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Vision NOA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Vision NOA
ジャンル サイコサスペンス
漫画:Vision NOA
作者 米原秀幸
出版社 秋田書店
掲載誌 ヤングチャンピオン
レーベル ヤングチャンピオンコミックス
発表期間 2011年No.5 - 2012年No.19
巻数 全4巻
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Vision NOA』(ヴィジョン ノア)は、米原秀幸による日本漫画作品。『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて、2011年No.5から2012年No.19まで連載。米原秀幸のデビュー作である『SPRINGS』が1989年に『ヤングチャンピオン』で連載されてから、22年ぶりの同誌での連載である。スター・システムらしく『ウダウダやってるヒマはねェ!』等に登場したキャラクターやその子供が出演している。

あらすじ

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老刑事・張沼耐造は、凄惨な殺人事件の現場で見かけた少年が気にかかっていた。張沼が少年を再び見かけた時、彼は殺人現場でスケッチをしていた。その絵は、被害女性の死ぬ間際の姿だった。見分けがつかないくらいに顔を粉砕された女性の、殺される直前の表情をなぜ少年は知っているのか?以降、他人には見えないモノが視えてしまう少年・島田乃亜とベテラン刑事・張沼は事件解決に奔走する。

登場人物

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島田 乃亜(しまだ のあ)
節久(せっく)市立第五中学校に通う中学3年生の少年。人が死んだ場所の近くにいると、そこに残留する死者の感情が瞳に映るという、特殊な能力がある。普段はどこにでもいるような普通の内気な少年だが、死者の感情を視ている際には目が据わり、憑かれたような表情になる。
幼いころ、乗っていた飛行機が墜落し、1人だけ助かった経験を持つ。同乗していた母は、その時からずっと意識不明となっていた。
張沼 耐造(はりぬま たいぞう)
初老の男性。節久警察署捜査一課のベテラン刑事。上司からは疎まれている。
鬼場 洋平(きば ようへい)
張沼の相棒で、頭をスキンヘッドにした刑事。島田亜輝や赤城直巳の学生時代の先輩。
赤城 里美(あかぎ さとみ)
乃亜の友人の女の子。乃亜と同じ節久市立第五中学校に通っている。普通の人には見えないモノを視てしまう乃亜のことを案じている。乃亜と同居している。
赤城 直巳(あかぎ なおみ)
里美の父親で、乃亜の保護者。
島田 亜輝(しまだ あき)
乃亜の父親。アメリカで探偵をしている。まだ幼かった乃亜を親友の直巳に預けたままにしており、乃亜は亜輝の顔も知らなかった。
緩田(かんだ)
王水町の老刑事。
小林 金太(こばやし きんた)
緩田の相棒の刑事。亜輝の学生時代の後輩。

書誌情報

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  • 米原秀幸 『Vision NOA』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全4巻
    1. 2011年7月20日発売 ISBN 978-4-253-14732-3
    2. 2011年12月20日発売 ISBN 978-4-253-14733-0
    3. 2012年6月20日発売 ISBN 978-4-253-14734-7
    4. 2012年9月20日発売 ISBN 978-4-253-14738-5