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synonym

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『synonym』
パスピエスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル NEHAN RECORDS
チャート最高順位
パスピエ アルバム 年表
more humor
(2019年)
synonym
(2020年)
ニュイ
(2021年)
『synonym』収録のシングル
  1. 「まだら」
    リリース: 2020年2月5日(配信限定)
  2. 「真昼の夜」
    リリース: 2020年6月10日(配信限定)
  3. 「SYNTHESIZE」
    リリース: 2020年8月26日(配信限定)
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synonym』(シノニム)は、2020年12月9日にNEHAN RECORDSよりリリースされたパスピエのメジャー6枚目のフルアルバム

概要

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前作『more humor』以来、約1年8ヶ月ぶりの作品で、自主レーベル「NEHAN RECORDS」立ち上げ後初のCDリリースである。

2020年にリリースされた配信シングル3曲(『まだら』『真昼の夜』『SYNTHESIZE』)が収録されているほか、同年5月5日にYouTube上に『202 OTO 505』というタイトルで公開された楽曲についてもタイトルを『oto』と改めた上で収録されている(YouTubeの動画はアルバムリリースに先立ち削除されている)。

本アルバムに収録される全楽曲はリズムパートがキーボード担当の成田ハネダによるプログラミング(打ち込み)であり、インディーズ時代を含めバンド史上初のドラマーが参加しない作品となっていることが特徴である。さらに、これまで大半の楽曲がボーカル担当の大胡田なつきにより作詞されてきた中にあって、今作では成田ハネダによる単独作詞曲が2曲(『真昼の夜』『SYNTHESIZE』)収録されているなど、これまでにない新たなアプローチを試みた作品となっている。

初回限定盤には、2020年2月16日に昭和女子大学人見記念講堂で開催されたパスピエ結成十周年特別記念公演“EYE”の模様を全編収録したBlu-rayディスクが付属している。

収録曲

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  1. まだら
    作曲:成田ハネダ 作詞:大胡田なつき
    2020年2月5日リリースの配信限定シングル。MBS系ドラマ特区『ホームルーム』エンディング・テーマ。
  2. Q.
    作曲:成田ハネダ 作詞:成田ハネダ・大胡田なつき
    リード曲で、大胡田なつきによるアニメーションミュージックビデオが制作されている。
  3. 現代
    作曲:成田ハネダ 作詞:成田ハネダ・大胡田なつき
  4. SYNTHESIZE
    作曲:成田ハネダ 作詞:成田ハネダ
    2020年8月26日リリースの配信限定シングル。
    MUSIC ON! TV『ZOOM UP!』2020年12月度エンディング・テーマ。
  5. プラットホーム
    作曲:成田ハネダ 作詞:大胡田なつき
    ピッコマ『ラインナップ』篇CMソング。
  6. oto
    作曲:成田ハネダ 作詞:大胡田なつき
    2020年5月5日にシミュレーションライブオーディオ『TUI』の配信に合わせ制作された楽曲。この日の「20200505」という日付の文字列がデジタル表記だと左右対称になることに引っかけ、前述の通り「202 OTO 505」という原題で、楽曲を譜面上で表すと左右対称になる「回文構造」の楽曲で、歌詞も一曲を通して回文となるように製作された曲である。
  7. 真昼の夜
    作曲:成田ハネダ 作詞:成田ハネダ
    2020年6月10日リリースの配信限定シングル。ロート製薬「ロートジー デジタルMVフェス」第1弾。
    ドラムパートの録音は「一度打ち込みのドラムスの音をパートごとに分け、それをそれぞれドラムセットの当該の太鼓やシンバルに取り付けたBluetoothスピーカーで大音量で鳴らし、それをマイクで録って再構築する」という手法が使われている[1]
  8. Anemone
    作曲:成田ハネダ 作詞:成田ハネダ・大胡田なつき
  9. 人間合格
    作曲:成田ハネダ 作詞:大胡田なつき
  10. tika
    作曲:成田ハネダ 作詞:成田ハネダ・大胡田なつき
  11. つむぎ
    作曲:成田ハネダ 作詞:大胡田なつき

脚注

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  1. ^ synonymの仕組み - 成田ハネダのnoteより