THE WAR/戦場の記憶
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THE WAR/戦場の記憶 | |
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The War at Home | |
監督 | エミリオ・エステベス |
脚本 | ジェームズ・ダフ |
原作 |
ジェームズ・ダフ 『Home Front』 |
製作 |
ジェームズ・ダフ エミリオ・エステベス ブラッド・クレヴォイ スティーヴン・ステイブラー |
音楽 | ベイジル・ポールドゥリス |
撮影 | ピーター・レヴィ |
編集 | クレイグ・バセット |
製作会社 | タッチストーン・ピクチャーズ |
配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ |
公開 |
1996年11月20日 劇場未公開 |
上映時間 | 125分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
THE WAR/戦場の記憶(ザ・ウォー せんじょうのきおく、原題:The War at Home)は、1996年のアメリカ合衆国のドラマ映画。エミリオ・エステベスが監督・製作・主演の3役を務めた。そのほかの出演はマーティン・シーン、キャシー・ベイツ、キンバリー・ウィリアムズなど。
概要
[編集]ベトナム帰還兵の男と、彼の家族との関係・心の葛藤を描いた作品。脚本家のジェームズ・ダフが1984年に発表した戯曲「ホームフロント」を映画化したもので、エステベスが「ディズニーが本作の制作費を提供する代わりに『D3 マイティ・ダックス 飛べないアヒル3』に無償で出演する」という契約に従って、300万ドル(宣伝費用も含めた総予算は450万ドル)の予算で製作された作品である[1][2]。なお本作は父のマーティン、息子のエミリオ、孫のレネー・パロマと、エステベス家が3世代にわたって出演している作品でもある。
あらすじ
[編集]ベトナムで兵士として戦争に参加したジェレミーはPTSDを患い、帰国から1年経ってもその辛い経験を忘れられずにいた。傷ついたジェレミーを理解できず、受け入れることのできない厳格な父。ジェレミーを子供のように扱い、必要以上に世話を焼く母。家族との関係は悪化する一方であった。やがて感謝祭の日、ジェレミーの怒りは頂点に達する。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ジェレミー・コリアー:エミリオ・エステベス(関俊彦)
- ボブ・コリアー:マーティン・シーン(樋浦勉)
- モーリン・コリアー:キャシー・ベイツ(谷育子)
- カレン・コリアー:キンバリー・ウィリアムズ(日野由利加)
- メリッサ:カーラ・クギーノ(折笠愛)
- ブレンダ:レネー・エステベス
- バス停の少女:パロマ・エステベス
公開
[編集]この映画は1996年11月20日に劇場公開された。興行成績は43,000ドルにとどまり、失敗であった[3]。
日本では劇場未公開。1997年4月25日にタキコーポレーションからVHSが発売されたが、DVD・Blu-rayは未発売。
脚注
[編集]- ^ The War at Home (1996) - IMDb 2022年9月10日閲覧。
- ^ “Movie Review: The War at Home” (英語). www.austinchronicle.com. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “The War at Home”. Box Office Mojo. 2022年9月10日閲覧。