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The Kitahama

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Kitahama
施設情報
所在地

大阪府大阪市中央区高麗橋1丁目63番1、伏見町1丁目6番

地図
座標 北緯34度41分21.2秒 東経135度30分25.9秒 / 北緯34.689222度 東経135.507194度 / 34.689222; 135.507194
状態 完成
建設期間 2006年9月 - 2009年3月
用途 共同住宅、商業施設、オフィス
地上高
最頂部 なし
屋上 209.4 m
最上階 207.8 m
各種諸元
階数 地下1階、地上54階、塔屋2階
延床面積 79,605.68
関連企業
設計 三菱地所設計、日本設計鹿島建設長谷工コーポレーション
施工 鹿島建設、長谷工コーポレーション
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上町台地大阪城公園から望む

The Kitahamaザ・キタハマ)とは、大阪府大阪市中央区高麗橋1丁目にある超高層マンション北浜タワーと呼ばれることもある。サブネーミングとして住宅ゾーンをThe Kitahama Tower、付属の商業施設ゾーンをThe Kitahama Plazaと呼び、併せてThe Kitahama Tower & Plazaとしている。

概要

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この場所にはかつて、百貨店の三越大阪店があったが、2005年5月5日に閉店した[1]。その跡地に、建設されたのがこのThe Kitahamaである。住所上は北浜ではなく高麗橋だが、地下鉄北浜駅に直結している。

2022年1月まで日本で最も高い(209m)居住用マンションであったが、2022年1月に虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー(221m)が完成し国内2位となった。

事業主は三洋ホームズ(現 サンヨーホームズ)をはじめとする10社であり、施工は鹿島建設長谷工コーポレーションである。

The Kitahama Tower

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住宅ゾーンであるThe Kitahama Towerは、総戸数465戸(分譲435戸、非分譲30戸)の住居と店舗とで構成されている。駐車場は313台(住宅用282台、店舗用31台)、自転車置き場は936台ある。1階にエントランスホール、11階にグランドホール、12階から54階に住居がある。1階と11階とは2基のシャトルエレベータで結ばれており、11階以上には低層用、中層用、高層用、それぞれ2基ずつのシースルーエレベータがある。そのほかに、メール用などの7基のエレベータがある。

事業主(売主)は以下の通り。

The Kitahama Plaza

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商業施設ゾーンであるThe Kitahama Plazaは、ショッピングゾーン、クリニックゾーン、フィットネスクラブとで構成されている。フロアは地下1階から地上6階(Tower部分の10階に相当)に位置する。

主なテナントは以下の通り。

持分の80%は、2011年(平成23年)10月31日にオリックス不動産が取得し、2012年(平成24年)1月27日に同社が匿名組合出資する「合同会社North Beach」が取得、2013年(平成25年)4月1日にオリックス不動産投資法人が39億円で取得した[2]。残りの持分20%は、2014年(平成26年)3月20日にサンヨーホームズからオリックス不動産投資法人が9億7,500万円で取得した[3][4]2016年1月29日、オリックス不動産投資法人は持分100%を野村不動産プライベート投資法人に57億10百万円で譲渡した[5][6]

特徴

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施錠・開錠は非接触ICカードを用いて行う。関西で初めてOSAKA PiTaPaをカードキーとして使えるほか、おサイフケータイなどでも施錠・開錠が可能である。1階エントランスホールと11階グランドホールのオートロック、12・29階のエレベーターホールと48階以上のフロア(ヴィンテージフロア)各階のオートロック、シャトルエレベータ前、エレベータカゴ内(カードをかざして初めて行き先ボタンが押せる)、そして各住戸玄関の鍵を開ける際にこれらのカードキーを使用することになる。

また、超高層マンションでは携帯電話の電波が届きにくくなることから、全住戸にNTTドコモが提供するFOMA-IMCSの屋内アンテナが設置されている。

そのほか、オール電化住宅システムの採用、各階にゴミ集積所の設置、コンシェルジュカウンターの設置といった特徴がある。

主な共用施設は以下の通り。

  • ゲストルーム「ゴールド」
  • ラウンジ「スカイブルー」
  • 和室「千望亭」
  • AVルーム
  • 集会室「パールホワイト」

2009年度グッドデザイン賞と第23回大阪市ハウジングデザイン賞を受賞した[7]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ なお、北浜から撤退した三越は2011年、JR大阪駅大阪ステーションシティに「JR大阪三越伊勢丹」として移転・再開業した。運営はジェイアール西日本伊勢丹が担当。北浜撤退と同じ年の2005年には出店を決定し、当初は三越の直営店とする予定であったが、その後に伊勢丹と経営統合したことから、JR西日本グループと三越伊勢丹グループの合弁店舗としての出店となった。
  2. ^ 資産の取得に関するお知らせ(ORE 有楽町、The Kitahama PLAZA、クロスガーデン川崎及びテックランド戸塚店(底地)) 2013年3月8日 オリックス不動産投資法人
  3. ^ 資産の取得に関するお知らせ(渋谷パインビル、MG市ヶ谷ビルディング、JouLe SHIBUYA、インターヴィレッジ大曲、バロー鈴鹿ショッピングセンター、The Kitahama PLAZA、ウエストパークタワー池袋、マイアトリア東十条) 2014年3月3日 オリックス不動産投資法人
  4. ^ 固定資産の信託設定ならびに信託受益権譲渡による特別損失の発生に関するお知らせ 2014年3月3日 サンヨーホームズ株式会社
  5. ^ 資産の譲渡に関するお知らせ(The Kitahama PLAZA、パークアクシス西麻布ステージ) 2016年1月25日 オリックス不動産投資法人
  6. ^ 【売買】大阪“The Kitahama”の買い主は野村不動産の私募REIT | 日経不動産マーケット情報 2016年2月10日
  7. ^ サンヨーホームズ株式会社 | “The Kitahama” TOWER & PLAZA(ザ キタハマ)「第23回大阪市ハウジングデザイン賞」を受賞 2010年1月21日

関連項目

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外部リンク

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