WACUL
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目26番地8 2F 北緯35度41分45秒 東経139度45分45秒 / 北緯35.69583度 東経139.76250度 |
設立 | 2010年9月27日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2010001135511 |
事業内容 |
マーケティングDXの支援ソリューションの提供 コンサルティングおよび人材事業 |
代表者 |
大淵亮平(代表取締役社長) 垣内勇威(代表取締役) |
決算期 | 2月末日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
外部リンク |
wacul |
株式会社WACUL(ワカル)は、東京都千代田区に本社を置く日本の企業。
概要
[編集]マーケテイングのPDCAをテクノロジーで高効率化するプラットフォーム「AIアナリスト・シリーズ」、DX組織の構築、KPI・オペレーション設計などの上流まで「DXコンサルティング」など、マーケティングDXをワンストップで支援[1]している。
また、産学連携の社内研究組織としてWACULテクノロジー&マーケティングラボをローンチし[2]、WACULが保有するマーケティングデータや課題解決の知見を元に、AIやマーケティングを研究・実践する専門家やデジタルマーケティングに関するデータを保有する他社(ヤプリ[3]、ラクス[4]など)と共に、共同で研究活動を推進している。
2015年には東京大学松尾研究室と共同研究を行う[5]など、ビッグデータを企業運営に生かす「データ経営」を先導している[6]。
代表取締役の一人(社長とは別)を垣内勇威が務めている。
沿革
[編集]- 2010年09月 - 株式会社WACUL設立
- 2011年04月 - 成果コミット型Webコンサルティング事業開始、「AIアナリスト」前身の社内利用向けアクセス解析データ自動分析ツール開発開始
- 2014年08月 - 社内利用向けの自動分析ツールをSaaSに改良し、アクセス解析データ分析レポートサービス「Sure!」のベータ版をリリース
- 2015年
- 04月 - 「Sure!」事業の後継として、アクセス解析・改善提案サービス「AIアナリスト」をベータ版としてリリース。人工知能がWebサイトの改善点を提案する「AIアナリスト」公式リリース
- 06月 - 株式会社ジャフコより資金調達を実施
- 08月 - 東京大学松尾研究室と共同研究を開始
- 11月 - 「AIアナリスト」をサブスクリプション(月額課金)モデルに変更、正式版としてリリース
- 2016年08月 - 「AIアナリスト」サイト登録総数5,000突破
- 2017年
- 01月 - 株式会社ジャフコ、株式会社電通イノベーションパートナーズより資金調達を実施
- 04月 - 「AIアナリスト」サイト登録総数10,000突破
- 2018年
- 04月 - 「AIアナリスト」サイト登録総数20,000突破。コンテンツマーケティング支援サービス「AIアナリストSEO」β版提供開始
- 09月 - 「DXコンサルティング」提供開始
- 11月 - 株式会社リコー、株式会社マイナビ、TIS株式会社、みずほキャピタル株式会社等から資金調達を実施。株式会社リコーと協業契約を締結
- 2019年
- 01月 - デジタル広告に留まらずWebサイトも含め、統合分析・サポートする広告運用代行サービス「AIアナリストAD」提供開始
- 02月 - 社内研究所として「WACUL Technology&Marketing Lab」を設立
- 10月 - 「AIアナリスト」サイト登録総数30,000突破
- 2020年
- 02月 - 「AIアナリスト」をサイト改善PDCA自動化ツールとしてリニューアル
- 10月 - JTBコミュニケーションデザイン社と観光業DXを支援する「AIアナリスト forツーリズム」共同開発・リリース
- 2021年
- 02月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場
- 05月 - 「AIアナリスト」サイト登録総数35,000サイト突破
- 12月 - マーケティングDX人材プラットフォーム「Marketer Agent」提供開始
- 2022年
- 01月 - 有料職業紹介業の許可を取得
- 04月 - 東京証券取引所グロース市場に移行
主要サービス
[編集]- AIアナリスト
- デジタルマーケティングのPDCAを支援する自動データ分析・改善提案ツール
- データ分析を自動的に行い、改善提案から実行施策の成果測定まで、マーケティングのPDCAサイクルを自動化するマーケティングツール
- マーケターは、データ分析作業や施策管理、施策の効果検証などの煩雑な作業ではなく、本来行うべき戦略的なタスクに集中できることが特長
- AIアナリスト SEO
- CV最大化フォーカスのコンテンツSEO制作サービス
- AIがアクセス解析データに基づいて狙うべきキーワードの選定を行い、SEOに強いコンテンツを制作
- AIアナリスト AD
- Webサイトと一体運用で成果を出す広告運用サービス
- AIアナリストのノウハウを活用してCV獲得に効果的な広告媒体を選定、効率的な広告運用を代行
- AIアナリスト SEO
- CV最大化フォーカスのコンテンツSEO制作サービス
- AIがアクセス解析データに基づいて狙うべきキーワードの選定を行い、SEOに強いコンテンツを制作
- Marketer Agent
- フリーランスのマーケター人材紹介サービス[7]
- 専門ノウハウを有するフリーランス等のマーケティングDX人材と企業をマッチングし、企業の体制構築・成果創出を支援
- 1,000社超の企業支援を通じWACULが培った「課題特定力」と35,000超のサイト分析に基づく成果を出すための「方法論」で、市場に存在する最適な人材で企業の課題を解決
- DXコンサルティング
- デジタルを活用した戦略立案からオペレーション構築に至るまで、マーケティングのデジタルトランスフォーメーション(DX)をワンストップで実現
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “株式会社WACULのプレスリリース|PR TIMES”. PR TIMES. 2023年5月9日閲覧。
- ^ “Web改善コンサルティングのWACUL、産学連携の社内研究組織をローンチ——デジタルマーケティング分野の知見を積極的に提供・共有へ - BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報”. thebridge.jp (2019年2月27日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ 冨岡晶(Web担編集部) (2022年1月24日). “ECアプリで売上を伸ばすには? プッシュ通知は「週3回」、金銭メリット訴求や配信時刻にカギ【WACUL・ヤプリ調べ】 | Web担当者Forum”. webtan.impress.co.jp. 2023年5月9日閲覧。
- ^ 冨岡晶(Web担編集部) (2020年4月3日). “送信タイミングは関係なかった! メールの“反応率”を高めるのは「件名」【WACUL・ラクス調べ】 | Web担当者Forum”. webtan.impress.co.jp. 2023年5月9日閲覧。
- ^ “東京大学松尾研究室と人工知能ベンチャーWACULが共同研究”. IoT NEWS. 2023年5月9日閲覧。
- ^ “新興勢、データ経営を先導 - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2023年5月9日閲覧。
- ^ “マーケティング人材を企業に仲介 WACULが新サービス - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2023年5月9日閲覧。