THE GUILTY/ギルティ
| THE GUILTY/ギルティ | |
|---|---|
| Den skyldige | |
| 監督 | グスタフ・モーラー |
| 脚本 |
グスタフ・モーラー エミール・ニゴー・アルバートセン |
| 製作 | リーナ・フリント |
| 製作総指揮 | ヘンリック・ゼイン |
| 出演者 |
ヤコブ・セーダーグレン イェシカ・ディナウエ ヨハン・オルセン オマール・シャガウィー カティンカ・エヴァース＝ヤーンセン |
| 音楽 |
カール・コルマン キャスパー・ヘッセラゲール |
| 撮影 | ジャスパー・スパニング |
| 編集 | カーラ・ルーフ・ハインツェルマン |
| 製作会社 |
ノルディスク・フィルム・スプリング ニュー・デニッシュ・スクリーン |
| 配給 |
 ノルディスク・フィルム・ディストリビューション ファントム・フィルム |
| 公開 |
 2018年1月21日 (SFF) 2018年6月14日 2019年2月22日 |
| 上映時間 | 85分 |
| 製作国 |
 デンマーク |
| 言語 | デンマーク語 |
| 興行収入 |
 $8,170,839[1] 1億3000万円[2] |
『THE GUILTY/ギルティ』（Den skyldige）は、2018年のデンマークのスリラー映画。グスタフ・モーラー監督・脚本、ヤコブ・セーダーグレン主演。
本作はいわゆる「低予算映画」であるが、主人公は911で働くオペレーターであり、舞台となる「緊急通報指令室」の中だけでストーリーが完結するという手法と、伏線と結末の意外さが高い評価を得た。
2018年のサンダンス映画祭のワールド・シネマ・ドラマティック・コンペティション部門で上映された[3]。第91回アカデミー賞外国語映画賞にはデンマーク代表作として出品され[4][5][6]、最終選考9作品に残った[7]。
ジェイク・ジレンホール主演によるアメリカでのリメイクが報じられている[8][9]。TBSラジオがオーディオドラマ化した。
あらすじ
[編集]ある日、緊急通報指令室のオペレーターのアスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、事件を解決しようと奔走する。
キャスト
[編集]※ 括弧内は日本語吹替
- アスガー・ホルム
- 演：ヤコブ・セーダーグレン（小原雅人）
- 緊急通報指令室のオペレーター。近いうちに、刑事に復帰する予定である。
- ラシッド
- 演：オマール・シャガウィー（初村健矢）
- アスガーの相棒刑事。
- イーベン・オスタゴー
- 演：イェシカ・ディナウエ（櫻庭有紗）
- 誘拐された女性。
- ミケル・ベルグ
- 演：ヨハン・オルセン（中野泰佑）
- イーベンの元夫。イーベンを誘拐。
- マチルデ・オスタゴー
- 演：カティンカ・エヴァース＝ヤーンセン（望田ひまり）
- イーベンとミケルの6歳の娘。
- ボー
- 演：ヤコブ・ローマン
- その他の日本語吹き替え
- 見上裕昭 / 反町有里 / 岡本幸輔 / 中井美琴
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、113件の評論のうち、98%にあたる111件が高く評価し、平均して10点満点中7.94点を得ている[10]。 Metacriticによれば、23件の評論の全てが高く評価し、平均して100点満点中83点を得ている[11]。
リメイク
[編集]2021年にハリウッドでリメイクされた。アントワーン・フークア監督、ジェイク・ジレンホール主演兼・製作[12][13]。
→詳細は「THE GUILTY/ギルティ (2021年の映画)」を参照
出典
[編集]- ^ “Den Skyldige” (英語). The Numbers. 2020年2月24日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 72頁
- ^ Debruge, Peter (2017年11月29日). “Sundance Film Festival Unveils Full 2018 Features Lineup” (英語). Variety (Variety Media, LLC) 2018年1月1日閲覧。
- ^ “Danmarks bedste bud på en Oscar: En nervepirrende thriller med titlen: 'Den skyldige'” (デンマーク語). Politiken (20 September 2018). 20 September 2018閲覧。
- ^ Holdsworth, Nick (20 September 2018). “Oscars: Denmark Selects 'The Guilty' for Foreign-Language Category” (英語). The Hollywood Reporter. 20 September 2018閲覧。
- ^ Abbatescianni, Davide (21 September 2018). “The Guilty enters the Oscars race for Denmark, Woman at War for Iceland” (英語). Cineuropa. 21 September 2018閲覧。
- ^ “Academy Unveils 2019 Oscar Shortlists” (英語). The Hollywood Reporter (17 December 2018). 18 December 2018閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2018年12月10日). “Jake Gyllenhaal to Star in Remake of Denmark’s Oscar Entry ‘The Guilty’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety 2020年2月24日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick (2018年12月10日). “Jake Gyllenhaal To Star In Remake Of Danish Oscar Entry ‘The Guilty’” (英語). Deadline.com 2020年2月24日閲覧。
- ^ “The Guilty (Den skyldige) (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “The Guilty Reviews” (英語). Metacritic. 2020年2月24日閲覧。
- ^ “ジェイク・ギレンホール、リメイク版「ギルティ」に主演 「サウスポー」監督と再タッグ”. 映画.com. (2020年9月25日) 2021年9月25日閲覧。
- ^ “ジェイク・ギレンホール主演Netflix映画『THE GUILTY』劇場公開決定！予告＆ビジュアルも到着”. cinemacafe.net. (2021年9月17日) 2021年9月25日閲覧。