VxClusterServer
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VxClusterServer(Veritas Cluster Server、VCS)とは、VERITAS社による高可用クラスターパッケージのことである。 2015年リリースのVersion 7.0からはVeritas Infoscale Availability[1][2]に含まれるクラスターサービスという位置づけとなっている。
名称
[編集]正式名称は「Veritas Cluster Server」である。
概要
[編集]商用UNIXへの基幹機能提供をビジネスとするVERITAS社において、当初、商用UNIXでシェアトップであり、クラスターパッケージの無かったSUNのSolaris向けに出荷されていたが、2008年現在はHP-UX、AIX、Windows、VMwareに向けても製品出荷が行われている。
高可用クラスターとして、アプリケーションのサービスへの仮想IPの付与やネットワークインターフェースカード (NIC)のOSに寄らない切り替え手段の実装など、普遍的な機能をいち早く実装しており、多くのユーザにて使用されている。
また、独立ソフトベンダとして論理ボリュームマネージャパッケージでトップシェアを誇る自社製品でもあるVxVMとの親和性も高く、商用UNIXでのヘテロジーニアス環境での同一操作性を提供できるという強みもある。
競合製品には以下がある。
- オラクルのOracle Solaris Cluster(旧称Sun Cluster)
- ヒューレットパッカード (HP) のMC/ServiceGuard
- IBMのPowerHA(旧称HACMP)
- 日本電気のClusterPro
脚注
[編集]- ^ “Veritas InfoScale™ What's New Guide”. Veritas. 2017年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月8日閲覧。
- ^ “Veritas InfoScale™ What's New Guide 7.0 Windows”. Veritas. 2021年11月8日閲覧。