Template:スポーツ 最近の出来事 2005年12月12日
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- (スケート)9日、トリノオリンピックのテスト大会となるスピードスケートのワールドカップトリノ大会がイタリアのトリノのオーバルリンゴットで行われた。女子500mで吉井小百合が38秒36で2位、岡崎朋美が38秒57で3位に入った。男子500mで加藤条治が35秒23で2位となった。及川佑は6位、清水宏保は10位であった。なお、オーバルリンゴットはこの種目の会場で、8250人収容できる。自動車メーカー、フィアットの工場跡地に建設されているが、未完成。→11月21日、22日、28日、30日参照
- (競馬)11日、日本の中山競馬場で5回中山4日が開催し、第11競走で施行された第57回朝日杯フューチュリティステークス(GI・芝1600m)は、2番人気に支持されたフサイチリシャール(牡2・福永祐一騎乗)が、レースを引っ張ったレソナルの2番手に付け、最後の直線入口で交わし、5番人気に支持されたスーパーホーネット(牡2・内田博幸騎乗)の猛追をクビの差で避けて優勝した。優勝したフサイチリシャールはこの勝利により通算成績4戦3勝、重賞2勝目、GI初制覇、前走の東京スポーツ杯2歳ステークスをコースレコードで優勝していた。なお、1番人気に支持されたアグネスデジタルの半弟ジャリスコライト(牡2・ケント・デザーモ騎乗)は3着に、前走の新潟2歳ステークスを優勝したショウナンタキオン(牡2・田中勝春騎乗)は4着、前走の京王杯2歳ステークスを優勝したデンシャミチ(牡2・柴田善臣騎乗)は12着に敗れた。
- (競馬)11日、香港の沙田競馬場で香港国際競走が開催された。4競走の結果は以下の様になった。
- 第5競走で施行された、第12回香港ヴァーズ(国際GI・芝2400m)は、2番人気に支持されたイギリス調教馬ウィジャボード(Ouija Board・牝4・キーレン・ファロン騎乗)が8番人気に支持された伏兵日本調教馬のシックスセンス(牡3・四位洋文騎乗)を2と3/4馬身の差をつけて優勝した。優勝したウィジャボードはこの勝利により通算成績13戦7勝、重賞5勝目、GI4勝目、前走のジャパンカップでは5着に敗れおり、今期はGIIIのプリンセスロイヤルステークスの1勝と不振だった。なお、1番人気に支持された凱旋門賞の2着入賞をしたウェスターナー(Westerner・牡6・オリビエ・ペリエ騎乗)は5着に敗れた。
- 第6競走で施行された、第7回香港スプリント(国際GI・芝直線1000m)は、11番人気に支持された地元香港の伏兵ナチュラルブリッツ(Natural Blitz・騸5・グリン・スコフィールド騎乗)が同じ香港のプラネットルーラー(Planet Ruler・騸6・ジェラルド・モッセ騎乗)に1と3/4馬身の差をつけて優勝した。優勝したナチュラルブリッツはこの勝利により通算成績23戦11勝、国際重賞、国際GIともに初制覇。昨年に芝1000mの競走で55.4のコースレコードをマカオで記録、当時マカオの怪物と呼ばれていたが、昨シーズンは7戦未勝利と不振だった。なお、1番人気に支持されたケープオブグッドホープ(Cape of Good Hope・騸7・マイケル・キネーン騎乗)は5着に敗れた。
- 第7競走で施行された、第15回香港マイル(国際GI・芝1600m)は、3番人気に支持された日本のハットトリック(牡4・オリビエ・ペリエ騎乗)が、地元香港の伏兵ザデューク(The Duke・騸6・ダレン・ビードマン騎乗)に1と1/4馬身の差をつけて優勝した。優勝したハットトリックはこの勝利により通算成績13戦8勝、重賞4勝目、GI2勝目、前走のマイルチャンピオンシップでも優勝しておりGI2連勝をし、2002年のエイシンプレストン以来の日本調教馬の優勝をした。なお、1番人気に支持された地元香港のブリュシュラック(Bullish Luck・騸6・ジェラルド・モッセ騎乗)は4着に敗れた。
- 第8競走で施行された、ワールドレーシング・チャンピオンシップ最終戦、第19回香港カップ(国際GI・芝2000m)は1番人気に支持された地元香港のヴェンジャンスオブレイン(Vengeance of Rain・騸5・アンソニー・デルペッチ騎乗)が3番人気に支持されたフランス調教馬のプライド(Pride・牝5・クリストフ・スミヨン騎乗)をクビの差で避け優勝した。勝利したヴェンジャンスオブレインはこの勝利により通算成績16戦8勝、重賞7勝目、GI4勝目、昨シーズンは香港ダービー・クイーンエリザベス2世カップ・香港チャンピオンズ&チャターカップを含む重賞5勝を上げ、香港の中長距離の最強馬に君臨していた。なお、昨年の優勝馬アレクサンダーゴールドラン(Alexander Goldrun・牝3・マニング騎乗)は8着に敗れた。