Tech Kids Grand Prix
Tech Kids Grand Prix (テックキッズグランプリ) | |
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受賞対象 | 小学生であること |
スポンサー | Cygames
Meta_(企業) X (2023年創業の企業) Adobe Microsoftほか |
開催日 | 毎年12月-3月(決勝) |
会場 | 東京・渋谷(決勝戦) |
国 | 日本 |
主催 | CA Tech Kids テレビ朝日 |
報酬 | 賞金総額100万円 協賛企業賞ほか |
初回 | 2018年 |
最新回 | 2024年 |
公式サイト | 公式サイト |
『Tech Kids Grand Prix』(テックキッズグランプリ)は株式会社CA Tech Kidsと株式会社テレビ朝日[1]が主催する、小学生を対象にしたプログラミングコンテストである。通称「TKGP」。
2018年に第1回大会が開催され、決勝の様子はYouTubeで生配信される[2]。
主に国内外のIT企業が協賛[3]している。
2023年度大会の応募数は7,000件[4]を超え、日本国内では最大の小学生向けプログラミングコンテストである。
2023年度大会までは、CA Tech Kids単独主催だったが、2024年度はテレビ朝日との共同開催を決定している[5]。
概要
[編集]大会の概要
[編集]日本の小学校でのプログラミング教育が、2020年から必修化されることが決定し、2016年頃よりプログラミング教育事業者が増加した。「皆が目指したくなるようなコンテストを開催しよう、それをIT業界全体で盛り上げていこう」[6]という目的で、2013年からプログラミング教育を進めてきたサイバーエージェントグループの株式会社CA Tech Kids[7]が創設した。応募資格は「小学生であること」の一点のみで、プログラミングを用いて開発され、PCやスマートフォンで再現が可能な作品であれば、言語やプラットフォームを問わずに応募することができる。ただし、作品の再現にロボットや特殊なハードウェアが必要になる作品は提出することができない。
審査基準は、
- VISION(ビジョン)掲げる夢や実現したい世界観
- PRODUCT(プロダクト)夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品
- PRESENTATION(プレゼンテーション)自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していく姿勢
の三点で、作品のみの評価を行うものではない。
小学生向けコンテストとしては異例の、賞金総額100万円が受賞者に贈られる。
また、主に自治体が主催する、地域の小学生を対象にしたプログラミングコンテストが、本大会の「地域連携コンテスト」として開催され、2023年度には28の大会が連携している。[8]
大会の変遷
[編集]第1回大会(2018年度)[9]には、1,019件の応募があり、ゲーム部門6名と自由制作部門6名の計12名がファイナリストとして、渋谷ヒカリエでプレゼンを行った。それぞれの部門第1位から、決選投票で初代優勝者が決められた。
第2回大会(2019年度)[10]には、部門が撤廃され、すべての作品が同じ基準で審査された。前年比1.4倍の1,422件の応募があり、3次審査を突破した10名がファイナリストとして渋谷ヒカリエでプレゼンテーションを行った。
第3回大会(2020年度)[11]には、前述の「地域連携コンテスト」の開催が始まり、全国から2,189件の応募があった。第2回大会までは11月に渋谷ヒカリエで決勝が行われていたが、初めて12月に渋谷ストリームにて開催された。
第4回大会(2021年度)[12]には、3,122件の応募があり、12月5日(日)に渋谷ヒカリエにて決勝大会が開催された。
第5回大会(2022年度)[13]の開催が6月13日(月)に発表された。47都道府県を6つに区分した「エリア予選」が初めて実施され、決勝大会は2023年2月26日(日)に渋谷ヒカリエで開催された。
第6回大会(2023年度)[14]の開催が7月3日(月)に発表された。前回同様にエリア予選が実施され、決勝大会は2024年2月25日(日)に渋谷ヒカリエで開催された。
第7回大会(2024年度)[15]の開催が5月30日(木)に発表され、エリア予選が実施されること、本選決勝は2025年3月2日(日)に渋谷ヒカリエで開催されることが決定した。
歴代優勝者
[編集]年度 | エントリー期間 | 決勝プレゼンテーション | 会場 | エントリー数 | 優勝者 | 作品名 | 学年(当時) |
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2018 | 4月5日(木) - 7月23日(月) | 9月24日(月・祝) | 渋谷ヒカリエ ホールA | 1,019 | 宮城 采生 | オシマル | 小5 |
2019 | 1月24日(木) - 7月14日(日) | 9月23日(月・祝) | 渋谷ヒカリエ ホールA | 1,422 | 澁谷 知希 | Famik | 小6 |
2020 | 7月1日(水) - 9月30日(水) | 12月6日(日) | 渋谷ストリームホール | 2,189 | 川口 明莉 | マークみっけ! for SDGs | 小4 |
2021 | 7月1日(木) - 9月24日(金) | 12月5日(日) | 渋谷ヒカリエ ホールB | 3,122 | 後藤 優奈 | 楽しく学ぼう!!コミュニケーションアプリ | 小4 |
2022 | 7月1日(金) - 9月30日(金) | 2023年2月26日(日) | 渋谷ヒカリエ ホールB | 5,210 | 山本 匡一郎 | ほしをめぐるぼうけん | 小6 |
2023 | 7月1日(金) - 9月30日(土) | 2023年2月25日(日) | 渋谷ヒカリエ ホールB | 7,391 | 小川 智也 | いえPay | 小6 |
2024 | 7月1日(月) - 9月30日(月) | 2025年3月2日(日) | 渋谷ヒカリエ ホールB | - | - | - | - |
脚注
[編集]- ^ “日本最大の小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2024」開催決定〜今年度はテレビ朝日と共同開催〜 | テックキッズスクール”. Tech Kid (2024年5月30日). 2024年7月22日閲覧。
- ^ (日本語) 2020年全国No.1小学生プログラマー決定!Tech Kids Grand Prix 2020 決勝プレゼンテーション ライブストリーミング 2021年11月5日閲覧。
- ^ “Tech Kids Grand Prix”. Tech Kids Grand Prix. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “小学生プログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2023」 応募総数7,391件!昨年比142%に”. Tech Kid (2023年11月2日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ “日本最大の小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2024」開催決定〜今年度はテレビ朝日と共同開催〜 | テックキッズスクール”. Tech Kid (2024年5月30日). 2024年7月22日閲覧。
- ^ “IT業界が「プログラミング教育」で立ち上がるべき理由”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2018年4月5日). 2021年11月5日閲覧。
- ^ “株式会社CA Tech Kids”. 株式会社サイバーエージェント. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “Tech Kids Grand Prix”. Tech Kids Grand Prix. 2024年1月31日閲覧。
- ^ “大会結果 | Tech Kids Grand Prix”. テックキッズグランプリ. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “大会結果 | Tech Kids Grand Prix”. テックキッズグランプリ. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “Tech Kids Grand Prix”. Tech Kids Grand Prix. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “Tech Kids Grand Prix”. Tech Kids Grand Prix. 2022年9月10日閲覧。
- ^ “全国の小学生より3,122件の応募が集まるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2021」応募数の都道府県別ランキングを発表 | テックキッズスクール”. Tech Kid (2021年10月4日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “国内最大の小学生向けプログラミングコンテスト 「Tech Kids Grand Prix 2023」応募受付開始 | テックキッズスクール”. Tech Kids School. CA Tech Kids (2023年7月3日). 2024年1月22日閲覧。
- ^ “日本最大の小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2024」開催決定〜今年度はテレビ朝日と共同開催〜 | テックキッズスクール”. Tech Kid (2024年5月30日). 2024年7月22日閲覧。