起業に至った原点となっている[3]。2022年4月1日には同社初の宇宙散骨ミッションが打ち上げられた。

MAGOKORO号

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MAGOKORO号はSPACE NTK初の宇宙散骨ミッションで、2022年4月1日にスペースX社のファルコン9ロケットによって打ち上げられた。SPACE NTKによると、MAGOKORO号はロケットの上段に取り付けてあるため、継続的に監視されており宇宙ゴミになるリスクを極力抑えられるとしている[4]。打ち上げから5~6年後にMAGOKORO号は地球の大気圏に再突入し、流れ星となって燃え尽きる。

ミッション

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打ち上げ年月日 打ち上げロケット ミッション名 目的地 結果
2022年4月1日 ファルコン9 MAGOKORO-X 太陽同期軌道 成功

脚注

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出典

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  1. ^ 故人の思いを乗せて、宇宙へ――。ベンチャー企業SPACE NTKが手がける日本初の宇宙葬”. J-CASTニュース (2021年11月27日). 2022年7月7日閲覧。
  2. ^ 吉川美津子 (2022年4月26日). “「宇宙葬」を亡き娘にプレゼントした夫婦の心情”. 東洋経済. 2022年7月7日閲覧。
  3. ^ 奥野斐 (2021年6月28日). “宇宙葬 遺骨打ち上げ 最後は「流れ星」に… 12月にも第1弾”. 東京新聞. 2022年7月7日閲覧。
  4. ^ 相澤冬樹 (2021年11月7日). “来年4月、初の衛星打ち上げ つくばの宇宙葬ベンチャー”. NEWSつくば. 2022年7月7日閲覧。

注釈

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  1. ^ 外国企業の日本法人や国内の代理店を通して米国の宇宙葬を利用するサービスは以前より存在するものの、衛星打ち上げ事業者との交渉・宇宙機の組み立て・納骨まで、宇宙葬を一貫して行った事例は日本初となっている。

関連項目

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外部リンク

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