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vioria

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
vioria
2024年のvioria
基本情報
出生名 ヴィオレータ・シューマル
生誕 (2004-05-27) 2004年5月27日(20歳)
出身地  ウクライナキーウ州ホストメリ
ジャンル ポップロック
職業
活動期間 2022年 -
レーベル Black Beats

vioria (ヴィオリア、2004年5月27日 - )は、ウクライナの音楽家である。本名はヴィオレータ・シューマルウクライナ語: Віолета Шумар)。

ウクライナのキーウ州にあるホストメリ市出身。Vioriaはポップ・ロックで歌っており、日本のハローキティのキャラクターが好き、日本語でシングルがリリースした。

来歴

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2022年:はじめての音楽、「Siohodni Viina」と「6 prychyn zakokhatysia」

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Vioriaはウクレレカバーで音楽キャリアを始めた。最も人気のあるカバーは、ロシアの歌「Ty pokhozh na kota」(: Ты похож на кота、直訳「君は猫に似てる」)のウクライナ語訳で、2022年2月に自分のテレグラムチャンネルにリリースした[1]

「posered nochi」シングルのジャケット

キーウ州の占領解除後、vioriaは自身の音楽を作り始め、自身の曲「Siohodni Viina」(: Сьогодні війна、「今日は戦争」)を収録してTikTokに動画を投稿し[2]、vioriaの個性に注目が集まった。その後、Black Beatsレーベルに所属し、2022年5月27日の18歳の誕生日に「Ya prosto hochu dodomy」(宇: Я просто хочу додому、「ただ家に帰りたい」)曲をリリースした。この曲では「みんなの避難民ウクライナ人にとって馴染み深い」テーマであるホームシックについて歌っていた[3]

その後2022年の8月に「khvora na liubov」がリリースした。同年11月4日に「hello kitti」がリリースした。vioriaのスタイルと日本のキャラクター「ハローキティ」への憧れについての曲である。12月10日はリヴィウではじめてのソロコンサートを開催し、新EPを発表した[4]

2023年-:「キティロック」と『KISTKY』

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リヴィウでのコンサートで猫耳をつけたvioria、2024年2月

2023年の7月末にvioriaは「サマーアニメ&Kポップフェスティバル」に合わせてウクライナ22都市をツアーし、リヴィウでのフェスティバルの一環として1,500人を超える観客の前でパフォーマンスした[5]

2024年8月23日にはじめてのアルバム『KISTKY』(: КІСТКИ、骨)をリリースした[6]

音楽性

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Vioriaは主にポップロックのジャンルで歌っている。「キティロック」と呼ばれる新しいジャンルの音楽を歌っていると主張している。Vioriaによるそれは「初恋、最初の執着、友人との関係、そして一般的な10代の感情など、10代の物事についての柔らかいロックサウンド」を意味する。「キティ」という名前は、日本のハローキティキャラクターに由来している[7]

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • 2024年 - KISTKY[8]

EP

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  • 2022年 - 6 prychyn zakokhatysia
  • 2023年 - Uroky Flirtu[9]

シングル

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タイトル
2022
  • Siohodni viina[10]
  • ya prosto hochu dodomu
  • posered nochi
  • khvora na liubov
  • hello kitti
2023
  • tatu
  • tianochka
  • shkola Liubovi
  • na tsiomu vse
  • metelyky[11]
  • kryvava vechirka
2024
  • den' zakokhanykh
  • DAKIMAKURA
  • barabanshchyk!
  • ty ii liubysh

脚注

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  1. ^ Telegram: Contact @violettavviola” (2023年1月13日). 2023年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
  2. ^ моя перша пісня. 💔🇺🇦 | TikTok” (2023年1月13日). 2023年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
  3. ^ maximum.fm (2022年6月25日). “vioria – 'Я просто хочу додому': мережу підкорює пісня юної виконавиці” (英語). Радіо Максимум. 2024年8月9日閲覧。
  4. ^ 22 найкращих українських альбоми 2022 року” (ウクライナ語). Лірум (2023年1月30日). 2024年8月9日閲覧。
  5. ^ Зірка з Японії і яскраві косплеєри! Фестиваль аніме і K-pop у серпні здивує Вінницю - 20 хвилин” (ウクライナ語). vn.20minut.ua. 2024年9月29日閲覧。
  6. ^ КІСТКИ (BONES) by ⁣vioria” (英語). Genius. 2024年9月18日閲覧。
  7. ^ Vitaly, Signatulin (2022年11月9日). “Ukrainian kitty-rock: the phenomenon of the young artist” (ウクライナ語). grinchenko-inform.kubg.edu.ua. 2024年4月28日閲覧。
  8. ^ КІСТКИ (BONES) by ⁣vioria” (英語). Genius. 2024年9月18日閲覧。
  9. ^ Vioria видала мініальбом "Уроки флірту" | Новини | Радіо Промінь” (ua). www.nrcu.gov.ua. 2024年8月9日閲覧。
  10. ^ моя перша пісня. 💔🇺🇦 | TikTok” (2023年1月13日). 2023年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
  11. ^ Kuzmenko, Oksana (2023年10月31日). “Синьо-жовтий листопад. Українські події у Польщі. Оновлено” (ウクライナ語). Наш вибір — інформаційний портал для українців у Польщі. 2024年8月9日閲覧。