ティーンエイジ・ファンクラブ
ティーンエイジ・ファンクラブ Teenage Fanclub | |
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基本情報 | |
出身地 | スコットランド グラスゴー |
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック インディー・ロック パワー・ポップ ギター・ポップ |
活動期間 | 1989年 - |
レーベル |
クリエイション Sony Records ペマ マタドール |
公式サイト | www.teenagefanclub.com |
メンバー |
ノーマン・ブレイク レイモンド・マッギンリー フランシス・マクドナルド デイヴ・マッゴーワン ユーロス・チャイルズ |
旧メンバー |
ジェラード・ラヴ ブレンダン・オヘア ポール・クイン |
ティーンエイジ・ファンクラブ (Teenage Fanclub) は、スコットランドはグラスゴー出身のオルタナティヴ・ロックバンドである。略称は『TFC』。
メンバー
[編集]現メンバー
[編集]- ノーマン・ブレイク (Norman Blake) ヴォーカル/ギター
- レイモンド・マッギンリー (Raymond McGinley) ヴォーカル/ギター
- フランシス・マクドナルド (Francis MacDonald) ドラム
- デイヴ・マッゴーワン (Dave McGowan) ベース/ヴォーカル
- ユーロス・チャイルズ (Euros Childs) キーボード/ヴォーカル
- ノーマン、レイモンド、ジェラード(2018年脱退)の3人はそれぞれマルチプレイヤーであり、ギターやベースなどパートをシャッフルすることも多い。
- また、上記の3人全員がソングライターを務め、基本的に作曲者がその曲のボーカルをとっている。初期はほとんどの曲をノーマンが作曲していた。
旧メンバー
[編集]- ジェラード・ラヴ (Gerard Love) ヴォーカル/ベース
- ブレンダン・オヘア (Brendan O'Hare) ドラム
- ポール・クイン (Paul Quinn) ドラム
来歴
[編集]1980年代後半にノーマン・ブレイク、レイモンド・マッギンリー、フランシス・マクドナルドの3人で組んでいた前身のバンド、ザ・ボーイ・ヘアドレッサーズ (The Boy Hairdressers) を経て1989年、スコットランド・グラスゴーにて結成。
ザ・ボーイ・ヘアドレッサーズ時代には53rd&3rdレーベルからシングルを発売している。そこにレーベルを設立したザ・パステルズでドラムを担当していたフランシス・マクドナルドが加入。スティーブン・パステルの紹介でペイパー・ハウス・レコードから『カソリック・エデュケイション』を発表する(アメリカではマタドール・レコードよりリリース)。このアルバムが評判となりクリエイション・レコーズと正式に契約。フランシス・マクドナルドはレコーディング中に脱退しドラマーは途中からブレンダン・オヘアが加入。
1991年、ドン・フレミングがプロデュースを手がけたセカンドアルバム『バンドワゴネスク』発表。ニルヴァーナの世界的メガヒットによるオルタナティブ・ブームの潮流の中でスコットランドのインディーズバンドとして知名度が上がり始め、アメリカ盤をゲフィン・レコード傘下のDGCレコードから出していたティーンエイジ・ファンクラブもその余波を受ける。
1993年、『サーティーン』発表。ブレンダン・オヘアが脱退。
1994年、初来日公演。
1995年、コンピレーション『ディープ・フライド・ファンクラブ』発売。元スープ・ドラゴンズのポール・クインが加入し『グランプリ』発表。来日公演。
1997年、『ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン』発表。来日公演。
2000年、『ハウディ!』発表。ポール・クインが同アルバムのドラムパートのレコーディング終了をもって脱退し、フランシス・マクドナルドが再加入。所属していたクリエイション・レコーズが1999年に閉鎖したため、同アルバムはクリエイションの親会社であったソニー系列のコロムビア・レコードから発売された。サマーソニック00に参加。
2002年、ベストアルバム『ヒット大全集』発売。
2003年、来日公演。
2005年、ジョン・マッケンタイア(トータス、ザ・シー・アンド・ケイク)がプロデュースを手がけたアルバム『マン・メイド』を発表。同アルバムはヨーロッパでは自身のレーベル、ペマ(PeMa)よりリリースされ(流通はPIAS)、アメリカではマージ・レコードよりリリースされた。サマーソニック05に参加。
2009年、サマーソニック09に参加。
2010年、『シャドウズ』を発表。サポートメンバーだったデイヴ・マッゴーワンが正式加入。
2018年、ジェラード・ラヴがツアー計画に関しての意見の相違により脱退[1]。
