Team Fortune
Team Fortune(チーム・フォーチュン)は、コナミアミューズメント(2016年10月まではコナミデジタルエンタテインメント)のメダルゲーム開発チームの一つである。
主にプッシャーゲームの開発を行う部署である。初期のメインプロデューサーは奥秋政人で、2010年まで作品のプロデュースを務めた。なお、奥秋は以後の作品でもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。2011年以降の作品はそれまでディレクターであった佐々木龍がプロデューサーを務めた。その後、DREAMSPHERE GRAND CROSSを最後に名称の公表を中断していたが、2020年にスマッシュスタジアムの稼働に合わせTeam Fortune Nextという新たなチーム名を公表している。
概要
[編集]チーム名の由来は『フォーチュンオーブ』シリーズ(延べ3作)から。
『Team Fortune』のロゴが初めて登場したのは『GRAND CROSS』からではあるが、このゲーム以前に発売された『フォーチュンオーブ』シリーズや『ファンタジックフィーバー1、2、3』『ウィングファンタジア(アラビアンクリスタル)』に続いて、『GRAND CROSS』以降の同開発チーム製作のゲームには、『Team Fortune』のロゴが『KONAMI』ロゴ・『e-AMUSEMENT』ロゴ又は『MILLIONET』ロゴの次に登場する事となっている。なお、コナミのゲームで開発チームのロゴがタイトル画面に登場するのは非常に珍しいケースである。ロゴの表示はアニメーション版(同開発チームが得意とするボール物理抽選がモチーフ・ボールがポケットに落ちて『o』となりそこからロゴが表示される)と静止画版の2種類ある。
『GRAND CROSS PREMIUM』では、『KONAMI』ロゴの次に『MILLIONET』ロゴの順で進むと『Team Fortune』ロゴが出ず即座にタイトルビジュアルに移行する(センタースクリーン・各ステーション部共通/当時)。これは『MILLIONET』接続時のみ起こる現象であるが、2010年4月21日のオンラインアップデートにより、センタースクリーン部のみ『KONAMI⇒MILLIONET⇒Team Fortune』の通常パターンに修正されている。[1]
メディア出演について
[編集]奥秋政人はワールドビジネスサテライトの特集によるインタビュー出演があり、佐々木龍は『月刊アルカディア』(エンターブレイン)2011年4月号のアーケード版ラブプラス2作品のインタビュー記事に登場している。
製作タイトルリスト
[編集]旧Team Fortune
[編集]- GRAND CROSS(GRAND CROSS PLUS)
- スピンフィーバー
- ファンタジックフィーバー3
- GRAND CROSS PREMIUM
- スピンフィーバー第2章 夢水晶と魔法のメロディー
- FORTUNE TRINITY
- PANORAMA FANTASY
- GRAND CROSS CHRONICLE
- ラブプラス MEDAL Happy Daily Life - 同チームの作品で唯一物理抽選を使用していない。また、この筐体はのちにFEATUREWORLDに変更されたものもある[3]
- スピンフィーバー 夢幻のオーケストラ
- VenusFountain
- フォーチュントリニティ2
- DREAMSPHERE GRAND CROSS
Team Fortune Next
[編集]脚注
[編集]- ^ また、「スピンフィーバー夢幻のオーケストラ」(2も同様)では『MILLIONET』ロゴはどの画面にも表示されない。
- ^ ここでは原則としてデモ画面に「Team Fortune」が登場するものが挙げられる。
- ^ https://www.konami.com/amusement/aicc/title.htmlで「LP筐体」と記載されているものが該当する