2019年、元ゴーキーズ・ザイゴティック・マンキのユーロス・チャイルズが加入[2]。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- カソリック・エデュケイション - A Catholic Education(1990年)
- バンドワゴネスク - Bandwagonesque(1991年) 全英22位、全米137位
- サーティーン - Thirteen (1993年) 全英14位
- グランプリ - Grand Prix (1995年) 全英7位
- ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン - Songs from Northern Britain (1997年) 全英3位
- ハウディ! - Howdy!(2000年) 全英33位
- 英知と希望の詩 - Words Of Wisdom And Hope(2002年) (ジャド・フェアーとの共作)
- マン・メイド - Man-Made(2005年) 全英34位
- シャドウズ - Shadows(2010年) 全英30位
- ヒア - Here (2016年) 全英10位
- エンドレス・アーケード - Endless Arcade (2021年) 全英11位
- ナッシング・ラスツ・フォーエヴァー - Nothing Lasts Forever (2023年) 全英30位
コンピレーション・アルバム
[編集]- ザ・キング - THE KING(1991年) 全英53位
- ディープ・フライド・ファンクラブ - Deep Fried Fanclub(1995年)
- ヒット大全集 - Four Thousand Seven Hundred and Sixty-Six Seconds: A Short Cut to Teenage Fanclub (2002年) 全英47位
シングル
[編集]- エヴリシング・フローズ - Everything Flows(1990年)
- エヴリバディズ・フール - Everybody's Fool(1990年)
- ザ・バラッド・オブ・ジョン・アンド・ヨーコ - The Ballad of John & Yoko(1990年) (ビートルズのカバー)
- ゴッド・ノウズ・イッツ・トゥルー - God Knows It's True(1990年)
- スター・サイン - Star Sign(1991年)
- ザ・コンセプト - The Concept(1991年)
- ザ・ピール・セッションズ - The Peel Sessions(1991年)
- ホワット・ユー・ドゥ・トゥ・ミー - What You Do To Me(1992年)
- フリー・アゲイン / バッド・シード - Free Again / Bad Seed(1992年)
- ラジオ - Radio(1993年)
- ノーマン3 - Norman 3(1993年)
- ハング・オン - Hang On(1994年)
- フォーリン - Fallin'(1993年) (映画「ジャッジメント・ナイト」挿入曲。デ・ラ・ソウルとの共作)
- メロウ・ダウト - Mellow Doubt(1995年)
- ニール・ユング - Neil Jung(1995年)
- ハヴ・ロスト・イット - Have Lost It(1997年)
- エイント・ザット・イナフ - Ain't That Enough(1997年)
- アイ・ドント・ウォント・コントロール・オブ・ユー - I Don't Want Control of You(1997年)
- スタート・アゲイン - Start Again(1997年)
- ロング・ショット - Long Shot(1998年)
- アイ・ニード・ディレクション - I Need Direction(2000年)
- ダム・ダム・ダム - Dumb Dumb Dumb(2001年)
- ニア・トゥ・ユー - Near to You(2002年) (ジャド・フェアーとの共作)
- ディドゥ・アイ・セイ - Did I Say(2002年)
- アソシエイション - Association(2004年) (インターナショナル・エアポートとの共作)
- フォールン・リーヴス - Fallen Leaves (2005年)
- イッツ・オール・イン・マイ・マインド - It's All In My Mind (2005年)
- ベイビー・リー - Baby Lee (2010年)
脚注
[編集]- ^ “Announcement from Teenage Fanclub” (20 August 2018). 6 March 2019閲覧。
- ^ “Teenage Fanclub - It’s 2019, and so far this year we have...” (16 January 2019). 19 March 2020閲覧。